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見えないところからの拡がりの大切さ/第22回ディスラプティブ・イノベーション研究会

今回の収録動画を通しても、「自分だったらどう感じるかな、考えるかな、どう行動するかな」とご視聴くださる皆さんからも私たちとその場にご一緒いただいているような感覚で、日常や未来を想う気づきや行動へのささやかなきっかけ、ワクワク感につながると嬉しいです。

【前半】
 ・わたしの小さな感動シェア
 ・ディスラプティブ・イノベーション事例紹介

【後半】
 ・オンライン読書会
  書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」第6章:宇宙・地球規模で資源・エネルギー・環境を考える

ディスラプティブ・イノベーション研究会とは

これまで2年間のブロックチェーン研究会(*)から一歩進め、2020年9月よりディスラプティブ・イノベーションと範囲を広げて探究を深めています。どんな未来を描き、今とこれからをどのように生きてみたいか、発想や行動していくきっかけとなる時間を共有しています。

(*)シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会(2018年6月~2020年8月まで毎月開催)では、ブロックチェーンを1つのディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)として探究してきました。 私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。

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藤原直哉より

“硫酸と放射線の海だった43億年前からの地球からきれいに変わってきたことは、多くの生命の連携作用によって行われてるんですね”

“恐竜の時代は、酸素の量が今より2倍あったんじゃないかと言われていますよね。猛烈に植物が生えていたから空気の密度が濃いわけですよね”

“境目って、本当は曖昧で複雑。動物植物きのこは別にするというところは、確かにそうしないと辻褄が合わないよね”

“ただ単にキノコとして生きているのではなくて、植物と同じように他の動物と相互の影響を与え合って生きているんだろうということもわかるわけで。実に神秘的というしか言いようがないと思います”

“やっぱり自然って、驚くようなかたちをするんですよね”

“宇宙開発よりも海の開発が遅れそうですよね。海の下へ行く方がよほど難しいですから”

“興味深く研究するのが一番現実かなと思いますね”

経済アナリスト・藤原直哉

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【第22回 前半1】 わたしの小さな感動シェア

気づきは誰でもできることだけど、言われて始めて気がつくこと。意外な盲点の発見から、いろいろな疑問を持ってみようと第9回から「わたしの小さな違和感シェア」を毎月共有してきました。

「どう思う?」の違和感から少し視点を変えて、昨秋からは感動をシェアしてみることにしました。(もしかすると、感動の前に、実は違和感から気づいたことが感動につながることもあるかもしれない!?)私たちが暮らしの中で感じるちょっとした感動を毎月共有してみることで、また新たな展開へつながるかなと思っています。

・米粉パンではないお米から作ったパン
・お米と麹を使ったパン_外カリカリ中もちもちのパン
・NFTの所有者の不思議なケース_日本独特のマーケットプレイス
・NFT購入の敷居の高さと法律税金の問題点と改善の結果
・AIアート
・移民

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【第22回 前半2】 ディスラプティブ・イノベーション事例紹介

樋口からの紹介・藤原の解説・参加メンバーの皆さんからのコメント

・より良い素材、より良い世界のために
・世界最大の生物/最古の分類に入る生物
・巨大菌類
・森のつながり
・不思議な複雑な魅力を持つ菌類たち
・菌類の重要な役割_影響と可能性
・生と死の絆になっている菌類
・菌類が存在してから何年?
・動物でもなく植物でもなく菌類としての分類
・空間認識力_記憶力
・菌糸のネットワーク
・Wood Wide Web
・世界中の樹木のソーシャルネットワーク地図
・森の生命体と菌
・植物はどこから来たのか
・酸素を自ら取り込む植物のプロセスのすごさ
・中に取り込んでエネルギー源にする植物
・植物の偉大さ
・粘菌の迷路探し
・粘菌がつくるネットワークと日本列島
・偉大すぎて途方もないと
・きのこの菌糸体を素材に生かす
・古細菌
・大腸菌
・土の中での養分を代謝して生きていく菌
・呼吸をすることも含めて境目のところは、非常に複雑
・多様な細菌のバランス
・きのこにやってくる虫の影響ときのこの色
・大きくつながっている
・不思議としか言いようがない
・きのこからレザーの不思議さ
・見えないところからの拡がりの大切さ

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【第22回 後半】 オンライン読書会

気になる書籍を一人で読み深める学びと愉しさ(ときには、なかなか難しく)とともに、毎月1回みんなで共有し合うことで、学びと愉しさの裾野を広げてみることを継続中です。

奇数月の収録では「現代語訳 論語と算盤(ちくま新書20140110)」、偶数月は「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)」を読み深めています。

お互い事前に読んで感じたことや印象に残ったこと、疑問に思ったこと、気になったことなど聴き語り合いながら、より身近なところから引き続きディスラプティブ・イノベーションについての探究を深め、実生活への発想と行動に活かす機会としています。

2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)の読み深め

【今回の特集】
第六章 宇宙・地球規模で資源・エネルギー・環境を考える

・空間
・大きな宇宙大のものと小さなものへの興味関心
・スペースラボとスペースコマース
・微小重力でしか実現できないことへのワクワク感
・SFが現実化
・自然エネルギー_太陽光と人工光合成
・4次元の世界ではないパラレルワールドの宇宙
・行けば到達できるこの空間の中にある宇宙
・塗るだけで発電する太陽電池
・地球圏外資源開発と宇宙発電
・深宇宙のゲートウェイ
・AIと宇宙開発物語
・サラリーマンにもる民間宇宙開発
・斬新な発想
・折り紙構造のポテンシャル
・アマチュア無線の文字通信
・放射線が強い宇宙と遺伝子と骨の変化
・重力の低い環境で見えてくるもの
・ドローンや気球での位置決めの可能性
・慣性航法装置
・宇宙に行く前に地下のGPS改善とジャイロ
・量は少ないけれど種類は多い
・海底温泉と微生物と古細菌の応用
・ナノテクでの宇宙エレベーター
・テスラコイル_おもしろい電気力学の発見
・太平洋に沈む船の1つよりも小さいもの
・食物連鎖の変化と環境問題
・文字だけでは想像つかないことへの理解
・いろいろな意味でのフロンティアへの興味とおもしろさ

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動画販売

第22回ディスラプティブ・イノベーション研究会の動画は、下記よりご視聴いただけます。

【前半】
 わたしの小さな感動シェア(45:25)
 ディスラプティブ・イノベーション事例紹介(43:36)

【後半】
 オンライン読書会
 書籍「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」第六章の読み深め(01:19:01)

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