見出し画像

多様性の中で成長する子供達

みなさんこんにちは!なおきです!

今日でアメリカに来て一ヶ月が経ちます。

少しずつ授業にも慣れてきて

質問や受け答えができるようになってきました!

さてさてこの前の続きですが、日本のスポーツ界を変えるのでは無く

日本を変える必要があるのではないかと考えていると言いました!

どういうことなのかというと

日本の教育制度の改革です!

日本は独特の先輩後輩文化だったり

公用語が日本語であり

しかもスピーキングをはじめとする英語関係の能力は

求められなければ比較的必要がありません。

みなさんは日本人の国際的な感覚や当たり前だと思っていることは

海外ではどのように伝わると思いますか?

なになに、、、

おじぎ、、、

すし、、、

まんが、、、

てんぷら、、、

げいしゃ、、、

そう!正解です!

ほぼ通用しません!笑(文化、宗教、ルールなどなど)

文化は食文化や文化間の違いが面白いということがあったりするので別かもしれませんが、

そのようなことはスポーツにも同じことが言えるのではないかと考えています。

話は2年前のブラジルワールドカップに遡ります。

2014年、日本サッカー代表は前評判の良さとは裏腹に

本番では1分2敗グループリーグ敗退という結果になりました。

サッカーをちょっとでも知っている人ならば誰もがため息をついてしまった。

そんなとても残念な結果でした。

日本が初出場した1998年のフランスワールドカップ時と比べると

多くの日本人プレーヤーが実績を出し海を渡り

ドイツをはじめとする欧州5大リーグでプレーしているにも関わらず

なかなか結果を出すことができていません。

メディアでも取り上げられた、「自分たちのサッカーが出来なかった。」

というフレーズは覚えている方も多いのではないかなと思います。

世界に日本のサッカーは通用しませんでした。

ところで東アジアに存在する日本は異国が陸を通して接していない島国ですよね。

そして戦争がなく平和で先進国であるため

ある程度のことは日本にいてできてしまうので

わざわざ海外に行こうと思えないですし、現に僕がそうでした。

高校を卒業して大学生になった頃、海外へ対する思いはそんなに無く

日本から出たくないし出ようとも思っていませんでした。

イングランドやスペインのサッカーリーグに興味があったので英語を学んだり

スペイン語をちょこちょこ勉強したりしていただけです。

そのような考え方が強い日本では旅行でさえも異国に行ったことがない人が多い傾向にあります。

観光庁のデータによると2015年に海外へ渡航した日本人の数は1621万人とのことでした。

日本の人口が1億2700万人だとすると

全体の約13%の人しか海外に行っていないというのことです!

次世代を担う年齢層が10〜50代と仮に位置付けるならば

海外へ行ったことがある人はより数値が低くなるかもしれませんね。

たしかに海外に行けば何かが本当に変わるのか、と言われれば必ずしもそうではないと思っています。

その人が行きたいと思ったり、ある程度の興味や目的がなければ無理やり行っても、行かせてもあまり良い影響はない気がします。

ですが、日本ではうまくいっていたことやある程度の予測ができたり準備ができる状況ではなくなった時に

どのように対応するか、何考え何をしたら答えが導き出せるのか

そんなことが要求されることが多くなると思います。

即興で、今ある力だけでやりくりしてそのフィールドで生活する。

サッカーなどのスポーツならばその人の持てる力で

身体能力の高い選手や屈強な筋肉モリモリ外国人選手と闘わなければなりません!!

そして海外へ行くと「日本人」を意識します。

自分が何者であるのか、何をすべきなのかを考え

日本ではあまり使う機会がない言語を話し

日本との違いに時に戸惑い、時に楽しみ

ダイバーシティ、多様性が溢れているんです。

僕は日本が大好きですし、日本食の美味しさ、

あまり詳しい方ではないですが、文化や歴史は誇れるものだと実感しています。

今後、日本が今までのものを大切にしつつ

より良く変わっていくためには

次世代を担う10〜50代が団結する必要があることと

0〜9歳の教育環境、スポーツでいうならば育成年代はとても重要だと考えています。

「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする。」

という名言で有名な日本サッカー界の父とも言えるクラマーさんの言葉もあるように

プロスポーツでいうのならば

限られたルールの中で最高のパフォーマンスを出すこと

アマチュアスポーツや普段のアクティビティでいうならば

人々が楽しむために即興で考えて作る遊び

学べること、出会う人、かけがえのない体験

そんなダイバーシティがスポーツには詰まっていると思います!

そしてそんなダイバーシティが詰まった

スポーツを通した教育制度改革は

教育のツールとして効果を発揮するのではないかと考えていて

僕の実現したいことのうちの一つです。

体育ではなくてスポーツですよ!笑

次回は「体育とスポーツについて」です!

おたのしみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?