Riko S.

映像関係の裏方。NYと東京で、執筆、翻訳、演出、撮影、収録、編集をひと通り仕事としてや…

Riko S.

映像関係の裏方。NYと東京で、執筆、翻訳、演出、撮影、収録、編集をひと通り仕事としてやってきました。 料理好き。酒好き。 落語かじり。 猫可愛がり。

最近の記事

【豆太郎日記①】ホワイトデーにブラックキャットを保護しました。

3年前、「芙子(ふうこ)」という19年間一緒に生きた猫を看取り、もう猫は飼えないと思っていた。ふうこ以上に猫を愛することはできない、いや、愛したくない、と思っていた。 でも、そもそも猫という生き物に心底魅了されているので、今まで通り、SNSの猫さん画像や動画に癒され、道端で猫さんを見かけると声を掛けたり、ある距離感で猫を愛でていた。 そして、運命の日が来た。 先日のホワイトデー。家を出て3分ほど歩いたところで、視界の隅の黒い塊に気づいた。視線を落とすと、真横の木の根もとに

    • 母のためのレシピ② 4種の餃子

      ◉ 焼き餃子 4種 (にら餃子、しそ餃子、たらこチーズ餃子、海老と冬瓜の餃子) 材料 (2人分) 餃子の皮 25枚 豚ひき肉 牛脂 (スーパーなどで無料でもらえる物) キャベツ 2枚 ニラ 5本ほど にんにく 2かけ 長ねぎ 10cmと5cm 青しそ 5枚 ハードチーズ(例えば、チェダー、エメンタール、ボーフォール、ラクレットなど、複数をお好みで合わせても。) たらこ (面倒なので私はほぐして売っているものを) むき海老 小さいもの10尾 冬瓜 1/8切りのものの1.5cm

      • 母のためのレシピ ① 春キャベツとホタルイカのパスタ

        ◉ 春キャベツとホタルイカのパスタ 材料 (2人分) キャベツ 2枚(外側の硬めのでもOK) ボイルのホタルイカ 1パック にんにく 1〜2かけ 玉ねぎ 1/2個 塩 適宜 黒胡椒 適宜 オリーブオイル 適宜 パスタ (スパゲッティ、スパゲッティーニ、フェデリーニ、リングイネなどのロングパスタならなんでもOK) 作り方 ① キャベツは1.5cm角の正方形に切る。玉ねぎは繊維に沿って薄切りにスライス ② 玉ねぎを平皿に盛り、ラップをして500Wで3分チン♪ ③ ホタルイカは

        • 私の911 ーあれから20年ー

          私は当時NYのQueens地区という、Manhattanから地下鉄で川を渡って30分ほどの所に住んでいた。2000年にNY市立大学の映画科を卒業した後、日系のテレビ制作会社に就職し、オン・ブロードウェイ、オフ・ブロードウェイのミュージカルや演劇を日本に紹介する番組のADをしていた。 あの日は、撮影もなく、オフィス作業のみで、遅めの出勤だったため、ゆっくりシャワーを浴びていた。電話が鳴っているのに気づいて慌てて出ると、東京の姉からだった。第一声は「大丈夫なの?!」だった。何のこ

        【豆太郎日記①】ホワイトデーにブラックキャットを保護しました。

          小林賢太郎氏の解任に関して

          今回の小林賢太郎氏の解任について、私なりの意見をここにまとめたいと思う。 「まだ、そんな事考えているの?」という向きもいるだろう。しかし、開会式の前日の朝から、この件について考え続けている。何故なら、小林氏の解任は不当だと思うからである。そして昨夜、開会式のある意味での「成功」を目にして、さらにその思いを新たにし、小林氏の今後を考えると、何も解決していない、と思うからだ。 高橋浩祐氏の記事を読んだ時点で、まず感じたのは不快感だ。小山田圭吾氏の件への便乗感が否めず、「何故い

          小林賢太郎氏の解任に関して

          ラーメンズさん、好きだ。

          https://youtu.be/IaBDGFGNYK0

          ラーメンズさん、好きだ。

          《作ったよ》 カルトフェルプッファー (じゃがいものパンケーキ)

          5月1日の時点で、スーパーの棚から小麦粉もベーキングパウダーも、パンケーキミックスも消えていた。みんな考えることは一緒だった。でも、作れないとわかった途端、パンケーキ欲が抑えられなくなっちゃった。だから、以前に何かで見た、ドイツのKartoffelpuffer(ジャガイモのパンケーキ)を作った。 すりおろしたじゃがいも2個分と卵1個とお塩少々を混ぜて、多めの油で焼くだけ。小さめのものが4枚焼けます。甘いものにも塩っぱいものにも合う。この時は、定番のリンゴのコンポートとコンビ

