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大学入試改革についてChatGPTに聞いてみた。

ついにChatGPT有料版に課金!

4月から、なんと本格的にChatGPTを使おうと思って、有料版にしました!

現在、何かしらChatGPTくんに尋ねてます。

その中でも、日頃教育問題についてあれこれと愚痴ってばかりなので、思い切って尋ねてみました。なお、長いです(汗。なので要約を冒頭に付けています。

サマリー(要約)

日本の大学入試制度には偏差値教育の強調や一発勝負のプレッシャーなどの問題点がありますが、高い学力水準の保証や公平性といった優れた点もあります。教育の質を向上させるためには、総合的な評価の導入や多様な入試方法の提供が必要です。また、中高教員は、受験対策だけでなく、プロジェクト学習や小論文などを取り入れた教育を検討しており、これらの授業が生徒の批判的思考や問題解決能力の向上につながることが示されています。探究型学習の重要性を裏付けるためのエビデンスや、教育改革の方向性についてのアドバイスを提供しました。(ChatGPTによる)

まずは最初の質問

あなたはプロの教育評論家です。日本の大学入試制度についての問題点と優れている点について分析し、今の日本を発展、進化させるための大学入試制度はどうあるべきかの提案をマークダウン方式で記述してください。

と尋ねました。
ChatGPTはまず、役割を与えるのが良いそうです。
そして、マークダウン方式というのは、文章の羅列を見出しや箇条書きによって、簡潔にする方法・・・のことです。

この方法、国語科でも使えないかな~

問題点

そのまま貼り付けます。

偏差値教育の強調: 日本の大学入試では、偏差値という指標が重視される傾向にあります。これにより、単なる試験の点数を競う文化が根付いており、学生は試験対策に多くの時間を費やすことになります。これは、実践的なスキルや批判的思考能力の育成をおろそかにする可能性があります。
大量の受験生との競争: 多くの学生が限られた名門大学への入学を目指すため、非常に高い競争率を生み出しています。これは、受験生に過度なストレスを与え、精神的な健康問題を引き起こす原因となっています。
一発勝負のプレッシャー: 大学入試は人生を左右する一大イベントと見なされがちで、一回の試験での成績が将来を決定づけるというプレッシャーがあります。これにより、学生は過度なプレッシャーを感じることになり、多くの場合、そのプレッシャーに耐えかねてしまいます。

ChatGPT

点を競うということが前面に出てしまい、社会に出て必要なスキル、能力の育成がその下になってしまいがちですよね。

受験業界などもその部分で成立しており、一つの大きな経済を動かしているので、なかなか根深いものがあります。

優れている点

1 高い学力水準の保証: 日本の大学入試制度は、受験生から高い学力を要求します。これにより、入学する学生の学力レベルが保証され、高等教育の質の向上に寄与しています。
2 公平性: 筆記試験中心の入試制度は、一定の公平性を保っています。学生は自身の努力によって結果を左右することができ、背景や人脈に依存しない選考が行われる点は評価されています。

ChatGPT

確かに受験によって勉強せざるを得ない状況になっている・・・というのはあるかもしれません。でもそれは、純粋な学びへの自分の興味や関心、意欲・・・ではないところが残念です。

提案: 日本を発展、進化させるための大学入試制度

総合的な評価の導入: 学業成績だけでなく、個人の能力や特技、社会への貢献など、多面的な評価を導入することが重要です。これにより、多様な才能を持つ学生が評価され、より広い視野を持つ人材が育成されます。

面接や小論文を通じた評価の強化: 学生の人間性や思考過程を重視する評価方法を取り入れることで、より実社会で役立つスキルや能力を持った人材の選出を目指します。

多様な入試方法の提供: 学生が自分の得意分野や能力を活かせるように、多様な入試方法を提供することが望ましいです。これには、ポートフォリオ評価やプロジェクトベースの評価などが含まれます。

メンタルヘルスのサポート: 受験生のメンタルヘルスをサポートするための体制を整えることも重要です。試験のプレッシャーに対処するためのカウンセリングサービスや、ストレス管理のためのプログラムを提供することが求められます。

継続的な教育改革: 社会や技術の変化に応じて、入試制度も継続的に見直し、改善していく必要があります。これにより、時代に合った人材を育成し、日本の発展に貢献できる教育制度を構築します。


以上の提案を通じて、日本の大学入試制度がより公平で多様性に富んだものになり、学生が自分の能力を最大限に発揮できる環境が整うことを期待します。これにより、将来の日本社会を支える幅広い才能の育成に繋がるでしょう。

ChatGPT

なるほど。現在の教育改革とシンクロしています。

そこで私は次の質問を投げかけました。

ありがとうございます。大学入試制度がうまく国力を上げることにうまく機能している国と、その入試制度について説明してもらえますか?

