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シニア犬みきが亡くなってから、やっと大泣きできた

今朝は半年ぶりくらいに電車に乗った。行き先は、転院したばかりのメンタルクリニックと薬局のはずだった。先週の火曜日に初めてかかったクリニックの診察は先生がとても良い方でじっくりと話を聞いてくださる方だとわかりホッとした。薬局も変わったのだが、対応がとても丁寧で安心したのだが、何せ初めて薬を出してもらうところだから絶対間違えてはいけないから薬剤師さんとの話にもすごく神経を使う。

先生との初診では、先生も薬の名前の入力に気を使っていたようだが、私が前から飲んでいる桂枝加芍薬大黄湯大黄湯というツムラの134番の漢方薬が桂枝加芍薬というツムラの60番と入力ミスをされたのだった。先生も人間だからミスをすることもある。飲んでいる薬が多いので機械梱包するのに1時間以上は待つと聞いていたので、宅配便で薬を送ってもらうことになってのだが、届いて初めて処方された漢方薬が違うことに気づき、すぐに薬局に電話したら多少成分がちがうだけなので少し飲んでいただいて様子をみたらどうでしょうか?と言われたのだが、今の処方に落ち着くのにかなり時間がかかったので、やはり変えてもらいたいとクリニックに電話をして予約を入れてもらった。

そのすぐ後に、看護師さんから電話があり、クリニックに行かなくても薬局で間違えた漢方薬を交換してもらえるように手はずをとってくれたのだ。先生と看護師さんの優しいお人柄に触れてとても嬉しかった。それで、今日直接薬局に行ったら用意しておいてくれて欲しかった漢方薬をすんなり交換してもらった。手間が省けてよかった。クリニックのほうにもお礼を言わなければと思い、電話をしてきちんと漢方薬を変えてもらったのでありがとうございました、と伝えたら看護師さんがよかったです、申し訳ありませんでした、と謝って頂いたので、私も良いクリニックに転院してよかったと思った。

時間があったので、大きな文房具屋さんに寄って欲しかったボールペンと素敵な一筆書きを買った。体力がついてきたので行きは電車で行けたので、帰りも電車で帰ろうかタクシーで帰ろうか迷ったのだが、夫からみきが亡くなったことを出会った時から亡くなるまでの事を人に何度も話して泣くということを20回繰り返せばペットロスなんてならないよ、で言われたので、タクシーを使うことにした。

よし、タクシーの運転手さんにみきのことを話してみようと思ったら、たまたま若い運転手さんがうさちゃんの里親になって飼っていたという動物好きな人で、去年そのうさちゃんが旅行中にお友達に預けていた時に亡くなったという話を聞き、じっくり話を聞いてくれ、泣けなかったけどすごく嬉しくて、うちに着いたのにまだ話をしてて、こういう動物好きな人と巡り逢えたのもみきがはからってくれたご縁なのかな、と思った。でも、残念ながらこの時は涙が出なかった。

うちに入って、お昼ご飯に夫が作り置きしておいたお鍋に冷凍うどんを温めて混ぜて、録画しておいた朝ドラを見ながら食べてたら夫が帰ってきて私宛の荷物を見たら、クリスチャンの友達から送られたもので、その中に前ももらったフェイスマスクと6歳になるマナちゃんからのお手紙を見た時に思わず感情が高ぶり、大泣きしてしまった。今まではみきが亡くなったショックで亡くなったことを否定していたのだろう。それがもう会えないことがわかってきて気持ちが動いたのだろう。友達の優しさに触れて涙が出てきたのだ。やっと大泣きできた。でも、まだ一回だ。あと19回もこれをやるのもしんどいな、と思いつつ、さっそく友達にお礼の手紙を書いたので明日ポストに投函しよう。こういうことはメールではなく手紙がいい。後になってから何度も何度も読み返せるし持ち歩くこともできるから。良い友達が持てて、嬉しい。


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