          《作ったよ》 カルトフェルプッファー (じゃがいものパンケーキ)

          StayAtHome中に作ったお料理たち

          Stay At Homeな日々が始まって、 会いたい人にも会いたい時に会えない 大きな声でけらけら笑いながら話せない そんなストレスがもんもんと体の中に澱のように溜まっていくのを感じた。 だから、毎日3食しっかりお料理した。お料理している間は、頭の中から不安や悲しみが消えてくれる。 そこに少し前、隣の県に住む母から「もう何を作っていいのかアイデアが浮かばなくなっちゃったの」と電話でSOSが来た。 思いつくまま、いろんなお料理のレシピをLINEで送ったのだけど、細か

          StayAtHome中に作ったお料理たち

          お仕事が諸々再開して、今までの遅れを取り戻すようにバタバタしてしまい、せっかく始めたnoteが置いてけぼりだった。また始めよう。

          お仕事が諸々再開して、今までの遅れを取り戻すようにバタバタしてしまい、せっかく始めたnoteが置いてけぼりだった。また始めよう。

          NHKスペシャル 「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」を観て

          NHKスペシャル 「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」 nhk-ondemand.jp/goods/G2018093… 先程、NHK B1 で放送されていた、このドキュメンタリが、心に深く深く突き刺さった。。。国分さんというディレクターの思いが随所に見られた。町田康さんのナレーションも素晴らしかった。。。 以下、ネタバレです。 アウラとアウレは。。。多分、子供の時に、集落の大虐殺を目撃しているんだ。だから、アウレはいつも怯えていて、未知のものには貼りついたよう

          NHKスペシャル 「アウラ 未知のイゾラド 最後のひとり」を観て

          BROMPTONデビュー。

          もうひとつ、最近デビューしたもの。。。 それはBROMPTON!! 6年前に一念発起して、MTBを買って、片道1時間半かけて自転車通勤を始めたのだけど、始めて数カ月後に自転車と衝突事故を起こして、左腕を尺骨鉤状突起骨折。。。後遺症は残らなかったものの、かなり心に傷を残した。 でも、今回の自粛で、数日おきに食糧や日用品をまとめ買いする日々を送りながら、ぼんやり「自転車があったらなぁ」というアイデアが頭に浮かび始めた。(前の自転車は一応修理して車庫に置いてあるのだけど、乗る

          BROMPTONデビュー。

          Staubデビュー。

          お料理はもともと大好きだったのだけど、普段は1週間にお夕飯を2、3回作るか作らないかくらいで、後はお付き合いや外食。でも、自粛生活が始まって、毎日3食作るようになって、楽しくてたまらない。和食はもちろん、定番のイタリアンから韓国、中国、台湾、タイ、ベトナム、インド、ロシア、アメリカ、ドイツ、フランス、とお料理で世界旅行を始めた。 それで気づいたのが、我が家にはじっくり煮込む、煮込み鍋がないこと。万能な大きなお鍋と圧力鍋を使っていたのだけど、物足りなくなってきた。 そこで!

          Staubデビュー。

          曖昧な死

          すれ違い様、目を伏せた。 涙が落ちた。 余計に泣いていることを明らかにしてしまった。まさにすれ違う数瞬、二度と会うことのない他人のその人が、こちらに顔を向けた気がした。 朝っぱらから、大粒の涙を落としながら一人歩く女。驚いて目を捕らわれても無理はない。一体何があったのだろうと、多少の思いを馳せるかもしれない。 それでも、その涙の本当の理由に思い至ることはまずない。 まさか、数分前に見た、道端に落ちるメジロの死骸に涙しているとは決して思い至らない。 いつもの道を駅に向かって歩

          曖昧な死

          遍く

          等しく時は流れる。 時に非情に、時に優しく。 鉄は錆び朽ちる。 水は濁り澱む。 人は老い衰える。 人知れず肉は腐り崩れる。 遍く。

          月が綺麗ですね。

          月が綺麗ですね。

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          とは言っても、何をすると決まっているわけでもなく。。。 ただ、この未曾有のパンデミックによる自粛生活の最中、足踏みどころか後退しているんじゃないか、と始終背中に覆いかぶさってくる焦りをなんとか払拭したくて、「何かクリエイティブなことをしたい」という思いが大きくなってきた。 私にできることと言えば、執筆、音楽、料理。。。 少しずつ何かを形にしてみようと思う。 できるかな。。。

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