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楽しくないなら中間管理職にはなるな!

会社勤めをしていると、出世は切っても切れない。
実力があればドンドン上に上がれる時代。もちろん、年功序列の会社もまだあるのかもしれない。

入社して、新入社員で右も左も分からなかったヒヨコ人間が先輩や上司の指導のもと、成長して成長していく。

一人で出来る仕事も増えてきて、メンバーからの信頼もあつくなり会社からの期待も強くなってくる。
そんな時初めて出世となっていく。

主任→係長→課長→部長→常務→専務→社長

世間一般的な縦社会、構図だ。

今の時代、その構図は無くなってきているのかもしれない。

☆☆☆

一人前になり、一人で考えプレイヤーとして動くと結果がついてくる。
それは良くも悪くも、自ら出した答え・結果が成果として現れる。

部下が出来ると、プレイヤーとしての活動もしつつ、部下の教育をする必要がある。

さらに管理者ともなれば、部下だけではなく全体を見ながらバランスをとり成果を出して行かなければならない。

社長となれば話はさらに別だ。
会社の行く末、船の舵をきらないといけない。

☆☆☆

さて、今回は中間管理職についてだ。
上から数字のプレッシャーがあり、下から環境整備の相談やクレームの聞き役とならなけばならない。

サッカーでいうのであればミッドフィルダー!
バスケならばポイトガード!
野球ではキャッチャーではないだろか。

攻めもできるし守りも出来る!
会社の考えもわかるし、現場の意見も聞ける!
まさにオールラウンダー!!!

会社のパイプ役的な存在!
このパイプがなければ崩壊してしまうことは間違いない。

それだけ、必要とされる中間管理職のメリットとは何なのだろうか?

まずはやはり給与面だろう。
1プレイヤーと比較するとやはり給与面で差がでるのは当たり前なのだが、2倍・3倍の給与となるかというとそうではない。
※2倍3倍の差をつけている企業があれば申し訳ない。
しかし、給与がアップしていることは間違いない。

次に、優遇面だ。
決裁権や使用できる環境が変化してくる。
管理職になることで、社用車がグレードアップしたり、色々な決裁権を持つことが可能となる。

最後に、自由度。
仕事の裁量権の振り幅が大きくなるため、自由度も増している。
今まで出来なかったことにチャレンジすることだって可能だ。

給与面・優遇面・自由度のメリット以上に
デメリットも大きい。

このデメリットを抱え込み、鬱になってしまう管理職が多いからだ。

まずその1
上からの重圧。
今まで、上司が責任を取ってくれたがその上司は取締役などのトップとなることが多い。
そのため、滅多なことがない限り上司へ頼み込むようなことは出来ない。
逆に、上司からは漠然とした目標、必ずやってくれというものすごい重圧がくる。
期待されていると捉えることもできるが、プレッシャーで押し潰される時もある。

次に部下や各部署からのクレームだ
些細なことから重大なことまで、聞き役に徹しなけばならない。
現場の意見を聞いて、何が問題で何を改善しなければならないを考えなければならないからだ。

単に聞けばいいだけではない。
相手から本音を聞き出せる状況をつくってあげないといけない。
環境つくりだ。

中間管理職の難しいところは、この現場の環境作りが本当に難しいと思う。

自分かって、やりたいようにやっていては誰もこの人に本音を話をしようなどとは思わない。

いかに相手の立場になれて、改善案・改善スピードを持って対応できるかが、スムーズな現場作りを行える秘訣ではないだろうか。

この2つの壁をこなせないと中間管理職は勤まらない。

現場クレームや上司からの重圧で鬱になることもあり、適材適所が必要だ。

どの仕事もそうなのだが、
根本は、楽しんでやらないと続かないし、メンバーとのムードも壊してしまう!

中間管理職は会社のパイプ役!
会社の要の存在だ!

楽しんでできないのならば、異動か辞めることをお勧めする。


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