黒瀬直美

国力向上において、教育制度が重要な役割を果たしている国は多くあります。特に、大学入試制度が国の発展に貢献している典型的な例として、フィンランドとシンガポールを挙げることができます。

フィンランド
フィンランドの教育システムは、世界的にも高い評価を受けています。大学入試制度は、学生の学業成績だけでなく、総合的な能力と適性を評価する点で特徴的です。
特徴
学生中心のアプローチ: 教育は学生の能力、興味、そしてニーズに合わせてカスタマイズされます。
総合的な評価: 大学入試では、筆記試験の他に、学生の個性、創造性、社会への貢献度など、多面的な要素が評価されます。
ストレスの少ない環境: 学生に過度なプレッシャーをかけることなく、自然な学びの環境を提供します。
国力への貢献
高い教育水準: 総合的な評価システムにより、多様な才能を持つ人材が育成され、高い教育水準が維持されます。
社会のイノベーション: 創造的で批判的な思考能力を持った人材の育成は、社会全体のイノベーションを促進します。

シンガポール
シンガポールは、教育制度を通じて国の競争力を大幅に向上させています。特に、その大学入試制度は厳格で効率的な選抜プロセスにより、高い学力と能力を持つ学生の選出に貢献しています。
特徴
高い学術基準: 入試は非常に競争が激しく、高い学術基準をクリアする必要があります。
専門性の重視: 特定の分野での専門性と技術的なスキルを持つ学生を積極的に育成します。
国際性: 多国籍な学生を受け入れることで、国際的な視野を持った人材を育てています。
国力への貢献
経済成長: 高い技術力と専門知識を持つ卒業生は、シンガポールの経済成長と技術革新を牽引しています。
グローバルリーダー: 国際的な教育環境により、グローバルな視野を持つリーダーが育成され、世界各地で活躍しています。

これらの国では、大学入試制度がただ高い学力を評価するだけでなく、学生の総合的な能力を重視し、国の将来を担う多様な才能の育成に貢献しています。教育制度が国力向上に果たす役割は非常に大きく、これらの事例から多くの示唆を得ることができます。

ChatGPT

なるほど。フィンランドについては、本で読んだことをシンプルにまとめてくれているな、という印象でした。シンガポールについては余り知らなかったので、勉強になりました。

国語科の教員として質問

私は現在、中学校、高等学校の国語科の教員です。大学入試制度が現在いろいろな問題を抱えている中で、未来を生きる生徒に対して、受験対策といった対策的な授業をやるべきなのか、プロジェクト学習、小論文、課題発見解決型学習といった授業を取り入れるべきなのか、悩んでいます。助言をお願いします。

黒瀬直美

あ~(汗。悩んでないけどwww とりあえず、迷っていると書いた方が良いと思って(汗。

未来を生きる生徒にとって、大学入試制度が抱える問題を考慮すると、受験対策としての授業だけではなく、プロジェクト学習、小論文、課題発見解決型学習といった授業の取り入れも非常に重要です。両方のアプローチにはそれぞれの価値があり、適切なバランスを見つけることが鍵となります。

●受験対策授業の価値
直接的な受験準備: 現行の大学入試制度においては、試験で高い成績を得るために特定のスキルが必要です。このため、受験対策は生徒が目指す大学に合格するための直接的な準備として非常に重要です。
基礎学力の確認: 受験対策授業は、生徒の基礎学力を固める良い機会となります。読解力、文法、語彙などの基本的な国語力を高めることは、全ての学問の基礎となります。


●プロジェクト学習、小論文、課題発見解決型学習の価値
実践的なスキルの習得: これらの学習方法は、批判的思考、問題解決能力、コミュニケーション能力など、21世紀に必要とされる実践的なスキルを生徒に提供します。
自立した学習者の育成: 生徒が自ら学び、考え、解決策を見つけるプロセスを通じて、自立した学習者を育成します。これは、生徒が将来直面するであろう予測不可能な問題に対処する上で重要です。
多様な学習スタイルへの対応: 生徒一人ひとりが異なる学習スタイルを持っているため、多様な授業アプローチを取り入れることで、より多くの生徒が学習に参加しやすくなります。


推奨されるアプローチバランスの取れたカリキュラム: 受験対策と探究型学習を組み合わせることで、生徒が試験で成功し、同時に将来のためのスキルも身につけることができます。例えば、週に数回は受験対策を中心にし、残りの時間でプロジェクト学習や課題解決学習に取り組むなど、時間割を工夫することが考えられます。
関連付けた学習: 国語科の授業で取り扱う内容を、プロジェクト学習や小論文のテーマと関連付けます。例えば、小論文の課題を通じて、文学作品の分析や社会的なテーマに対する批評を行うなど、受験対策と実践的な学習を組み合わせることができます。
生徒の興味とモチベーションを重視: 生徒が関心を持つテーマや問題を取り上げることで、学習に対する興味とモチベーションを高めることができます。生徒が主体的に学習に参加することで、より深い理解と学習の効果を期待できます。

教員としては、生徒一人ひとりのニーズに応じて柔軟に対応し、彼らが受験だけでなく人生全般にわたって成功するための多様なスキルを身につけられるよう支援することが重要です。

ChatGPT

バランス・・・なんですね。この二つについては、ダブルスタンダードだと思ってきました。今後はバランス、がキーワードになりそうです。

エビデンスは?

ありがとうございます。しかしながら、現場では受験対策に偏重した授業形態が未だに行われている学校もあります。探究型学習が将来の生徒のためになる、将来の社会のためになる、ということを説得するための材料、エビデンス、意見などを提示してください。

黒瀬直美

この質問を投げかけたけれど、ちょっと質問=プロンプトが悪かったためか、欲しい答えではなかったので、今後の課題としたいと思います。

感想

日頃思っていたことがかなり整理された形になりました。思考のパートナーとして活用することができそうです。ただ、嘘やミスには気をつけるつもりです。
これからも受験対策にとどまらない、将来のための授業を考えたいですね。
そのためには、もっとおもしろいこと、ちょっと変わってると思うことにもチャレンジして、新しいものを模索したいです。




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