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【理想?それともヤバい?】 仕事が趣味と公言する人

想像してみて下さい。

「俺、仕事が趣味なんだよね。」

って言っている人がいたら、


あなたは
「羨ましいなー」
と思いますか?


それとも
「ヤバい人だ」
と思いますか?


実は、
仕事が趣味という人には
2種類います。


人生の真の豊かさから
目を背けている人
と、

人生の真の豊かさと
真っ向から向き合っている人
です。


人生の真の豊かさ、
──あるいは真の幸福と
言い換えてもいいでしょう──

については、実は研究によって
最も重要な構成要素が判明しています。

その研究とは、
ハーバード大学の行った
Grant Studyというものです。

IQや飲酒癖・家族との関係から陰嚢のぶら下がる長さといった、あらゆる要素から心理学、人類学、身体的な人間の特性など幅広い分野を調査しているのが、ハーバード大学の75年にわたる研究「Grant Study」です。

ハーバード大学に在学した268人の男性を対象に、卒業後も毎年健康診断と心理テストを行うことで、戦争、仕事、結婚や離婚、育児、老後といった彼らの人生を追跡調査したもので、2009年にThe Atlanticがこの調査をまとめているのですが、研究者によって新たに「何が人を幸せにするか?」ということが明らかにされました。

Gigazine

研究では以下のことが判明しました。

(略)この研究を30年以上指揮しているGeorge Vaillantさんが最も主張するのは、老年における幸福と健康、そして暖かな人間関係の3つの持つ強い相関関係です。

(略)Vaillantさんは1960年代の研究にまで立ち戻りデータを再調査、人生において人間関係が最も重要な要素であることを再確認しました。

(略)「幸福とは愛です。それ以上の何物でもありません」とVaillantさんは語っています。

出典は同上

つまり幸福に最も大きく影響するのは、

知能指数でもなく、
生まれた環境の貧富の差でもなく、
収入の多寡でもなく、

どれだけ深く
愛し愛される関係を
持てるか
だというのです。


それでは改めて、
人生の豊かさから目を背けている人と
真っ向から向き合っている人、

この2種類の人には
それどれどのような
特徴があるのでしょうか?


人生の真の豊かさから目を背けている人


人生の真の豊かさから
目を背けている人は、

仕事を人間関係から
逃避する手段として
使っています。

  • 本来残業する必要がないのに
    毎日わざわざ2-3時間も残業する人

  • 保育園代を払ったらプラマイで
    わずかな収益しか得られないにも
    かかわらず仕事に出る父親母親

  • 今の職場のままでは
    家族に負担を強いると
    分かっていながらも
    同じ職場に留まり続ける人


言い方は厳しいですが、
これらの人は人生の真の豊かさから
目を背けています。

「仕事に時間をつぎ込むのは
家族が生活するため」

という言い訳ができる分だけ
タチが悪いです。

この状態で「仕事が趣味」と
言っている人は、

人生の中で最も大切なものを
ないがしろにしている
自覚をしたほうがいいです。

改めてですが、
幸福に最も大きく影響するのは、

知能指数でもなく、
生まれた環境の貧富の差でもなく、
収入の多寡でもなく、

「どれだけ深く
 愛し愛される関係を
 持てるか」

なのです。


人生の真の豊かさと真っ向から向き合っている人

人生の真の豊かさと
真っ向から向き合っている人は、

周囲の人と深く愛し、
深く愛される関係を
築くためには、

まずは自分で自分の必要を
満たす必要があることを
理解しています。


そして、本当の意味で
自分の必要を満たすためには

Have to(べき思考)を手放して、
Want to(こうしたいという思い)に
生きる必要がある
ことを知っています。


Have to ではなく
純粋なWant toに生きるとき、

仕事も、
愛する人との時間も、
趣味も学びも運動も、

全てが
「やらなくちゃいけないこと」ではなく、
「心からやりたいこと」になります。

この状況で
「俺、仕事が趣味なんだよね」と言う人は
時間のメリハリの付け方も本当に上手で、
家族関係も最高に良かったりします。

そしてこういう人こそ、
真の豊かさを手に入れることができるのです。

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