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自分の波長を大切にしよう。相手との関係は接点で完結させる

「全ては波でできている」


と聞く事がある

あくまで自分の実感の範囲だけど、波ととらえるとスッと腑に落ちる事も多い

例えば自分の場合、人間関係を波で捉えている事がある

波はそれぞれの人が持っている
そしてそれぞれの状況によって波の縦の大きさが違ったり横の幅が違ったりする

波自体が大きくうねっている事もあれば、ほとんど凪いだ状態の時もある


「〜とは波長が合う」


なんて事を聞いたり使ったりする事がある
こんな時の波長こそ、ここで言いたい波である


けれど波長が常に同じまま続く事はない
どんな間柄であっても少しずつズレていくものだし、時には全く違う方向を向いている時だってある


人間関係において気をつけたいのは「波はブレていくもの」とちゃんと認識しておくことだ。言いかえると、どんな時でも「相手と接点で関わっている」と思うことだ


波はずれていく

けれど瞬間的なポイント、つまり接点で繋がる事ができているから相手と波長が合っているとなる

接点の連続でしばらく繋がっているということはある


偶然が重なる
タイミングが合う
同じタイミングで同じようなことを考えていた
同じタイミングで同じような行動をしていた


こういう事が起きる時もある

こんな時「ああ、この人とは本当に波長が合うな」と思いやすい
それ自体は間違っていない
けど気づくとこれが継続的に続くものだと思いこんでしまいやすい


それが間違っている

合う時は合うし、合わない時は合わない

それを自覚しているかどうかで人との付き合い方は根本的に変わってくる



自分がAという方向に向いたい時に、たまたまとなりを見るとAの方へ向かっている人がいたとする

話しかけてみるとすごく安心して気楽に話しができる人だった

1人で目的地に向かうより楽しく歩けるのはよほど心地よい

「こんな時間が長く続けば…」そう思うだろう

それは片方だけではなく、お互いにそう思っていることだってあるだろう

ある時に交差点が目に入った

自分の目的地に向かうにはここで左に向かう必要がある
一方、相手はここで右に向かう必要がある

本当にわずかな瞬間、ここで人は一瞬の判断を行う
自分では気づかないくらいのスピードで

「目的地に向かうのか相手と一緒にいることを選ぶのか」

こうした問いが出る間もなく「波長が合う相手を選ぶ」という選択をしている人も多い

今回の場面のように右や左とわかりやすい場面であれば良いが、往々にしてそれは微々たる変化から始まる

「ほんの少し左斜にすすむ」「ほんの少し右斜にすすむ」くらいの感じ

ほんの少しくらいであれば自分の波長に合わせた方向ではなく相手といるという「自分の波長とズレた行動」を取っていく事はそれほど混乱をまねく事ではない

けどこれを継続的に続けてしまうと自分でも気づかない内に、ストレスを感じてしまったり、不調を引き起こしたりするようになる

原因はどこにあるか分からない
なぜ?どうして?

と追いかける内に「自分の向かいたい方向≒波長」を自らズラしてしまっている事に気づく

という流れになっていく

本当に多いことだし、自分自身でも気をつけたいことではあるけど…
こうなった時って「全ては相手に原因がある」という気持ちや考えになりやすい

けれど「全て」と思い込むことだけはしない方がいい
そう思いたくなるくらい相手に全ての原因があるように感じていたとしても、どこか片隅にだけでいいから「全てではないかもしれない」と思えるようにしていたい

それだけでも、このさき随分変わってくるからね



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