皆さんは「確証バイアス」って聞いたことありますか？これ、日常でめちゃくちゃよく起こる心理現象なんですよ。ざっくり言うと、自分が信じたいことや、すでに信じていることにピッタリ合う情報だけをピックアップして、それ以外の情報はスルーしちゃう状態のこと。
たとえば、「このダイエット法は絶対効く！」と信じてる人が、成功例ばかり注目して、効果がなかったり副作用の情報は見ないようにする、それが確証バイアスです。つまり、自分の信念を裏付ける情報だけを集めて、反対の証拠には目をつぶるんですね。
これ、実はめっちゃ危険なんです。なぜかというと、一方的な情報だけで判断してしまうと、間違った結論に達するリスクが高まるから。特に、政治的な意見や健康に関する情報なんかでこのバイアスが働くと、本当に重要な情報を見落としてしまう可能性があるんです。
でも、こういう心理傾向って人間なら誰にでもあるもの。だからといって、「自分は大丈夫」と思わないことが大切。自分も知らないうちに確証バイアスに引っかかっているかもしれないんです。
では、この確証バイアスをどうやって活用するか、あるいは克服するかというと、まずは「自分にもバイアスがある」と認めることから始めます。自分の意見や信念に疑問を持つこと、それが重要。そして、できるだけ多くの視点から情報を得るように心がけること。反対の意見も積極的に聞いてみる、異なる情報源から情報を集める、そんなスタンスが大切です。
実生活で使うなら、たとえば買い物や投資の決断の時にも、「これは本当に良い選択なのか？」と自問自答してみる。周りの意見やレビュー、専門家の意見も参考にして、一方的な情報に流されず、バランスの取れた判断を心がけることがポイントです。
要は、自分の思い込みに振り回されず、いろんな角度から物事を見るようにする、それが確証バイアスを上手に扱うコツですね。自分の信念に挑戦することで、より広い世界が見えてくるはずですよ！