林田直樹

音楽ジャーナリスト・評論家。著書「そこには、音楽と言葉があった」「音響設計家・豊田泰久…

林田直樹

音楽ジャーナリスト・評論家。著書「そこには、音楽と言葉があった」「音響設計家・豊田泰久との対談 コンサートホール×オーケストラ 理想の響きをもとめて」他。音楽之友社社外メディア・コーディネーター。クラシック音楽専門インターネットラジオOTTAVAプレゼンター。

最近の記事

「Web太陽」(平凡社)に連載していたBunkamuraのオペラ上演史についての記事(全4回)が完結。1989年の開場から現在に至るまで、《魔笛》に始まり《魔笛》に終わる構成。どんな刺激的な舞台が展開されてきたかを振り返りました。 https://webtaiyo.com/culture/18154/

    • 【大火傷】ようやく治りました。【全治2か月】

      2月5日の夜に鍋ごと熱湯をひっくり返して、両足首から先に大火傷を負ってから2か月。重症だった右足も、ようやく靴を履けるようになった。 実はまだ足の甲はわずかにチクチクするし、くるぶしのあたりまで広範囲にやや赤みが残っているが、とにかく無事に2本脚で歩行できるのは本当にありがたい。皮膚の復元力は、じれったくなるくらいにゆっくりだけれど、確かに働いてくれている。 (たくさんの方々からご心配の優しい言葉をかけていただき、ときにはお見舞いまでいただいてしまい、恐縮しております。本当

      • プロヴァンス風焼きトマトを4年ぶりくらいに作った。2つに切って、フライパンで切り口から先に両面を、崩れないように手早く焼き、刻みニンニクを散らして熱いオリーブオイルをかけて、塩コショウ。久しぶりなのであまり美しく焼けなかったけど、熱いトマトをナイフとフォークでいただくのは楽しい。

        • JR大宮駅ナカのエキュート大宮ノースの大宮横丁は昭和レトロの雰囲気で、全国のご当地グルメが集結して楽しい。山形辛味噌ニララーメン980円(写真はチャーシュー200円をプラス。無くても良かったかも)が美味しかった。PCを広げて仕事しているおじさんもいたけど、居心地は確かに良いです。

        「Web太陽」(平凡社)に連載していたBunkamuraのオペラ上演史についての記事(全4回)が完結。1989年の開場から現在に至るまで、《魔笛》に始まり《魔笛》に終わる構成。どんな刺激的な舞台が展開されてきたかを振り返りました。 https://webtaiyo.com/culture/18154/

        • 【大火傷】ようやく治りました。【全治2か月】

        • プロヴァンス風焼きトマトを4年ぶりくらいに作った。2つに切って、フライパンで切り口から先に両面を、崩れないように手早く焼き、刻みニンニクを散らして熱いオリーブオイルをかけて、塩コショウ。久しぶりなのであまり美しく焼けなかったけど、熱いトマトをナイフとフォークでいただくのは楽しい。

        • JR大宮駅ナカのエキュート大宮ノースの大宮横丁は昭和レトロの雰囲気で、全国のご当地グルメが集結して楽しい。山形辛味噌ニララーメン980円(写真はチャーシュー200円をプラス。無くても良かったかも)が美味しかった。PCを広げて仕事しているおじさんもいたけど、居心地は確かに良いです。

          「レコード芸術ONLINE」(音楽之友社)のクラウドファンディングが始まっていますが、新編集長の清本真章さんに、批評はどう変わるのか、読者との双方向性、巻末の情報欄など、気になるポイントについて、こちらの動画で疑問をぶつけてみました。 https://youtu.be/wXpzqLP6MoE?si=s8R9VjM5DF1a9LW8

          「レコード芸術ONLINE」(音楽之友社)のクラウドファンディングが始まっていますが、新編集長の清本真章さんに、批評はどう変わるのか、読者との双方向性、巻末の情報欄など、気になるポイントについて、こちらの動画で疑問をぶつけてみました。 https://youtu.be/wXpzqLP6MoE?si=s8R9VjM5DF1a9LW8

          【大火傷】かなり回復しています。【その後】

          パスタを茹でようとしていた熱湯を鍋からひっくり返して全部足元にぶちまけ、両足に大火傷を負ったのが2月5日の大雪の夜。 あれから1か月以上がたつが、まだ松葉杖が手放せない。痛みはほとんどなくなって、普通に歩けるようになり、左足は全快した。何なら松葉杖を持って走ろうと思えば走ることもできるのだけれど、回復の遅い右足の甲の皮膚が破けてまた血だらけになるのが怖いので、慎重にかばうように歩いている。完全に元通りになるには、もう少しかかりそうだ。 いまだから書けるけれど、最初の頃は本当

          【大火傷】かなり回復しています。【その後】

          ディオティマ弦楽四重奏団が語るシェーンベルクについての記事が、#東京春祭 の公式サイトで公開されました。弦楽四重奏という視点から作曲家について理解を深められる記事になったと思います。 https://www.tokyo-harusai.com/harusai_journal/quatuor-diotima/

          ディオティマ弦楽四重奏団が語るシェーンベルクについての記事が、#東京春祭 の公式サイトで公開されました。弦楽四重奏という視点から作曲家について理解を深められる記事になったと思います。 https://www.tokyo-harusai.com/harusai_journal/quatuor-diotima/

