こんにちは！なおとです。
今回も「あひるの空」全巻振り返り！今回は20巻です。
モンスターバッシュ遂に開幕！ゴリラズの懐かしいキャラの再登場に19巻に引き続き新キャラも登場。そして菊川高校との対戦も注目です。
1巻からの振り返りもマガジンとしてまとめていますので下のリンクより是非。

今回も下記フォーマットでやっていきます。

1．本巻の注目キャラクター
2．連動して読むならこの巻
3．深読みするためにもうひと押し

高橋率いるゴリラズとの試合が開幕！ゴリラズには千葉も児島の姿も！これは接戦必須。さらには新キャラの姿もーーー。

1．本巻の注目キャラクター

20巻のピックアップ選手は「五十嵐 行太」です。

初登場自体は19巻のラストですが、20巻からのゴリラズとの試合ではその一員として登場します。身長は151㎝（→162㎝,39巻）と小柄の中学3年生です。生意気な性格ではあるが、実力はホンモノ。3P、ドライブ、パス、そして持ち前のセンスで20巻ではクズ高を苦しめます。空とのマッチアップでは最初こそは圧倒しますが、空の真の実力に徐々に苦しめられ、最後はムラッ気のある性格も相まってアンスポまで取られ、逆転を許してしまいます。そこでの空との因縁を感じ、新城東和への進学を諦め、クズ高に進学します。
精神的は子供な一面が多く、高校に進学した今でも精神面では幼く、それが原因でチームの足を引っ張ることも多くあります。
それでも、クズ高に進学し精神面でもプレイも大きく成長をします。千秋が卒業した後のPGは行太しかいないと言われるほどに。
行太の成長過程は見物です。

2．連動して読むならこの巻

29巻をお勧めします。この1冊ではクズ高に進学した行太の葛藤が描かれています。本来は高橋から教えを受けていたこともある行太は親友である「桜井 一義」と新城とに進学予定でした。しかし、空に因縁を感じクズ高に進学しています。新城のメンバーからは裏切り行為として疎まれてしまいます。高校生という若さが故の隔壁が生まれます。
行太自身何故クズ高に来たのか、自分が行くべきは新城であったはずなのに。
そこに高橋が大学生となって登場します。

「自分で選んだんだろ？迷うなよ。」

自分が「どうすべき」かではなく、「どうしたい」か。この言葉を受けてクズ高のメンバーとして進むことを決意します。

この言葉は行太に限った話ではなく、私達にも当てはまりますね。
高橋は今後も行太のメンター的な存在として登場します。高橋は人を導く力とそして、皆が尊敬したくなるキャラですね。実は作中でも多くのキャラに影響を与えているきゃでもあります。

さらにはこのシーンでは千葉の姿も確認できます。20巻ではバスケに対して燻ぶっていた熱が再燃し、高橋に「野望」を話し、バスケを続けること決意します。そしてその魂（バッシュのエアフォース１）を千秋に託し、清修大学へ進学をします。（恐らく浪人しています。）
そしてさらには菊川高校も再登場します。関東大会川崎予選が開幕します。菊川高校vs北住吉高校の一戦んです。20巻よりもさらに成長した菊川が期待できます。そう期待したいです。。。

20巻では行太の因縁、空と二ノ宮、そして千葉の決意と注目ポイントが多くありますが、それがこの29巻で綺麗に回収されています。物語開始1年経過ということもあり、かなりオススメの1冊です。

3．深読みするためにもうひと押し

20巻ではゴリラズに接戦の末勝利したクズ高は「二ノ宮」率いる菊川高校との試合が始まります。
二ノ宮に終始翻弄されますが、空もそれに対抗。しかし事件が起きます。トビの靭帯損傷による負傷退場です。これはトビにとって大きな契機でした。これを気に肉体改造を開始します。この菊川戦は単に二ノ宮との再戦だけではなく、トビのケガも注目ポイントです。トビのケガは51巻現在でも影響します。しかし、その分トビをさらなる高みへ連れていくブレイクスルーともなる一戦です。

20巻はゴリラズとの一戦、そして菊川高校の試合だけではなく、多くの因縁と伏線が含まれています。21巻では遂に菊川高校との決着です。一緒に振り返っていきましょう！
それでは21巻でお会いしましょう！それでは。

下記購入リンクとなっております。