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音楽体験(主にロック)を中心に書こうと思います。ライヴのチケットなど、現在保存している…

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音楽体験(主にロック)を中心に書こうと思います。ライヴのチケットなど、現在保存しているものも紹介します。

最近の記事

2024年に鳴り響いた「いつか見たかげろう」(The Street Sliders)

2年前の1月頃だったと思う。こんなプレイリストを作って聴いていた。 まだコロナ禍で、いつ収まるのかと不安な時期。この流れは結構気に入ってて、冬の寒さを凌ぎ春を待っていた。 特に最初の4曲。ザ・バンド〜ノラ・ジョーンズはスワンプ・ロックの香り。そこから、NHK『ドキュメント72時間』のエンディング・テーマでお馴染み、松崎ナオ「川べりの家」、そしてザ・ストリート・スライダーズ(以下スライダーズ)の「いつか見たかげろう」へとなだれ込む。レイドバックするスワンプ・フィーリングを「

    • ギターの話 その5〜個人練。雨の日曜日

      この週末は雨模様。バンドのライヴも近いので個人練。 このタイプのチューニング・メーター、初めて買いました。昔ながらのやつしか使ったことなかった。ネックに挟んだ瞬間に電源オン。チューニングが合ったら色が緑色に変化。いちいち感動してる、しょうがない昭和のオッサンです(笑)。「モノはこわれるまでとことん使う。簡単に買い替えない」は親の影響です。 アンプは借り物。鳴らしながら好みの音に合わせますが、まだ手探り。 貸しスタジオ行くとローランドのJCに当たる確率高いけど、Fende

      • ギターの話 その4

        使用エフェクターの続きです デジタルディレイ Ibanez社製 購入したのは80年代後半?U2のエッジとか下山淳(ルースターズ、泉谷しげる with LOSER)の空間サウンドに憧れて。シンプルで使いやすくスッキリした良い音がします。オーバードライブとの相性もいいです。 ワウ Cry Baby まあ、ジミヘンへの永遠の憧れですね。ファズのスイッチも付いてて、軽く歪みます。60年代後半のサイケやニュー・ロックの雰囲気出せます。 現在使ってるのはこの3つです。近々バンドのラ

        • ギターの話 その3

          Fender USA Custom Shop Eric Clapton Stratcaster (Olympic White) 手に入れたのは98年か99年。その数年前に黒のストラトを買ったんだけど、音が格段に良かったのと(価格も格段に違った)(汗)ネックのバーズアイの美しさに惹かれて2本目のエリック・クラプトン・モデルがウチにやって来ました。 80年代の半ば、フェンダー社にエリック・クラプトンが「ストラトキャスターでレス・ポールのようなサウンドが欲しい」というオーダーを

        2024年に鳴り響いた「いつか見たかげろう」(The Street Sliders)

          ギターの話 その2

          今回はエフェクターです。 もう40数年使ってます。 BOSS製  Over Drive OD-1 これ、中古で結構高値らしいです。見た目はボロいですが、一度も壊れたことありません。当時8,000円くらいだったかな? オーバードライブですけど、余り歪まないのが特徴です。枯れた音で、レイドバックしたい時には最高です。今使ってるクラプトン・モデルとの相性も良いです。ミッドレンジ・ブースターを上げてOD-1かけると、少しだけ歪んで伸びやかなウーマン・トーンになります。 ギター

          ギターの話 その2

          ギターの話 その1

          今日は5時半に起きて娘を大学まで送り、両親が納骨されてるお寺に行き、実家をチェックしに行きました。その他用事を済ませ、ギターの弦を張り替えた。もう45年くらいギター弾いてるけど、この弦張り替え作業は凄く落ち着きます。 今手元にあるの2本 【左】 Fender USA Custom Shop Eric Clapton Stratcaster (Olympic White) こちらが証明になります。マスタービルダーのサインが入っています。 ネックはバーズアイが美しく、そこに一

          ギターの話 その1

          CDもサブスクも

          ここ数年で音楽リスニングは配信〜僕の場合はApple Music〜が中心になっているけど、元々CDやレコードは結構所有しているし、どちらかだけ、ということはない。 CDを買うのはかつてに比べるとさすがに減った。今年は今のところ3枚。 ROADSIDE / band HANADA  花田裕之さんのソロのライヴを観に行って終演後に買ってサインしてもらった。レイドバックした花田さんのボーカルとバンド、実に心地良い。 #1 / SHEENA & THE ROKKETS  待望の

          CDもサブスクも

          SHEENA & THE ROKKETS 『#1』

          1979年にエルボンレコードからリリースされたシーナ&ロケッツのファースト・アルバム『#1』。実は発売直前に制作チームが失踪し、発売中止一歩手前のところで初回のプレス3000枚だけ流通した、というか経緯がある。その辺は今回の販売サイトに書かれてある。それも、お亡くなりになる前の鮎川さんの文章で。 つまり、鮎川さんはこの再発にずっと取り組んでいた! 80年代にVIVID SOUNDからCDが発売されている。実はこれは権利関係をクリアした上での販売ではなかった。JASRACの