          【大火傷】足がしばらく不自由になりました【現状報告】

          あっ!と思ったときにはもう遅かった。 パスタを茹でようとして沸かしていた熱湯を鍋から足元に全部ぶちまけ、両足の甲を直撃した。 慌てて飛び退いたが、次の瞬間すさまじい痛みが襲ってきた。 真っ青になって風呂場に駆け込み、冷水をシャワーで浴びせた。取り返しのつかないことをしてしまったというショックと狼狽。 1時間、2時間と冷水を浴びせても、痛みはいっこうに引かない。みるみる両足はいびつに変形を始め、これが自分の足とは思えないほど、巨大な水ぶくれが幾つも膨らんできた。 全身から油汗

          【大火傷】足がしばらく不自由になりました【現状報告】

          あるドイツの音楽評論家に「つい最近まで小澤征爾は中国人の指揮者だと思っていた。中国の瀋陽生まれでしょう? 日本人だとは知らなかった。申し訳ないけど。中国人だと思っている人は多いと思うよ」と言われたことがある。日本の、というよりはアジア全体を代表する世界的指揮者という面もあった。

          あるドイツの音楽評論家に「つい最近まで小澤征爾は中国人の指揮者だと思っていた。中国の瀋陽生まれでしょう? 日本人だとは知らなかった。申し訳ないけど。中国人だと思っている人は多いと思うよ」と言われたことがある。日本の、というよりはアジア全体を代表する世界的指揮者という面もあった。

          WebマガジンONTOMOのCD3枚ずつ紹介する連載。毎月第1土曜日に更新しています。https://ontomo-mag.com/article/column/hayashida-cd-2024-2/

          WebマガジンONTOMOのCD3枚ずつ紹介する連載。毎月第1土曜日に更新しています。https://ontomo-mag.com/article/column/hayashida-cd-2024-2/

          Web太陽に、Bunkamuraのオベラについての第3回の記事がアップされました。 https://webtaiyo.com/culture/16142/?fbclid=IwAR0_Ag3V5pT77YV_CRvsJA9p4rnxa1z7p6F8LP_HibD_a2b0eQPKaJykmas

          Web太陽に、Bunkamuraのオベラについての第3回の記事がアップされました。 https://webtaiyo.com/culture/16142/?fbclid=IwAR0_Ag3V5pT77YV_CRvsJA9p4rnxa1z7p6F8LP_HibD_a2b0eQPKaJykmas

          生演奏とダンスのコラボによる内面的な舞台。WebマガジンONTOMOに、3月に来日して彩の国さいたま芸術劇場とロームシアター京都で行われるダンス公演、ノエ・スーリエ「The Waves」について書きました。 https://ontomo-mag.com/article/event/thewaves202402/

          生演奏とダンスのコラボによる内面的な舞台。WebマガジンONTOMOに、3月に来日して彩の国さいたま芸術劇場とロームシアター京都で行われるダンス公演、ノエ・スーリエ「The Waves」について書きました。 https://ontomo-mag.com/article/event/thewaves202402/

          今話題の #AppleMusicClassical で、サントリーホール限定プレイリストの一部を作成しました。最初からこうした冒険に関わることができ、ワクワクする作業でした。多くの人がクラシックに親しむ窓口としていただければ幸いです。 https://music.apple.com/jp/multi-room/6469999870

          今話題の #AppleMusicClassical で、サントリーホール限定プレイリストの一部を作成しました。最初からこうした冒険に関わることができ、ワクワクする作業でした。多くの人がクラシックに親しむ窓口としていただければ幸いです。 https://music.apple.com/jp/multi-room/6469999870

          早稲田大学のオープンカレッジの講座「旅するクラシック」(1/27、2/24、3/9)、どなたでもまだ申し込み可能です。ざっくばらんに楽しくやります。直接お目にかかることのできる数少ないイベント、私自身も楽しみです。 https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/60861/?fbclid=IwAR2vXdXbwroa2GAPU_ZkTS8zpWbIzgPpIiH6itlCIp8uLbqp3umWbDiqBmw

          早稲田大学のオープンカレッジの講座「旅するクラシック」(1/27、2/24、3/9)、どなたでもまだ申し込み可能です。ざっくばらんに楽しくやります。直接お目にかかることのできる数少ないイベント、私自身も楽しみです。 https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/60861/?fbclid=IwAR2vXdXbwroa2GAPU_ZkTS8zpWbIzgPpIiH6itlCIp8uLbqp3umWbDiqBmw

          「日経トレンディ臨時増刊・日経おとなのOFF 2024年絶対見逃せない美術展」で、「青のオーケストラ」の作者で漫画家の阿久井真さんとの対談が掲載されています。素敵な似顔絵も描いていただきました。クラシック音楽を漫画にする面白さや難しさについて、率直に語りあえる貴重な機会でした。

          「日経トレンディ臨時増刊・日経おとなのOFF 2024年絶対見逃せない美術展」で、「青のオーケストラ」の作者で漫画家の阿久井真さんとの対談が掲載されています。素敵な似顔絵も描いていただきました。クラシック音楽を漫画にする面白さや難しさについて、率直に語りあえる貴重な機会でした。

          音楽関連書紹介「天路歴程 天の都をめざして」(ジョン・バニヤン著 キリスト新聞社)

          ※インターネットラジオOTTAVAで12/1(金)にご紹介した本の覚書です。 本書を手に取ったきっかけは、近代イギリス音楽を代表する作曲家ヴォーン・ウィリアムズが生涯をかけて執念を燃やしたオペラ「天路歴程」(The Pilgrim's Progress/てんろれきてい 1951年初演 作曲家自身は道徳劇と呼んでいる)の原作だからである。 銀座教文館の3階のキリスト教書売り場に行くと「天路歴程」には子供向けのものをはじめ、さまざまなバージョンの普及版があるのがわかる。本書は

          音楽関連書紹介「天路歴程 天の都をめざして」(ジョン・バニヤン著 キリスト新聞社)