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AO(総合型選抜)、推薦入試の勧め20

前回、目標が高い程、準備期間も必要と申し上げた。

中学生なら、指定校推薦まで視野に入れて高校〜大学へのヴィジョンを描けるし、高1ならこれからの3年間でかなり優れた内申書を作ることが出来る。

高2高3と進むにつれて、状況は厳しくはなるが、今から出来る事を精一杯やる事だ。副教科も頑張って少しでも良い内申書を作る事に全力を尽くして欲しい。

大切なのは、あなたの志望大学に合格するにはどんな準備が必要か、AOや推薦の場合、小論文を課される事も多いので。その準備も必要だ。

理系文系問わず、最も合否に直結するのが英語、特に長文読解力だ。

以前にも申し上げたが、単に単語を一杯知ってるだけではダメだ。

国語力は勿論、地理や歴史、倫理や現社、音楽や保健体育、物理化学や生物地学など、豊富なバックグラウンドが英文読解には必要だ。

何度も言うようだが、私が医学部において私立より国立を勧める理由もここにある。

効率重視の勉強を否定するつもりは無いが、副教科を含めて受験に直接関係のない科目も学ぶ事により、広い知識が身に付き、内申書、英文読解力、小論文に大きく寄与し、ひいては社会に出てからの飛躍に貢献する事は間違いない。

急がば回れ。
棚の近くにいると牡丹餅にありつけると申し上げたが、棚の近くにいるとは、そう言う事だ。

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