昨日、日本のガールズグループ「XG」のカムバックがありました。
2曲同時に発表で、ライブ配信、MV解禁など、ちょっとワクワクする夕方でした。
私、小さい頃からアイドルやアーティストのファンクラブに入ったことは一度も…ただの一度も無かったのですが、このXGに関しては「あ、入ろ」って少し前にすんなり入っちゃいました。

7人の女の子たち（なんて言ったら失礼なほど全員アーティスト）の歌唱力・ダンス・センスがずば抜けていることは言うまでも無いのですが、その子たちの後ろにいる大人たちがマジすごい。
コンセプト、曲、振り付け、衣装、セット、CG…いやもう、関わっている人たちの「新しいものつくってやるぜ！」のエネルギーが半端ないのを感じます。

正直、「新しいもの」って、もう簡単には出来ないんですよ。あらゆる分野でそうだと思う。そんな中でがんばってちょっと違うことををしても（したつもりになっても）、すぐ広がってマネされて埋没してしまう。そんな絶望の中にいるクリエイターたちにとっては希望の光だと思います。

チームXGの一番絶妙なところは、これまであるものをうまくミックスすること、その配分をきちんと調整することで「新しい」は無限に作れると証明しようとしているところ。かといって尖りすぎてもダメ、大衆におもねりすぎてもダメ、結局はエンタメであることを決して外さないで、その中でギリギリを攻めようとする姿勢…！

「ああ…出来るんだ…」そうだよね、できるよねっ！だって、多くのクリエーターって本当はそれを目指してるよね…って、しみじみしながら、かつ、ワクワクして見てしまうのです。

XGが売れる世界であって欲しい…そうしたら、クリエーターたちの希望の火は消えない…なんて、大げさなことまで考えてしまいます。

今回発売された2曲はとりあえずオトナな曲です。
それがキャッチーさに欠けると思う人がいることを十分承知であえてこれを出してきたチームXGの本気度、好きです。

さあ、というわけでチームXGに資金を提供しなければ(笑）。
久しぶりにCD買おうかな。
がんばれ！チームXG！