つぶ貝のバジルバターとプチお説教
フレンチの一品で
エスカルゴバターというメニューがありますね。
パセリのみじん切りと発酵バターで作られた緑色のソースがからんだエスカルゴが、たこ焼き機のような鉄製の器に並んでいて、しっかり目にニンニクが効いたもの。ワインと良く合うんですよね。
さて、我が家のバルコニーのお話ですが、最近見よう見まねで初めてみた、私のベランダ菜園には、バジルが生い茂っている。
ところが和食主体の我が家では、なかなか消費できずにおりました。
そんな折、エスカルゴバターを思い出し、本日はつぶ貝を買ってきました。
エスカルゴの代わりにつぶ貝を、パセリの代わりにバジルを刻んで使おうと。
微塵切りにしたニンニクをオイルで炒め、すぐにつぶ貝も加えて、刻んだバジルを入れて塩をガリガリしたら出来上がり。つぶ貝のバジルバターが本日は我が家の食卓に並び、バジルを大量に食すことができました。
息子に“バジルの葉っぱ、お母さん摘もーっと!”とルンルンな感じで伝えると、
俺が俺がと走り出して、彼が全て摘み取ったのでした。
自分で摘んだ野菜は、本当に良く食べます。
それと、野菜でもお肉でも、何故か、なにかと“串に刺す”と良く食べます。なんでだろう。でも、その気持ちは分かります。
2つの心理作戦を導入して、子どもの食の幅を広げることをしたい、わたくしなのでした!
お酒のおつまみにもとてもオススメの一品ですので、バジルの季節を楽しんでみてくださいネ。
追記となりますが、1つ気になっている事を。
私が息子に、健康的なおやつを与えていると、同級生のお母さんがこう言います。
「えらいよね、ちゃんとこう言うカラダに良さそうなの食べて。うちの子はこういうの並べても食べなくて。。」
ちょっと待って!まだ4歳ですよね。
子どもが食事の支度をしているわけではないはずで、買い食いする年齢でもないはずで。
そこで思ったことは2つ。
一つはお子さんのその心理を作り上げたのはあなたですよということ。自分で決められないんだもん。
もう一つは、今の時点で「うちの子はこういうのを出しても食べない」と決めつけたら、彼女のこれから長く続く日々に重い影を落としませんかということ。
私たち親は年齢的に先に天にいくから知ったこっちゃない事かもしれないけど、
娘さんは、そのおかげで10代20代になった時に肥満になるリスクが増えたり、腸内環境が整わずに精神疾患(鬱など)が出たり、そうやって、若くて楽しいはずの時期をつらい思いで過ごしてしまう事になるかも知れない。
できることしかできないし、私もポテトチップスを与えたり、MSGも含まれた市販品をあげたりもするけれど、
できる限り、子どもがそういう意味でつらい人生になることが無いように挑戦し続けたいなと思った水曜日でした。
3歳4歳の子どもに何がおいしいものなのかを伝えられるのはお家の人だけ。
自然のうまさを伝え続けるのをどうかやめないで!!
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