見出し画像

『思わず号泣、えっ?そんな…』

ケーブルテレビの機械を変えることになった。
安い料金体系に変更するには、
機械を変えるしかないと言う。

それは問題ないけれど…
なんと!
ハードディスクに録りだめしていたものが
全て消えるらしい。

ガーーーーーーン。

大好きな
『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』。
放送が始まってから、ずっと録画していた。

それが、
消えてしまう(@_@)

と言うか、
録画だけして、まだ見てない回もある。

ガーーーーーーン。

全て消されてしまうのは悲し過ぎる。

仕方ないので…
週末は『オモウマい三昧』。

中京テレビ制作の『オモウマい店』は、
「オモてなしすぎでオモしろウマい店」を
略したもの。

お店紹介と言うより、
ドキュメンタリーに近い。

なので、
『ヒューマングルメンタリー』の名が付いている。

『おもしろい店』のハズなのに、
めっちゃ笑いながら
大概、最後には泣いている。

号泣する時もある。

お店のオバちゃんが、
めっちゃ明るいお蕎麦屋さん。
旦那さんと二人でやっている。

アハハハハっ!!
いつもお店からは、
オバちゃんの明るい笑い声が聞こえる。

『オバちゃんから、
 いつも元気を貰ってるんです♫』
お店のお客さんは異口同音に答える。

旦那さんの作る、
美味しいお蕎麦、天丼、カツ丼。

その上、
オバちゃんが近所で買って来たお菓子やみかん、
オバちゃん手作りの
編み物のタワシをサービスしてくれる。

近所のスーパーでも
オバちゃんが居るとすぐに分かる。
明るい笑い声が響いているから。

そのお蕎麦屋さんには
宴会用のカラオケルームがあった。

ある日、スタッフがオバちゃんに聞く。
「なんでカラオケルームを作ったんですか?」

オバちゃんは珍しく笑わずに答える。
『娘とね孫が交通事故にあったんですよ。
 飲酒運転にぶつけられて、20年ほど前に。
 今も施設に入ってるんですけど…』

旦那さんがかぶせるように話す。
『孫は音楽が好きだったから…
 なんかのキッカケで声が出ればいいなって。
 カラオケは好きなんだけど声が出ないんです。』

カラオケでもあったら
何かのキッカケで声が出るんじゃないかと思って
カラオケルームを作ったのだ。

胸が苦しくなった。

カラオケルームに込められた
旦那さんとオバちゃんの想い。

娘さんとお孫さんの車椅子の写真を
見せてくれた。

そして…

番組のロケの数ヶ月前に
ご長男が亡くなったと言う。

『だから編み物をしてタワシを作ったりしてる。
 編み物してる間は考えなくていいから。』

スタッフは尋ねる。
「辛いことがあっても笑顔でいられる理由は?」

『理由って言うか…
 明るくするしかないからね。』
オバちゃんは答える。

そして
シーンはいつものお店に戻る。

明るく笑うオバちゃん。
サービスで渡す大量の手作りのタワシ。

タワシの数は
オバちゃんの辛い時間の長さだった。

番組のエンドロールが
滲んで見えなくなった。
涙が止まらない…

#アメブロ #号泣 #感動 #感激 #感涙 #番組 #テレビ #オモウマ #omouma_CTV #中京テレビ #傑作 #最高傑作 #素晴らしい番組 #大好き #録画 #JCOM #機械 #取り替え #没入 #片桐D #川添D #ディレクター最高 #編集最高

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?