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まだまだ続く社会実装に伴う試行錯誤/第18回ディスラプティブ・イノベーション研究会

今回の収録動画を通しても、「自分だったらどう感じるかな、考えるかな、どう行動するかな」とご視聴くださる皆さんからも私たちとその場にご一緒いただいているような感覚で、日常や未来を想う気づきや行動へのささやかなきっかけ、ワクワク感につながると嬉しいです。

【前半】
 わたしの小さな感動シェア

【後半】
 オンライン読書会
 書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」 第4章:知性と身体性の拡張の読み深め

ディスラプティブ・イノベーション研究会とは

これまで2年間のブロックチェーン研究会(*)から一歩進め、2020年9月よりディスラプティブ・イノベーションと範囲を広げて探究を深めています。どんな未来を描き、今とこれからをどのように生きてみたいか、発想や行動していくきっかけとなる時間を共有しています。

(*)シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会(2018年6月〜2020年8月まで毎月開催)では、ブロックチェーンを1つのディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)として探究してきました。 私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。

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藤原直哉より

“損得の計算をしている人工知能、いくつかの可能性や選択肢を損得の関数で計算しているわけですよね”

“人間は、少ない知恵で頭を絞りながら、何が得か損かを決めているってことですよね”

“目の前のウイスキーを右手で取るか、左手で取るかは、無意識でやっているようで実はけっこう合理的になっていて”

“人工知能で1つわかることの中には、言い方は悪いけど、人間というのは小さな頭で健気にも損得を計算しながら毎日生きているということですよ、一事が万事。あらゆることが損得で計算されていること”

“理論で語れるところは、実は非常に簡単な部分だけだったと。これが1つの今のところの結論ではないでしょうか”

“コンピュータを使わないで人がやった方が、本当は全体としてはコストが安いかもしれないんだよね”

“やっぱりデジタルというものは変化しているものだなと。技術もそうですが、社会で実際に運営してみて、うまくいった・いかなかったの取捨選択もどんどん進んでいるなと思います”

経済アナリスト・藤原直哉

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【第18回 前半】 わたしの小さな感動シェア

気づきは誰でもできることだけど、言われて始めて気がつくこと。意外な盲点の発見から、いろいろな疑問を持ってみようと第9回から「わたしの小さな違和感シェア」を毎月共有してきました。

「どう思う?」の違和感から少し視点を変えて、昨秋からは感動をシェアしてみることにしました。(もしかすると、感動の前に、実は違和感から気づいたことが感動につながることもあるかもしれない!?)私たちが暮らしの中で感じるちょっとした感動を毎月共有してみることで、また新たな展開へつながるかなと思っています。

・消雪パイプ
・副業とやりたいことと時間の使い方
・色々な人が色々なことをやっている
・本業しかない最低20年間のゲーム
・あまりにも切ない時代
・昭和の猛烈サラリーマン
・ゆっくりと冷えて行った経済
・自分の時間を自分で管理できる時代
・動ける人は動きやすい時代
・労働集約型の産業ではなくなった日本の経済
・新しい産業が出てくる曙
・産業構造と経営者
・副業をすすめる企業と本業に専心する企業
・人が少ないといいな_清々しいところ
・気が出る石
・どこでも買えるお土産_喜ばれる失敗しないお土産

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【第18回 後半】 オンライン読書会

気になる書籍を一人で読み深める学びと愉しさ(ときには、なかなか難しく)とともに、毎月1回みんなで共有し合うことで、学びと愉しさの裾野を広げてみることを継続中です。

奇数月の収録では「現代語訳 論語と算盤(ちくま新書20140110)」、偶数月は「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)」を読み深めています。

