見出し画像

「稼ぐ」事の本質

ざっくりと「稼ぐ」とはどういうことだろうか?
もちろん大多数の回答は
お金を稼ぐことなのだろう
私にとっても稼ぐとは
お金を稼ぐことであり、生活するうえで必要なことだ
だが
私はそこまでお金が欲しいとはあまり考えないようにしている

今回はその理由と
私が実現できることはないだろうが
お金を稼ぐために必要であろう事実を3点ほどピックアップしてみた
気が向いたのなら読んでくれると嬉しい
どれも身も蓋もないと思うが

私が欲しいモノ

それはずばり他者との不可侵条約だ
私から積極的に関わることは無い
だから私に関わろうとしないで欲しい
ただそれだけのことだ
私にとっては金銭よりも必要なことだと感じている

これまで様々な企業で働いてきた
飲食店、小売業、内装業、土木業、夜の仕事まで
その中で何度も心を擦り潰され
へし折られ、くじけた
そうして分かったことは
「私は人と関わるべきではない」
これだけの事だった

接客業が長かったのだが
私は人間と言う生き物がつくづく嫌いになった
この国ではお客様は神様とかいうふざけた思想が根付いている
これは本来客側ではなく
売る側の思想だ
何を勘違いしたのか
自分のことを神だと思っている人間が大変多い
アホかと思う
実際に接客業を経験した方ならご理解いただけるだろうか

その醜さが人間の全てなどと言うつもりもないが
少なくとも一側面であることは疑いようもない
依頼、私が常々考えることの一つとして
義務教育の中に接客業を入れるべきだろう
そうなれば多少なりとも勘違いした人間は減るのではないだろうか

少々話が逸れた
とにかく私は他人と共に働くということが壊滅的に苦手だ
数少ない楽しいと思えた仕事は
個人での作業の多い工場だった
工場は良い
実に良い
誰にも邪魔をされない
誰の邪魔をすることもない
最高だとさえ思う
まぁ辞めてしまったのだから結局駄目なのかもしれない

究極的な節約とは

お金を使わないことにある
実現不可能だろうか?
現実的には難しいモノだろうが、不可能でもないと考えている

生きるために何が必要だろうか?
まずは食事
これは畑を耕すなり
物々交換をするなり、なんとでもなるだろう
釣りでも楽しみ
時には獣を狩り、命を頂く
ならばなぜそこにお金が必要なのか

自分で畑を耕すことが面倒だからだ
育てることが面倒だから、代わりに誰かがやってくれる
その対価としてお金を支払う必要がある
これは漁や猟も同じだろう
ゆえに専門家が存在し
対価として違うものを提供しなくてはならない
ここにスムーズさを取り入れるためには
代わりとなる何かが必要だ
それがお金
わざわざ大きな本マグロを担いで売りに行くわけにはいかないだろう?

次に居場所
これには土地や建物まで含めるとしよう
これも似たようなものではないだろうか?
より生活は原始的な物に戻るだろうが
服も然りだ

お金という物は大げさに言うのならば
現代における賢者の石だ
それがあるだけで何かと引き換えることが出来るものだ
実態としてはもっと細かい考え方も存在するが
今回はざっくりといこう
例えば税金
正しく使われているのであれば、これもまた必要な物だろう
問題は正しく使われていないことで

生きていく
この一点に限るのであれば
本来お金とは不要なものだ
それでも貨幣制度は便利であり、社会の発展には欠かせない
何故なら、人の命には限りがあるのだから
専門性の高い職業ほど給料が上がりやすいというのは
そういった側面がある
逆に誰にでも出来て簡単な仕事は
給料は上がりづらくなる

これは基本系ではあるが、それらを無視したような現象が多発していることは否めないだろう
社会が完全に健全に回るのであれば、杞憂なのだが

結論
究極の節約とは、お金をひたすら使わずに自生することだ
無人島でサバイバルをすると言い換えたら分かりやすいのではないだろうか

何にお金を払っているのか

私たちは何にお金を払っているのだろう
それは「便利」だ
人の発展はすべからくこのためにあった
いかに「楽が出来るか」
これが発展の基礎だ
車での移動は楽だろう?
徒歩と比べたのなら
一度に多くの物を運ぶことも出来る
これほど便利な物もあるまい
電気
無くてはならない、という領域にまで存在している
本来なかったものであるにも関わらず
私もこれなくして仕事など出来ない

お金の本質とは
便利さの売買だ
便利さを売り、便利さを買う
そのために存在している
ここまで言い切っても良いと思ええるくらいには

「稼ぐ」とは

さて本題だ
稼ぐとはどういうことだろうか?
端的に言うと、お金を得る手段ではあるだろう
しかしながら、お金の本質が便利さの売買であるのなら
稼ぐとは「便利」を得ることなのではないだろうか?

私たちは便利であることを稼いでいる
それは生活のためであり、文明に合わせて生きていくためだ
従って、私たちはお金を稼いでいるわけではない
お金自体に、本来価値は無いのだ

お金に目がくらみ、暴走してしまう人間は腐るほどいる
しかし、お金がいくらあろうと、使える環境が無ければ価値など無い
良く弁えて行動したいものだと思う

さて、あなたに必要な物はなんだろうか?
金か?
金によって手に入る何かか?
それは人によって答えが変わってくる問題だ

私にとっては
それが時間であり、一人でいることだった
そのことに最も価値を感じたのだ
誰よりも、怠惰に時間を使い
効率的に時間を使い
自由に時間を使う
これほど贅沢なことがあるだろうか?

有名な話だが、「漁師とコンサルタント」という話がある
私はこの話が大好きだ
詳しく知りたい方は各々調べてみて欲しい

残念ながら時間は有限だ
まだ時間旅行が出来るほど、科学は発展していない

もちろん、お金を稼ぐために頑張ることは大変有意義なことだ
しかし、それには時間がかかることも念頭に入れておくといいだろう
いつ死ぬのか、誰にも分からないのだから

おまけ

さて、冒頭でお話しした通り、お金を稼ぐために必要と考える3つの要素をお伝えしよう
しかしながらここからはぜひともメンバーシップに入っていただきたい
もちろんすぐに抜けてくれて構わないし
それほど有益な情報だとは私は思わない
なんせ、割とどうにもならないことばかりだからだ

三大要素

ここから先は

776字

ようこそ思考という深海へ

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?