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スキルトイの効能(+RPG)

独楽の効能

独楽をやると
子どもの成長にとって
プラスになることが多い。

いや
少し注釈を加えよう。

独楽だけではなく、
スキルトイ全般なのか

スキルトイとは
練習を積み重ねて、
より高度な
『技』を体得する玩具である。

たとえば、
・独楽
・剣玉
・ヨーヨー
・お手玉
・ゴム飛び

・ビー玉
・折り紙
・あやとり
・竹馬
・ベーゴマ  とかとな

(もしや、スーパーマリオやカービィなども
そのうちスキル系なのかと
へんな沼にハマりそうになる……)




スキルトイをやればいいのではなくて、
なんでも、初めは苦しい所がある。

これは作業的になって工夫する余地がないからだと思う。
そこは超えないと面白さに気づけない。

初期の敵を倒してレベルアップすることを基礎練としよう。
独楽まわしでいうと、
的いれから繰り返し練習する金魚すくいやドジョウすくいあたりまでか

初めのダンジョンは
『てのせ(つばめがえし)』で
そこのボスは綱渡りくらいかなと思う。

けん玉で言うと、
飛行機とふりけんくらいか。

この辺までやると
少しおもろさに気づく。
独楽も大人であっても手の上でまわると
みんな嬉しそうである。

やりはじめた事をすぐに辞めてしまう子が
多いが、面白さに気づく前に自分で
『無理』とラインをひくのは実に勿体ない。

その一方で、
先を行く人にはすこしだけ
その先にある楽しさを魅せるテクニックも必要だ。


分析すると
スキルトイをある程度のレベルまでやった子は、以下のことを既に体得している。
せっかくなので、RPGゲームの感覚と比較してみよう。
※私はファイナルファンタジー派で、マザーが好きなのでドラクエ派の人ごめんなさい。しかもFF3くらいです。

①努力して、練習を繰り返えした先に
「おもろいこと」があることを知っている
=(ゴブリンやキラービーを倒していくと、レベルアップしてあのダンジョンに入れる)

②必ずしも、努力した分だけ報われる訳でもないことも知っていて、その上で努力しないと見えてこない部分があることも知っている
=(もういけるかな……ってダンジョンにアタックするも敵強すぎてパーティ全滅。白魔道士入れとけば良かった)

③技の習得にむけて、技を分解し、課題要素を洗い出し、一つづつクリアしていくことができる。
=(あのダンジョンの途中に小さい入口があったから、ミニマムの魔法を先に覚えて小人になれなあかんやん)

④行き詰まってスランプになった際に、時に時間をあけることで道が開くことを知っている。気分転換の必要性
=(ダンジョンのだいぶ奥まで来たけど、先に進めない。こんな時は『テレポ』つかって入口からやり直そう。)

⑤自分のレベルが客観的にわかってくる。今はまだ自分のレベルでは到達できない技をしっている
=(世界地図を広げたときに、岩に囲まれた先にある塔の存在を知るが、あれはきっとシドに飛行艇もらわないと行けないやつやと知っている)

⑥その上で、できた時の感動と達成感がたまらなく好き。
=(マザーのラストで、音楽だけで泣けてくる人)


勉強も
仕事も
遊びも
皆一緒

おもろがったもん勝ち
これらの①~⑥を小さい頃に遊びの中で体得しておくと、

想定外に出会った時に、今の課題を客観的に分析し、どのように乗り越えるかを知っている。
ゲームと異なることはリセットができないから、遠回りになってでも、その過程が糧となり課題解決につながることをしる。
そして、
思い通りにならないことに対する免疫というか、耐性ができ、なんならその状況を楽しめるようになる。


うん……
という訳で、みんな
独楽しようぜ!

#伝承遊び
#スキルトイ
#遊びの効能
#児童館職員
#児童厚生員
#昔遊び
#独楽

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