八王子住んでもう20年、高尾山も何度となく言っているにもかかわらず実は今回が初めての高尾山さる園！
次女と行ってきました。

正直期待はしていなかったのですが、、、なんとも多くの収穫がありました。
子どもはどうだったか分かりませんが、僕個人としてはとにかくすごく近くで見れたことで色々と観察でき、かつ係員の方と独占的に話せたので、色々と聞きたかったことを確認できて、それが他の動物園のさる園では得れない貴重な時間になりました。

とにかくこんなに間近で観察できるのは他にないと思います。
日本猿は世界の猿の中で最北に適応した猿です。
寝る時は座って寝るほどなので、尻だこがあります。
これは骨ではなくて、少し柔らかめだそうです。
皮膚が肥厚したようなものなのかも知れません。

足はベタ足ですが、手は基本べたですが時に若干付け根を浮かしてる時もあるんですよね。
手がヒトでいうところの足のような感じで、まるで踵を持ち上げてるようです。
チンパンジーのナックルとはまた違います。

そして、不思議と歩くときはやや内股！
座るとあぐらっぽくなります。
面白いですね。
あぐらを描いているのは見ないので、基本まっすぐに足を折りたたむのだと思います。

争いが時々あるのですが、その原因は何が多いですか？と聞いたら、大体は食べ物や遊び道具の取り合いですということでした。
所有する、独占するというのは人間でも大きな欲の一つですが、やはり動物はそういうところありますね。
であれば、人間は独占や所有よりも、分配や共有という点で理性的でありたいですね。

ここには野草園が付属していて、野草に詳しい人には嬉しいでしょうが、我々素人には特に響きませんでしたが、くねくねした遊歩道があって、次女とはそこで番号が振ってある標識を探しながら喜んで散策しました。

そして面白いのが、この入り口にメイドインジャパンのクラフトコーラである伊良コーラの缶バージョンが売っていました。
インバウンドを対象にして、さすが海外へピールするという志を高尾山で見れるとは驚きました。

僕は進化に興味があり、比較解剖学に関するものには無条件でワクワクしてしまうので、1時間以上いたんじゃないでしょうか、係の方には質問攻めで申し訳なかったですが、大満足で帰りました。

間近で猿を観察したいなら、めちゃくちゃおすすめです。