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29.高校生新聞記者になってよかったこと。

私は高2の7月から卒業まで、高校生新聞という媒体で高校生ライターをしていた。コロナ禍で全ての活動が止まってしまったタイミングでこのサイトを見つけ、その時から今まで、所属している。特にバリバリ活動していたのは高2まででそれ以降はそこまで本格的に活動できてはないけど、月に2本ほどの記事を書き続ける経験を高校生時代にしていたことはとてもよかったのではないかと思っている。



活動としては150字までのミニコラムや400〜800字ほどのコラム、1000字を超える友達への取材コラムを記事にしていくこと。記事を書くことでお金を得られるわけではないけれど、グッズ紹介の時には購入費は図書カードでもらえたのと(グッズ自体ももらえた)月ごとの表彰で優秀な記事に選ばれると図書カードがもらえていた。そのためがっつり執筆に関わっていた期間はほぼ毎月500〜1000円分くらいは頂いていた。(学生とってこれはとてもありがたい)


この活動をしていてよかったことは、まずは文章力がついたこと。高校生になり、夏休みの作文や感想文を書く機会がなくなったことで、小中から文章作成力が上がるどころかむしろ落ちている自覚があった。しかし毎日少しずつ記事を書いたことで少しは文章を作成することへのハードルが下がり、大学生になった今もレポートづくりには対して困っていない。これはかなり良かったのではないかと思う。


2つ目は企画力を鍛えられたこと。高校生新聞では毎月固定のテーマコラムの募集がきて、それに対し立候補と記事案を出す。その後記事案が通ると正式に文字数や締め切りが決まり、執筆に入る。ただテーマにないコラムを書きたい場合や、やってみたい連載や企画があるときは編集部に提案すると書かせてもらえることもある。通った記事と通らなかった記事だとどちらが多いのか、もうわからないけれど、私はこの提案するコラムの方によく応募していた。その時に高校生新聞というコンセプトや時事、流行に応じて企画を考えるように意識していた。また日常から自分の周りの状況に目を配って記事のネタになるものがないか、アンテナを立てて活動するようにもなった。たくさんのことを意識するようになって、普通の高校生よりも企画力や提案力がついたのではないかと思う。


3つ目は大人との連絡の取り方を知ることができたこと。高校生になるまでだと自分の家族、先生以外の大人と接したり連絡を取ったりする経験があまりなかった。あっても職場体験の時くらい。なのに高校生にもなってそんなマナーも知らないのか、と言われる場面が多々あって、自分の無知さを痛感していた。その中でLINEを介してではあったけれど大人とやり取りをするという経験はとても大きかった。"大学生になる前にできたこと"に大きな意味があったと思う!


4つ目は時間の使い方が上手くなったこと。私はスマホを使って記事を書いていたので空き時間があればどこででも作業できた。だからこそ電車の中や学校の休み時間などのスキマ時間を探して有意義に使う力がついたと思う。また自分のキャパを考えて、テストや課題との兼ね合いで執筆量や締切日を調整する、自己管理力もついたと思う。これは受験生になってから、そして今もとても役に立っている力だと思う。


もちろん高校生新聞でなくてもこのような力をつける機会はあると思う。けれど、私はたくさんの力を得られたので、時間がある人や打ち込んでいることのない高校生にはおすすめ。自分の書いた記事がYahoo!ニュースに載ることも!(私は初めて書いた記事がYahoo!ニュースに掲載&お昼の時間帯にランキング1位、コメントが1500以上ついたことがあります!自分の記事がたくさんの人に読んでもらえて、議論してもらえるという貴重な経験をしました。ちなみにこの記事!いま読むと拙いなぁと思いますがあの時の精一杯だったと思います。初記事なのでしゃーない。)私ががっつり関わっていた時からまた変わってるところもあるかもしれないけれど、興味があったらぜひ、応募してみて☺︎

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