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flesh and blood : Dromai

Uprisingでは、Draconicというtalentがフィーチャーされた。
Draconicなふたりのヒーローのうち、IllusionistなのがDromai。もうひとりのFai(Ninja)とともにBlitzの構築済みデッキも発売された。Illusionistといえば、Prismに続いてふたりめ。Dromaiもillusionを使うが、それはAsh(灰)から生まれる様々なドラゴンなもんで、とても高まる(人もいる)。

Dromai本人の能力は、

Whenever you pitch a red card, create an Ash token. (A red card is a card with a red color strip.)
If you've played a red card this turn, dragons you control have go again while attacking.
(If an attacking dragon dies before chain link resolution, you don't go again.)

赤いカードをピッチすることで、(ドラゴンのもとになる)Ashトークンがでる。
そして、赤いカードをプレイしていれば、ドラゴンたちは攻撃に際しgo againをもつ。(chain linkの解決前にドラゴンが死んでしまうとgo againはつかない)

intellectは、ふつうに4、ライフもオトナ40、young20で、CCもBlitzもいける。

Ashからでてくるドラゴンの基本というか、もっとも軽いものは、Aether Ashwing。

攻撃力も1、ライフも1だが、Arcane Barrier 1をもっている。

で、Dromaiの扱うドラゴンは、Ashからでてくる関係上、でてきたときにAshトークンがそのカードの下におかれる。これにより、だいたいの場合、ドラゴンたちはPhantasmをもつことになる。つまり、攻撃力6以上のカードが天敵で、そんなカードでブロックされると、破壊されて、そのままcombat chainも閉じてしまう(攻撃力6以上でPhantasmを消滅させられるカードのことを、Phantasm popperというらしい)。Phantasmでpopしてしまうと(なんのこっちゃ)、on-hit効果なんかも発動しないから、得られたはずのgo againとかも得られなくなる。すると、そのまま攻撃終了になることも。
もちろん、事前にaction pointを余分に得ておけば、新たなcombat chainをはじめることができる。・・・のは、こんな文章を読んでいる人には蛇足か。

Invokeして呼び出す上級のドラゴンは12体もあって、その呼び出しコストも0から6、性能も様々となっている。よく言えば、自分のやりたいことに合わせて構築できる、のだろうが、うっかりすると構築中によく聞こえてくるノイズにやられてしまう可能性もありそう。

このドラゴンたちは、Ally。
ChaneやLeviaがよびだしてくる悪魔もAllyだったから扱いは同様。
普通に攻撃できて、ライフをもっている。ライフがゼロになれば破壊されるが、ならなければエンドに回復する。直接攻撃されることもあるが、手札から防御したりはできない。

ドラゴンを扱う関係上、武器がほぼ一択のStorm of Sandikai。効果をみれば歴然。

Bow-less Azaleaみたいに、Dragon-less Dromaiなんか出てくる時代もくるのかもしれないが、よっぽどのひねくれものでもなければドラゴンを使っていこう。

ドラゴン呼び出しのカードは以下のようになっている

Invoke [name of Dragon]
Transform target ash you control into [name of Dragon]. Go again.

Ashをだしておいて、それをドラゴンにTransformする。
コストはドラゴンによって異なり、pitch valueとdefense valueももっている。

Invoke [name of Dragon]のカードの裏面がドラゴン本体になっており、
枠が特殊な(Marvel)カードもごくごくまれにでてきたりするので、
推しドラゴンが決まってしまったひとは収集に苦労しそうではある。
ちなみに、金色に輝くドラゴンであるKyloriaのイラストは、Steve Argyle氏。

あんまり情報が多くても混乱しそうなので、ドラゴンの個別詳細は本記事では言及しないが、参考にしている記事はいつもどおりあげておく。

THE ART OF ASH: BREWING DROMAI FOR CLASSIC CONSTRUCTED
by Kevin Brayer
15th July 2022

こちらでは、Dromaiとともに戦うために、ドラゴンの性能の分析、装備品のこと、必要なカードやデッキ構築の方向性まで網羅されている。ただ、総じていえば、ただ強のヒーローというわけではなさそうなかんじ。

ドラゴンたちは、それぞれ能力も含めてとっても魅力的なので、いちおう弱点と言えるPhantasmもありつつ、いかに運用するかが楽しそうである。

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