キャプチャ

マムシ対泉ピン子

今まで書いてきたブログを読み返してみて、少し情けなくなった。
このブログを読んだことがある人は知っているかと思うが、下ネタの比率が異常に高いのだ。

ムスコに挿された管を抜く話痔の話うんこ(正しくは水)を漏らした話。そう、下ネタ三昧である。

しかも、その描写に対して、稚拙な比喩表現をマシンガンのように打ち込んでいくのが僕のスタイルになっている。これはひどい。自己嫌悪だ。

いち社会人として大いに問題ありだ。
今後は、これを省みて真面目に書いていきたいと思う。

今後扱うトピックは社会・政治・経済・国際問題などが中心になってくる。池上彰の番組みたいなブログになっていくだろう。

今までこのブログを好んで読んでくれた下ネタ大好き読者を裏切る行為だが、今後は自分を律して生きていくことにしたのだ。

大変申し訳ないが、ブログの方向性は大きく変更することとする。


反省了

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今回の企画

「マムシの精力剤でギンギンになったら、泉ピン子の顔を見続けてもぴんこ立ちし続けられるのか!」


男性諸君!マムシの精力剤を飲んだことはあるか!!
そう、飲むとギンギンになるあれだ!

僕も好奇心で一回飲んでみた。

男性諸君はご存知のとおり、健康的な男子のムスコは、朝の起床時立ち上がっていることが多々ある。これがいわゆる朝立ちだ。

ただ、マムシを飲んだ次の日、僕の股間にはいつものムスコの姿はなかった。

ムスコの代わりに、そこに立っていたのは仁王像だ。
そう、朝立ちとか、そういうレベルじゃない。朝仁王立ちだ。

いつもはかわいいゼニガメがそこにいるのだが、今日はまごうことなきカメックス。これがメガシンカってやつ。

このカメックスがなら、どんな敵にも負けない。その確信があった。
このカメックスが本気を出せる相手とバトルしてみたい。

そうして、見つけたのが泉ピン子である。

泉ピン子に対して、僕は全く性的興奮を覚えたことがない。無人島に二人で漂流しても絶対に襲わない自信がある。むしろどれだけ興奮していたとしても、この画像を目にすれば一瞬で萎える自信すらある。

そう、泉ピン子こそ相手にとって不足はない。カメックスが全力を出せる相手だったのだ。


それでは今回のルールを説明する。

今回のバトルはMTIP※の国際レギュレーションシステムを導入。いわゆる公式A級試合と同じ形式で行う。
※ 「マムシ」 「対」 「泉」 「ピン子」 頭文字をとってMTIP

ルールは以下のとおり

泉ピン子の画像を5分間見続ける。その間、カメックスには他の刺激を一切与えないこととする。

5分後、
・カメックスが立ち続けていたら、マムシの勝ち
・カメックスが倒れていたら、泉ピン子の勝ち

単純明快である。

なお、今回用いる泉ピン子の画像は、MTIP レガシーに則り、幸楽の制服を着用したものとする。


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午前7時。アラームが鳴る。

今回の戦いは起床後すぐに行われる。
そのため、目覚めとともに戦いのボルテージをあげる必要があり、アラームの音楽には法螺貝を採用した。

昨夜、寝る前にマムシを仕込んでおいた。想定通り、カメックスが雄叫びを上げていた。カメックスの状態を確認するやいなや、アラームを止め、泉ピン子の画像を開いた。

朝日が差し込むワンルーム。そこには、精力剤の力で興奮している男と5.5インチの画面に写し出された泉ピン子がいる。戦いの準備は整った。

泉ピン子の画像を見る。ただただ見る。見続ける。許された行為はそれだけだ。


戦いが始まった。沈黙が続く。聞こえるのは電線に止まっている小鳥のさえずりのみ。


1分後、早速泉ピン子の毒が効いてくる。性欲が浄化されていく感覚があるのだ。どんだけカメックスが雄叫びをあげていてもこのままでは、泉ピン子に飲み込まれてしまう。

こちらも防戦一方では、いられない。段々と眠気も覚めてきた。己の全眼力を持って睨みつける。そして己の全想像力を持って性の対象として認識させる。

イメージ図


そうすれば段々と石原さとみに見えてこないこともない。

ほら…。見えてきた。


いける!いけるぞ!なんとかなるぞ!
泉ピン子が石原さとみに見えてきたぞ!!

思い出せ!思い出すんだ!「失恋ショコラティエ」の石原さとみを!!あのエロさを泉ピン子の写真を通して抽出するんだ!!

自分に暗示をかけることによって、毒に抵抗した。


しかし、そこは覇王ピン子。

付け焼き刃の石原さとみを薙ぎ払うほうれい線と、首元のシワ。そして幸楽のユニフォーム。

「失恋ショコラティエ」の石原さとみがだんだんと遠のく。後ろから、少しずつ、橋田寿賀子が近寄ってくる。「渡る世間は鬼ばかり」のテーマが聞こえてくる。

数秒後、石原さとみは僕の中から消え去った。

想像によって作り出された石原さとみは、泉ピン子にとってキツネリスが噛み付いたほどの抵抗に過ぎなかったのだ。

「ほら 怖くない. 怖くない. ほらね 怖くない. ねっ? おびえていただけなんだよね. ウフッ ウフフ… 」(「風の谷のナウシカ」より)

だめだ。完全にいなされてる。一気に絶望がクライマックスの王蟲のように押し寄せる。
想像力と集中力が切れてしまえば、決着は一瞬だった。

泉ピン子の「どくどく」
こうかはばつぐんだ!

一瞬でカメックスのHPゲージが無くなっていくのがわかった。

MTIPでは、集中力を切らさないことが鉄則なのだが、いかんせん集中しながら泉ピン子の画像を見続けることができなかったのである。


■試合結果

泉ピン子
VS
カメックス

試合時間2分18秒
決まり手:「どくどく」


泉ピン子は己の毒をもって、マムシの毒を制したのだった。
今一度、泉ピン子の画像を見れば、勝者の余裕の笑みにすら見えてくる。

完敗であった。


次回「マムシVS瀬戸内寂聴」。お楽しみに。

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