先日、節約に関しての記事を書きました。
「ほしいけど買わない」とか「食べたいけど太るからやめよう」など
ちょっとした我慢をするときにも使われる我慢エネルギー。
このエネルギーの一時的な在庫切れを回避しましょうという話だったのですが。

それに加えて、誘惑と戦うコツや、悪い習慣をやめるコツを知っておくと
節約はもちろん、ダイエットや勉強などにも役立つと思い、今日のテーマを選びました。
皆さんは、最近、どんな欲望と戦ったでしょうか。今年こそやめたい悪い習慣はありますか？

大きく捉えて比較すると、誘惑に勝ちやすくなる！？

誘惑と上手に付き合う方法として、今日は「解釈レベル理論」というのをご紹介したいと思います。

ダイエット中のあなたがコンビニでケーキを見つけ、「欲しいけれど買うのをやめる」という行動をとったとします。

この行動をあなたは「食べたら1キロくらい太ってしまいそう。現状を維持するために我慢した」と解釈することもできますし、
もう少し高い次元で「なりたいスタイルに一歩近づいた」と解釈することもできますし、
さらに高い次元で「自分の人生をコントロールできている」と解釈することもできます。

同じ出来事でも、私たちは解釈の仕方を変えることができますよね。
「宿題をやる」→「将来のために役立つことをしている」→「人生を面白くする学びを蓄積している」とか、
「今日のノルマを歩く」→「運動で健康を維持」→「健康で人生を楽しめる身体を手に入れる」とか、
考えてみると面白いなと思います。
皆さんは、普段、どのレベルの解釈をすることが多いでしょうか。

解釈は行動に影響を与えることがわかっています。
目標を追求するときは、高い解釈がお勧め。

「ケーキを食べたい」という欲求を、「1キロ」と比べたときより
大きく捉えた「自分の人生をコントロールできている状態」と比べた方が
欲求をコントロールしやすいと言われています。

悪い習慣を断ちたいなら、単に我慢するより代替行動を

悪い行動を断ちたい場合、皆さんはどうしますか。
「我慢する」ように努力するという人が多いのではないでしょうか。
実は「しないように我慢する」というのはとても難しく負荷がかかる行動といえます。
お勧めは「代替行動」。

例えば、いつもコンビニに寄って余計なものを買ってしまうという人は、
コンビニに行くのを我慢するのではなく、代わり本屋に寄るといった行動をしてみてください。

単に我慢するだけのときよりも、スムーズに回避ができるのが体感できると思います。

私はお酒が好きなのですが、休肝日を増やすためにお酒を我慢しようとするとストレスがたまってしまします。翌日たくさん飲んでしまい、失敗したこともあります。
お酒の代わりに炭酸水や美味しいジュース、ハーブティーなどを飲むようにしてからは、負担なくお酒を減らせるようになりました。

代替行動では、自分の気持ちが喜ぶような、代わりの行動を見つけるのがコツです。何をしたら、楽しくなるのか。よく考えて、試してみてください。

皆さんが、上手に誘惑と付き合えるようになりますように。

長らく放置していたnoteですが、学んだことを書き留めて、読んでくれた誰かの毎日が、今より少しよくなるような情報を発信していきたいと思うにいたりました。
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それでは、また次回、お会いできるのを楽しみに。