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day88 過去のわたしからのロングパス。

とある団体さまから講演依頼がきた。
自分が生きていて、頼まれて人前で話すことなんてないと思っていたのだが、繋いでくれた人への恩返しの意味も込めて受けることにしたのが、昨年末のこと。

依頼主は、1年前にはぐみ編集部主催で開催した性教育イベント『性人の日スペシャル』と、その際に書き綴った編集長ブログを読み、わたしの話を聞いてみたいと思ってくださったようだ。なんとありがたい。

ちなみに昨年のイベントは、AV男優の森林原人さんをゲストに(オンラインで)お招きして、助産師と学ぶ子ども向けの性教育と、大人が学びたいパートナーシップの話を二部構成にてお届けした。
ちなみに岩手で森林さんの性教育講座を開催したのは2回目で、初回も運営側として関わらせていただいた。

↑ここから7部作を書いているので、時間があったら読んでみていただきたい


話を戻そう。
講演依頼なんて予想もつかないところから、まさに降って湧いた!という感覚なのだが、引き受けた以上はしっかりとお応えしたいと考えている。

そんな訳で、改めて自分の中にある体験や思いを整理するため、このブログを読み返してみたのだった。
というより何を書いたか既に忘れかけていたのだ。


『はぐみ』を制作する上で、ベースになる部分は常に[体験]だった。持っている知識だけを述べ立てたところで、相手の心に響くことはないと知っていたからだ。

何かを伝えるのなら、体験ベースでなければ意味がない。知識なら他の人でも語れる。わたしはわたしの言葉で、わたしの体験を語るしかできないってことだ。


どんなに拙くても『わたしの話』をしようと決めた。資料とか一般論とかではなく、すべてのソースは、わたしだ。

そしてわたしは、子どもがいない。つまり、親目線では語ろうにも語れない部分があるということ。だからこそ、フォーエバー子ども目線。これをフルに活かしたい。


この講演を終えたら、調子に乗って講演活動とかしちゃうんじゃないかと、うっかり思ってしまいがちだけれど、そんなことより目の前の課題にしっかりと向き合って、ちゃんと原稿をつくろう。

1年前からのロングパスを受け取り、思いがけない場を用意していただけたことに感謝しつつ。


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