          SHEENA & THE ROKKETS 『#1』

          宇多田ヒカル『First Love』

          宇多田ヒカルが『First Love』をテレビで熱唱するのを観て感動しました。色んなことを思い出し、音楽は何処へでも連れていってくれる魔法だな、と思いました。  映画『TAR/ター』の中でバーンスタインがこう語る場面があります。  音楽は動きだ。常にどこかに向かって、ひとつの音から別の音へと、移り変わり流れている。その動きは百万の言葉より感情を語る。 宇多田ヒカルに関しては、並々ならぬ思い入れがあるので、また書きます。 First Love / 宇多田ヒカル アルバム

          宇多田ヒカル『First Love』

          桜散り始めの日曜日

          3月はまだ肌寒くて、桜が咲き始めたらようやく春が来た、って感じがする。そのうち暑くなるから年々春が短くなってる。 今日は比較的天気も良かったけど、桜は散り始めていた。でも、ぼ〜っと眺めてると癒される。 先週の日曜日、下川端商店街に仏具を買いに行った。終わっ久し振りに『川端ぜんざい』へ。ぜんざいはいつも懐かしい味がする。 10年くらい前にたまたま知ったケイト・ウォルシュという女性シンガー。この気だるげなボーカルが実に僕好み。どこか懐かしい雰囲気の曲調でもある。 春のひと

          桜散り始めの日曜日

          80's FACTORYよ永遠に (福岡の音楽シーンを支えたメディア、ライヴハウスについて〜その④)

          福岡市長浜にあったライヴハウス、80's FACTORY(1979/8/1〜1982/3/31)について、下記の内容で書きました。 【80's FACTORYの閉店】 【スタンディングのステージを最初にやったのはTHE MODS】 【80's FINAL】 【そして25年後〜80's FACTORY 25】 【忘れられない場所、心に刻まれた日々】 【80's FACTORYの閉店】 今から42年前、1982年3月31日。長浜公園の隣にあったライブハウス、80's FACT

          80's FACTORYよ永遠に (福岡の音楽シーンを支えたメディア、ライヴハウスについて〜その④)

          「こんばんは渋谷陽一です」最終回にレッド・ツェッペリン

          NHK FMで渋谷陽一さんのDJで放送されていた洋楽情報番組「ワールドロックナウ」が3月いっぱいで終了したそうだ(渋谷さんは病気療養中のため、伊藤政則さんが代役を務めていた)。詳しくはこちら。 記事にはこう書かれてある。 番組の長い歴史を締めくくる曲には「リクエストも一番多かった…必然の曲」としてLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の「Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)」が選ばれた。10分22秒。リスナーの「渋谷さんの復活に祈りを込め

          「こんばんは渋谷陽一です」最終回にレッド・ツェッペリン

          3月も終わり…

          先月も「2月も終わり…」というタイトルの投稿をしていた。 「ある不安を抱えていた」とあるが、2月が終わる頃には現実になっていた。 3月に入っても寒い日が続いていたが、急に暖かくなった。この週末も法事の準備でお出かけ。思えば一年前は、両親がそれぞれ入院している病院に週末通ってた。当然、桜を楽しむ余裕など無かった。 今年は開花が遅かったけど、今日家の近くの公園に行ったら結構咲いてた。ここは「桜のトンネル」みたいに咲き誇る。 最近よく聴いているのは、リタ・クーリッジの初期の

          3月も終わり…

          『ロック画報 17〜特集 めんたいビート』

          2004年にブルース・インターアクションズ社から発行された本です。今メルカリ見たら2,000〜3,000円くらいで出品されてるようです。 この年、ザ・ルースターズのオリジナル・メンバー4人がフジロックでライヴを行ったことで、この特集が組まれたのかもしれません。表紙から察すると。 今、ジュークレコードの松本康さんの原稿、サンハウスの柴山さんと鮎川さんへのインタビュー読むと切なくなりますね。 上のパンフレットは、松本さんが中心になって企画して、福岡市の長浜にあったライブハウ

          『ロック画報 17〜特集 めんたいビート』

          松村雄策さんの『ハウリングの音が聴こえる』と僕が育った家への郷愁

          noteを始めて半年が経った。今回の投稿で73本目。フォロワー数は96名。全体ビューは14,733(2024/3/24/20時)。皆さん、ありがとうございます。 自分の音楽体験と、部屋のあちこちに保存しているレコード、CD、BD/DVD、本、コンサートのチケット、ポスターなどを紹介して、ネット上とはいえ何らか残しておきたいというのが最初の動機。 実はもう一つあった。昨年の2月に両親が入院したので、休日や仕事終わりに病院や施設にずっと行っていた。それが半年が続き疲弊していた

          松村雄策さんの『ハウリングの音が聴こえる』と僕が育った家への郷愁

          ローリング・ストーンズが福岡でロックした日(1995/03/22,23)

          ザ・ローリング・ストーンズ(以下ストーンズ)が1994年にアルバム『Voodoo Lounge』をリリースし、同年から翌年にかけてワールド・ツアーを行いました。 公演地には日本も含まれ、2度めの来日が実現。東京ドーム7回、そして初となる福岡ドーム(現PayPayドーム)2回の計9公演です。福岡でのストーンズは今のところ、この時だけです。 最初1公演のみ発表され(3/22)、追加公演という形で2公演め(3/23)が発表されました。 当時のチケット販売して方法は電話予約の他

          ローリング・ストーンズが福岡でロックした日(1995/03/22,23)