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【日記】能は日本文化の感性が集約された存在

親しくさせて頂いている山村庸子先生の能舞台にやっと伺うことができました。

能楽堂

先生は「こころみの会」というのを主催されていて、能の魅力を多くの方に知って欲しいと活動されています。

先生のHPでぜひブログなどをお読みください。

今回は、世阿弥の演目を中心に、連吟や一調一声を間に入れとてもバラエティに富んだ内容でした。
先生も、面をつけない舞囃子で演じられて、能面のように一切表情を変えない演技は流石でした。
僕なんかだと知り合いの顔があったら反応しそうです、、、(笑)

舞の演目は、高砂、井筒、山姥ととても有名なものもを選んでいて、その中でも盛り上がりのところをピックアップしたものでした。

高砂は僕の結婚式で、今は亡き祖父が祝いの歌として歌ってくれたもので、思い出して涙が出ました。
詩吟が好きだった祖父。
高砂を孫の晴れの舞台で歌うぞ!と。
その思いを今になって更に強く感謝の気持ちが出てきました、不思議なものです。

こういうことがあるので歳を取るのも悪くありません。
色々な物事の奥深さを感じれるようになります。
能は特に、歴史物やその時代の日本人の感性が表現されていて、ほんとに日本文化の縮図だと思います。

若者にとっては、とっつきづらい部分もありますが、もう僕も40代後半の中年になったので、敷居は感じないです。
それよりも身近になってきました。
もっと能について、日本文化について学びたいと思うようになりました。

早速購入した書籍はこちら。

また、能については公益社団法人能楽協会のサイトがおすすめです。

また、演目などについてはこちらのサイトもおすすめです。
僕は、見にいく前にこちらの解説を読んでから行きました。
とても参考になりました。

今度また機会があれば、喜んで伺いたいと思います。
能って素晴らしいですね!
日本人としての心を感じさせてもらいました。

山村先生ありがとうございました。

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