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【映画】「ボーはおそれている」

「ボーはおそれている」 2023年 アメリカ 179分

 2月21日にT・ジョイ京都で鑑賞。その前に別の映画を観たとき、予告編がながれていた。アリ・アスター監督の作品は、2019年に京都みなみ会館で「ミッドサマー」を観たことがある。
「この監督の作品なら、きっとヘンな映画なのにロードショー館でかかっている!」と思って、観に行った。
「ミッドサマー」ほど絵的には美しくなく、しけた中年男が現実と妄想の中を右往左往する陰々滅々な3時間をマゾ的に味わった。ボーが住んでいるアパートも周囲の住人もヘンだし、けがをしたボーを引き取った篤志家もヘン、森にするテント劇団の人達もヘン、間に挿入されている寓話のようなアニメも不思議、ラストもシュール。中毒になりそうでいいぞ(褒め言葉)。

チラシとパンフレット

 その映画館の入口にはこんな大きな掲示が! なんか誤解したパンピーの善良な人を引き込んでしまいそうで……いいのか?

映画館の入口

 あとでパンフで知ったが、この主人公のボーを演じていたホアキン・フェニックスは、あの1990年に23歳で死去した美少年リバー・フェニックスの弟だったのね!

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