花田裕之さんのソロLIVE『流れ』を太宰府で観て来ました。場所はDOLPHY'Sというお店です。

早めに着いたので太宰府天満宮にお参り。ちょうど梅が見頃でした。

お店に入るとジャズが流れていて、とても心地良い雰囲気。太宰府という街のしっとりとしたムードと相まって期待が高まります。

各地を回られてるので、ネタバレは避けますが、オリジナルもカバーも、正に『花田裕之　流れ』の世界をたっぷり堪能出来ました。華やかさとも派手さとも無縁な、水墨画のような花田さんの味わい深い歌とブルージーなギターに酔いしれました。

昨年、とても不安な日々の中、ある曲をずっと聴いて癒されてました。その曲を花田さんのカバーによる歌唱で聴くことが出来て、まるでミラクルのようで嬉しく思いました。終わった後にご挨拶する機会があったので、そのことをご本人にお伝え出来て良かったです。やはりライヴの印象はその時の自分の気持ち、環境が強く影響しますね。それこそがライヴ体験の醍醐味、ライヴに行く意味ですね。

前職時代は番組のゲストによく来てくださいましたし、マーティン・スコセッシ監督のブルース映画の試写会でスペシャル・トーク・ゲストにお呼びしたこともありました。

ライヴもルースターズ時代はもちろん、ソロ、ロックンロール・ジプシーズ、band HANADAと観に行ってますが、今回は割と久し振りでした。

会場でband HANADAのアルバムを買ってサインしてもらいました。今日は天気が良く、車の中で聴いたらとても気持ち良かったです。

最近もザ・バンドとかニール・ヤングとかを改めて聴き返したりしてたので、「花田さんのソロ行きたいなぁ」と思ってたし、じっくり音楽に集中出来るライヴに行きたいと思ってました。それが実現したのが太宰府というのも良かった。参道を歩いて天満宮の梅を眺めたり、それらをひっくるめたライヴ体験として記憶されると思います。