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day59 病気は身体が教えてくれる、心からのサイン。

今日は3か月振りの通院日。このnoteを始めてからは初の通院となる。

わたしは自分のことを普通に健康だと思っているのだが、客観視すると圧倒的に不健康のようだ。笑


およそ1年前、子宮と卵巣を全摘出した。4年前には、卵巣嚢腫で左側の卵巣を先に摘出している。
4年の間に2回入院しているのだが、実はその前にも病気で入院している。

2009年頃だったと思うが、IgA腎症という難病に罹った。(今では指定難病になったのだが、当時は指定外だった)

健康診断で尿蛋白が引っかかり、そして高熱を出した後、どす黒い血尿が出た。これはIgA腎症の特徴的な症状だ。

腎生検をして病状が確定し、そこから1か月ほど入院して、扁摘パルス療法という治療を受けた。扁桃腺を摘出し、ステロイド剤を大量に点滴投与する治療だ。
退院後も身体からステロイドを抜くため、半年ほどステロイド薬を飲み続けた。(その時は超ムーンフェイスになった)

お陰で寛解(慢性腎臓病なので完治ではなく寛解と言う)となり、IgA腎症で通院することはなくなった。


子宮を摘出したのは、子宮腺筋症という病気が原因だった。とかく生理が来るたび辛くて、不正出血も酷かったため、月の半分は憂鬱だった。ホルモン薬でコントロールすることも提案されたが、子供を持つことも諦めていたのもあり、摘出を決断したのだった。

子供を諦めたのは、不育症だったからだ。
流産を何度も繰り返し、岩手から夜行バスで東京の不育症専門医を尋ね、あれこれ調べた。第12因子という聞き慣れないヤツの数値と、あとは子宮腺筋症が原因のようだった。
治療法まで確立できたのだが、その後は不妊症に移行して、40歳でドロップアウトすることにしたのだった、というより今思えば、子供は別に欲しくなかった気もする。

その他、子宮頸がんの検査で疑陽性が出たこともあり、とにかく子宮やら腎臓やらに不調が多かった。ちなみに恥ずかしながら、肛門科にも二度入院している。


昨年夏、パワーアニマルセレモニーを受け、白蛇さんをお迎えした。そのときにチャネラーのアマラ京子さんからこんな感じのことを言われた。

あなたは我慢しすぎ。そして、人よりも我慢できてしまう人。だからこそ気を付けないと内臓持ってかれちゃうよ?

このとき既に、腎臓の一部は機能停止した状態で、子宮と卵巣もない。これらの臓器は、わたしの我慢と引き換えに、持っていかれたのだろう。


ゾーンが全部、五臓でいうところの「腎」にあたるのが、我ながら蠍座っぽいなぁと思う。蠍座の支配する部位である、生殖を司る卵巣と子宮。そこに到る前に肛門と腎臓を病んだあたり、我慢をやめないからこそ訪れる魔の手のようだ。


それでも子宮を摘出したことは、わたしにとって凄く良い選択だった。
生理がないって最高に平和だ。好きなときに温泉に行けるしセックスもできる。寝るときの不安もないし、生理用品でかぶれることもない。月の半分あった憂鬱がないというのがこんなにもしあわせなことなのかと改めて感動する。

ただ、ホルモンバランスを薬でコントロールしなければならないから、定期的に処方箋をいただく必要がある。
薬が合わない時期が少し続いたのだが、その時は更年期障害のホットフラッシュが酷くて大変だったが、今は本当に普通の生活だ。


さて、もうひとつ診療科目がある。
一度卒業したはずの腎臓内科だ。

子宮全摘で入院したとき、血圧が異常に高くて、入院中から高血圧の治療が始まったのだ。

これもまた我慢から来てるんだろうな、と思っている。緩く生きたら、きっと血圧も下がって安定するのだろう。


病気は、身体からのサインだ。そしてそれは心からのサインでもある。身体だけを治しても、心を診てあげないと、病気を繰り返したり、どんどん深刻になっていく。

我慢が日常的になると、多少我慢をやめたくらいでは状況は変わらないだろう。
自分を責めること、必要以上に戒めてしまうこと、甘えを許さないことが、どんどん積み重なっていく。

きっと「これくらいの我慢なんて、みんなしてるから」と言って、人より我慢しているのかもしれない。
もはやヒトデナシと呼ばれるくらいの生き方を選ぶ必要がありそうだ。

頑張らないし、我慢もしない。
そんなふうに生きてみよう。
迷惑かけまくる人生を選ぼう。

内臓持ってかれる前に、他人に迷惑かけまくる人生を選べるほうが絶対的にいいハズだ。


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