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植物園レビュー:HANA・BIYORI

東京都稲城市にあるよみうりランド横の植物園「HANA・BIYORI」。日本で唯一の植物園内スタバがあるのが魅力。入場料大人1,200円は高い。ライトアップしている時期は、14時から15時くらいに入園して、帰る頃にライトアップを見て帰るのが良さそう。私は1月に行ったため、枯れ木が多かったですが、4月ごろが見頃のようです。

人混みが少ないけれど、心休まるところはないか…と、過去に知人がこの植物園”HANA・BIYORI”(英語かつ中黒点がある名称が面倒くさい…)を紹介していたのを思い出して行ってきました。
2020年3月オープンの比較的新しい植物園のようです。

HANA・BIYORIの見どころ

アクセス

私は、小田急線読売ランド前駅からバス(約200円)でよみうりランドに降り、そこから約10分歩いてHANA・BIYORIに着きました。バス停からの道順がわかりづらくて、スタッフの方に聞きました。(京王よみうりランド駅から徒歩約10分、もしくは無料シャトルバスがあるようです)
なぜかバスの中にはアラブ系の方が半分以上いらっしゃいました。特別なイベントもしていなかったし、調べても理由が分からず…。

偶然、半額で入場することが出来ました
600円なら元は取れる印象
全体像。意外と小さい

HANA・BIYORI館(スタバ、プロジェクションマッピングなど)

メインであろう「HANA・BIYORI館」から紹介します。
建物内には日本唯一の「植物園内にあるスタバ」があります。HANA・BIYORIにくる人の9割は、このスタバが目的でしょう。

日本で唯一、植物園内にあるスタバ
持ち帰り専門店らしく、マグカップでの提供は不可
スタバ内の装飾は素敵。グリーンをみると心が落ち着きます
スタバ内には水槽もあります

建物内には、植物も植えてありますが、かなり数が少ないです。天井から吊っているのは綺麗ですが、植物の説明もほぼないし、広々とした空間には空きスペースがたくさん。想像していた植物園の温室とはかなり違いました。
過去に三重県の「なばなの里」に行ったことがあるので、それに比べるとかなり見劣りします。
今はその広い空間を利用してプロジェクションマッピングを実施中。綺麗だが、もっと植物をメインに楽しめる行楽地にした方がいいのでは。

なぜかカワウソを6匹ほど飼育しています。可愛い
グッズ売り場
広い空間。植物園というよりビッグサイトのようなイベントスペースという感じ
大きいパラボラッチョは400歳だそう
植物・グッズ売り場
「日本最大級 フラワーシャンデリア」とのこと

プロジェクションマッピングのショー。主にゴッホなど、植物画にゆかりのある作品が映像として投影されます。映像作成にかなりお金がかかっていると思うが、それでどれだけ植物が買えるのだろうか…。

聖なる森(ライトアップなど)

園内には、「妙見菩薩像」などの重要文化財もあります。ちゃんと社務所もあります。読売が買収したものの、重要文化財を壊すわけにはいかず、植物園にしたのかな、と勝手に妄想していました(未確認)。

行った時期は「HANAあかり」という装飾を実施中。これが割と良かった。
規模は小さいものの、昔行った「神戸ルミナリエ」を思い出しました。
人も少なかったので、ゆっくり楽しむことができました。

音楽、ナレーションが流れており、これが良かった

総括

普段、植物園に行く、という選択はなかなかないと思いますが、「植物園にある日本唯一のスタバ」に行くのであれば、行く価値はあるかと。
生粋の植物園が好きな方にとっては、物足りない結果に終わりそうです。
大人1,200円も高い。3歳以上も入場料を取るのもシビア。

場所:HANA・BIYORI
満足度:★★★☆☆
アクセス:「京王よみうりランド駅」より徒歩約10分、「読売ランド前駅」よりバス約10分
入場料(一般):1,200円
事前予約:不要
展覧所要時間:約1〜3時間
混み具合:休日でも快適
展覧撮影:全て可
URL:https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/

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