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THE MODS 40TH ANNIVERSARY LIVE ENCORE「続・約束の夜」日比谷野外大音楽堂

2020年からの新型コロナによる様々な規制。THE MODSは2021年がデビュー40周年だった。ツアーや日比谷野音を決行したけど入場制限があった。

2021年に日比谷野外音楽堂で行われた『約束の夜』
DVD『約束の夜』

そこで翌年もアンコールの形でアニバーサリー・ツアー、『続・約束の夜』を開催した。

こちらはツアーの福岡公演
Zepp Fukuoka

今回は満員のお客さんが入ってる。それでも大声で叫べない。あの「モッズ・コール」も一緒に歌うことも控えなければならない。また世界全体は分断、戦争…不穏な状況が続いていた。

それが選曲に大きく反映されていた(前年も)。元々「ベスト・オブ・ベスト!」みたいなLIVEは絶対やらないのがTHE MODSのスタイル。だから40年以上ブレることなく続けている。いつもの定番を封印しても成立することが証明された。

今は森山さんの快復を願うばかりだが、この2年に渡った40周年ツアーは、THE MODSの真骨頂で、ずっとファンでいて良かった、と思える幸福な時間だった。

また野音でTHE MODS観たい…

開演直前に「今年も野音に来れたなぁ」と思い空を見上げたら、綺麗な月が。来年はきっとツキが回って来る…。

開演直前に見えた月

そしてあの夜のステージがDVD「続・約束の夜」として映像作品になった。
何度も書くがTHE MODSは『ベストヒッツライヴ!』的なことは一度もやってない。アニバーサリー・ライヴの日比谷野音でも同窓会的な和んだ雰囲気は皆無(想像つかないしね)。ロックを手に時代を撃ち、今の心情を歌う。
見どころ聴きどころはたくさん有るけど、"UNDER THE GUN“〜"いつの日か・・・Doomsday War"〜“READY TO ROCK"の緊張感溢れる3連発、そして震えが来るほど美しい“STAY CRAZY"。

DVD『続・約束の夜』

解散、活動休止、再結成を一度もやったことがなく、ひたすら一つのロック・バンドにこだわって40数年…。これって単純に凄いことだと思う。その存在感が確かめられる、圧巻の映像作品。

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