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話のズレが起きた時の対処法3つ

<目次>
・オサライ
・バックトラッキング
・2つの質問
・メモ+後追いメール
・まとめ


◼︎オサライ
前回は2つの理由と3つのパターンによって、話がズレることをお伝えした。
理由は、ぼんやりとした会話と言葉を省いてしまうこと。
そして3つのパターンとしては、「反射」「思い込み」「知識不足」である。
今回は『キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ』で紹介されている3つのズレをなくす方法を伝えたいと思う。

◼︎バックトラッキング
バックトラッキングとは、いわゆるオウム返しである。
オウム返しをすることで、「聞き間違い」や「認識違い」を防ぐことができる。

例えば、「この資料を明日までに作っておいて」と言われたら、「この資料を明日まで作ればいいんですね、かしこまりました」と加工することなく、声に出すことである。

またオウム返しはズレをなくすだけでなく、話も明確になっていく。
例えば下記のようなものがある。

先日もらった提案書の内容なんだけど、変更をしてくれませんか?」
→「何か問題がありましたか?」
ではなく、「先日もらった提案書の内容なんだけど、変更をしてくれませんか?」
→「先日もらった提案書の内容の変更ですね、何か問題がありましたか?」

上記のようにすることで相手自身が「ぼんやり」話をしていたことに気づく。復唱することで、自分が話たことを客観視できるからである。

このようにバックトラッキングは「聞き間違いを防ぐ」「聞いているというサインを送る」という2つの効用がある、

◼︎2つの質問
相手がぼんやりしている時は、自分が話を合わせる必要がある。
そんな時は、定番の2つを使おう。
それは「具体的には?」「例えば」である。

EX
「提案書をわかりやすく書いて」
→「わかりやすく書くんですね。ところでわかりやすくとは具体的にどういうことでしょうか」?
またイメージが湧く場合は下記のようになります。
「わかりやすくというのは具体的にどういうことでしょうか?例えば図表を用いて書くということでしょうか?」

このように、「具体的には?」「例えば?」を口癖にすることで確認をしょう。

◼︎メモ+後追いメール
メモを残すことで忘れないようにすることも大切です。
相手が重要な話をし始めたら、「ちょっとメモしてもいいですか?」とあえて聞く。

また相手が聞き逃したら、「聞き逃したので、もう一度言ってもらえませんか?」
と質問も忘れないようにする。
そうして、メモを残すことで相手の自尊心を満たすこともできますし、後で振り返ることもできます。

さらには、残したメモをメールで送るもの常套手段である。
メモを箇条書きできちんと動詞を書くこと。
そうすることで、確認も取れて好印象ともなります。

◼︎まとめ
今回紹介したテクニックは、ズレの解消に効果的に思える。
「バックトラッキング」「2つの質問」「メモ+後追いメール」という3つのテクニックは、今後仕事をする上で私も使って行きたい。

また紹介したテクニックは、本書のごく一部のものである。
気になる人は本書を購入して、さらにズレをなくすためのテクニックを学ぶことができるであろう。

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