<これまでの読み深め書籍>
日本経済再生論:ディスラプティブ・イノベーションの道
  全7章を毎月1章ずつ(これまでの研究会 第3回第9回

先生、イノベーションって何ですか?
 全12章を前半(1章〜6章)と後半(7章〜12章)にて
 (これまでの研究会 第11回第12回

お互い事前に読んで感じたことや印象に残ったこと、疑問に思ったこと、気になったことなど聴き語り合いながら、より身近なところから引き続きディスラプティブ・イノベーションについての探究を深め、実生活への発想と行動に活かす機会としています。

書籍:2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる の読み深め

【今回の特集】
第4章 知性と身体性の拡張


・名人がAIに負けた日〜人間vs将棋ソフト〜
・人間拡張と未来創造
・人間拡張の歴史
・人間と機械の融合_人機一体_Human-Machine Integration
・分け隔てない社会
・脳科学の進展とサイバー空間と現実世界の境目
・脳波応用_感性工学_知覚拡張
・BMI_ブレイン マシン インターフェース
・電極埋込法
・ヒトの五感応用
・内視鏡手術の新しい形
・人工嗅覚
・味覚センサーでコロッケを測定
・視覚にかかわる技術
・AI技術を搭載した補聴器
・脳と身体の健康を増進する補聴器
・分身ロボットの可能性_宇宙空間・危険箇所・在宅勤務・医療現場
・分身ロボットOriHime
・サイバスロンと超人スポーツ
・脳同士をつないで意思疎通できるBrainNet
・夢を解剖する_夢への介入
・人機一体、BMIはとことん追求されるのか
・人間の精神活動と脳の活動
・一元論と二元論どちらでしょう
・クセがない将棋_ミスがない将棋
・言葉と文字だけでは全然わからない分野
・言葉にならない想いを言葉にする
・言葉で表現する人間らしさの補完
・自然言語処理プログラム
・チャーチルのような文章をつくれ
・GPT-3_超高精度の言語AI
・明晰夢とイメージトレーニングと人間の可能性
・人間には見えていない動物の視覚
・紫外線や赤外線、放射線、ウイルスが見える世界
・人工知能で一番良くわかったこと
・いくらやっても終わりのない人工知能の世界
・説明できないことを総当たりで全て
・方程式で表しきれない世界(生活道路を車で走る)
・単純な損得計算を超える力
・損得関数を超える正体
・無限の場合分けによって対処
・副作用の検証の大変さ
・けっこうそこそこやってくれる
・定型的な業務
・大空の侍_坂井三郎_独特なひねり技
・人工知能の研究にかかる莫大な手間ヒマ
・限りない検証と場合分け
・職人のプロの技でやる世界と違う世界
・手間のかかるコンピュータの世界
・豊富な機能がいるのかの考え直し
・開発を続けて行った後には何ができるのか
・力技と社会エネルギー
・相乗効果かいたちごっこか
・将来展望の見えない世界
・計測科学と脳と臓器
・人体の中での情報処理_小腸の役割
・人間の品種改良の世界_競走馬の世界
・カニカマを開発した技術と味覚
・味覚を向上させる矯正食
・慌ただしい時代このうえなしの実感

私たちのオンライン読書会(収録)にご興味・ご関心をお持ちくださる方とテキストを通しての対話の機会をつくり大切にしていきたいという想いから、オンライン読書会へのご感想・ご質問・メッセージフォーム(動画視聴者限定)を開設しました。

毎回でなくても、ご興味ある内容の回のみお寄せいただくなど、お好みに合わせてご一緒いただけたら嬉しいです。お寄せいただいたメッセージは、次回以降の収録時に参考・共有、ご紹介させていただく予定です。

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動画販売

第18回ディスラプティブ・イノベーション研究会の動画とオンライン読書会へのご感想・ご質問・メッセージフォームは、下記よりご視聴・投稿いただけます。

【前半】
 わたしの小さな感動シェア(19:43)

【後半】
 オンライン読書会(01:00:52)
 書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」第4章:知性と身体性の拡張 の読み深め

*通常の研究会動画の長さ(2時間半〜3時間弱)よりも今回は半分程度になっているため、価格も半分としました。

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