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胃腸炎でダウンし、育休最後の週をほぼベッドの上で過ごした話

本記事はフォトグラファー/ライター忠地七緒の夫が5ヶ月育休を取った体験談を”夫目線”でお届けしています。執筆に至った経緯はこちらから。

こんにちは。前回の投稿から少し間が空いてしまいました。

実は先週、胃腸炎にかかってしまい、ずっとダウンしていました。育休最後の週はほとんどベッドの上で過ごす残念なことになり、何より家族全員に大変な思いをさせてしまいました。

今回は病に倒れて痛感したことと、次回同じようなことがあった時にどうするか考えた内容を書きたいと思います。

胃腸炎を発症して寝込んでから回復までの流れ

【1日目】

前の週に子どもが風邪を引き、体調が安定してきてホッとしていたある日のこと。夕方に妻と子どもと3人で散歩をしていたのですが、妙に寒さを感じました。

帰宅しても何となく寒さが続いたのでおかしいなと思っていたら、夜になって37℃オーバーの微熱が。翌日は育休最後の記念にと、家族写真撮影を控えていたので、これはまずいと思いすぐに寝ました。

【2日目】

目が覚めても熱は下がらないどころか、新型コロナウイルス感染が疑われるときに受診する「発熱外来」の目安となる37.5℃を超えてしまいました。近所の内科では、発熱しているため受け付けてもらえないので、都の発熱相談窓口の電話番号を教えてもらいました。

しかし、何十回かけても繋がらず、そうこうしている内に家の近くにある発熱外来も軒並み予約が埋まってしまい、自宅から遠く離れた病院で翌日のPCR検査が予約出来た頃には、熱は39℃近くまで上がってしまいました。

結局、この日予定していた家族写真の撮影はリスケ、子どものお世話は妻が一人でせざるを得ない、そんな状態になってしまいました。

【3日目】

朝起きてもまだ熱は下がりません。家の近所の発熱外来も予約しつつ、お昼に池袋までPCR検査を受けに行きました。夕方は発熱外来を受診し、PCR検査の他にも採血検査なども受けました。

PCR検査の結果が出るまでは妻も子どもも濃厚接触者になる可能性があった為、妻の実家にサポートしてもらう訳にもいかず、この日も妻に一人で子どものお世話をしてもらいました。妻の疲労とストレスがレッドゾーンです。

更に、翌日、翌々日は妻の仕事(取材など)が入っていた為、自分のPCR検査の結果次第ではどうなるか分からない、という状況もストレスに拍車をかけていました。

【4日目】

幸いな事に、2回受けたPCR検査の結果は両方とも陰性でした。その為、子どもは妻の実家に泊まりで預かってもらうことにしました。急遽初めてのお泊まりでしたが、自分は体調回復に、妻は仕事と疲労回復に専念することが出来ました。

【5日目】

微熱や腹痛は続いていたものの、ようやく体調が少し戻って来たので、妻の仕事が終わったあと、子どもを迎えに行きました。

子どもに感染するのが一番怖かったので、新型コロナが陰性で、かつ体調が安定するまでは接触を接触を絶っていたので、おおよそ4日ぶりに子どもと対面しました。

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病に倒れて痛感したことと、今後に向けた反省点

1.育児をするにしても、健康でないと話にならない

まず痛感したこと。それは「育休を取っていても、病気で何も出来なくなればお荷物以外の何物でもない」ということです。

育児も家事もやる為には、まずは身体が資本であり、健康であり続ける必要があることをしみじみと感じました。

2.新型コロナ罹患が疑われる時の家族の動き方

このご時世、新型コロナウイルスに罹患した場合、自分だけでなく家族も社会から隔離する必要があります。そうなった時、仕事をリスケする必要があるのか、何日隔離しないといけないのか、保育園はどうするのか、などの様々なことを素早く考えて、対処する必要があります。

その為には素早くPCR検査を受けて、自分が陰性なのか陽性なのかをはっきりさせる必要があります。しかし、今回は初動でうまく動けずに、1日分時間をロスしてしまいました。

自分が、妻が、子どもがコロナにかかったと疑われるときに「家族全体でどう動くのか?」を具体的に考えて、いざとなったらすぐに動けるための計画を、今後立てていこうと思います。

3.自分がお世話できないときに子どもをどうするのか

自分がお世話出来ないときに、子どものお世話をどうするのか、いくつか手段を確保しておく必要性を強く感じました。

今回は自分が陰性だった為、妻の実家に預けるという選択肢を取ることが出来ました。しかし、妻の実家もダメだったら?保育園が休園してしまったら?色々なケースが考えられます。

全てのケースを事前に洗いだすのは困難ですが、それでも想定できるケースを考えて、どう動くかを考えておこうと思います。

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詳細は省きますが、症状からするとロタウイルス胃腸炎だったことが疑われます。子どものロタウイルス予防接種はきちんと終えたのに、まさか大人の自分が罹ってしまうとは…。

2月1日から育休明けで職場復帰しましたが、もう少しこのnoteは続きますので、お付き合いいただけると嬉しいです。

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