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"覚悟"を持ってGoするための方法

最近話していて、

「覚悟を持つための方法」について話が出たので、

僕が考える1つの方法を書いていきます。


これから進んでいく中で、

“覚悟を持って決めなければならないシーン” は数多く出てきます。


そんな時に、

「覚悟を持って頑張ろう」だけで、

覚悟を決められるのであればいいとは思いますが、

そんな人ばかりではないとは思います。

今回は、そんな人に向け「覚悟を持ってGoするための方法」と題し、書きます。


「どう考えれば覚悟を持つことができるのか?」

・環境をつくる

・逃げ道をなくす(退路を断つ)

・知らないことだからこそ、挑戦できる

・とにかく飛び込んでみる


このように覚悟を持つ方法はいくつもあります。


「どうすれば覚悟を持てるか」

に対する僕なりの答えとしては、

「ゴールを達成するまでの道筋(How)をつくる。見つける。」

これに尽きると思います。


イメージしやすい例でいうと、

覚悟が決まっているように見える、

“甲子園を目指し、寮生活をし、週7日早朝から深夜まで野球をしている高校生X”

を例に話していきます。


高校生Xが通っている高校はどちらだろうか?

(A) 甲子園常連で3年に一度甲子園に出場している高校

(B) 10年連続で県大会の予選を初戦敗退している高校


もし高校生Xが、(B)の高校であることは想像できるだろうか?


おそらくできないだろう。


なぜかというと、

(B)の高校にいても、甲子園にいける道筋が見えないからである。


その道筋が見えない状態で、

「覚悟を持て」というのも無理な話である。


(A)の高校にいれば、甲子園にいける道筋が見えるからこそ、

覚悟を持つことができ、野球以外の退路を経ち、高校生活の全てを野球に注げることができる。

「覚悟を持つ=リスクを追って挑戦できる」

という要素は少なからずあるが、それ以上に、

「実現までの道筋を本気で見つける⇨覚悟を持てる」

こういう捉え方をすることを今回は一番伝えたい。


どれだけ果敢に挑戦できる人とはいえ、

成功率が0%に限りなく近い状態であれば、

その挑戦を渋る可能性は高い。


「覚悟を持ってGoする」ためには、

その0%に限りなく近い状態から、

いかに成功までの道筋を作れるかどうかが重要になる。


「選んだ道を成功にする」

ということを言われることもあるとは思いますが、


これの解釈として、

「選んだ道をとにかく信じて突き進む」というより、

「選んだ道の成功確率をあげるために、実現の道筋を見つける」

というニュアンスの方が、自分としては腑に落ちます。


覚悟を持つための方法として、

「ゴールを達成するまでの道筋(How)をつくる。見つける。」

ことが大事。

では、その道筋を持つためには、どんなステップが必要なのか?

覚悟を持つための5ステップ

①Goできるラインを明確にする
②需要を見つける(マーケティング)
③やれることを増やせる環境に身を置く
④リスクヘッジをする
⑤自分を信じる

①Go できるラインを明確にする

覚悟を持つためのステップとして

まずやるべきことは、ラインを決めること。


どのラインをクリアすれば、Goするのか。

そのラインまで行かなければ撤退をするのか。


この軸を決めていないのに、

覚悟が決まるなんてことはありません。


月30万円自分で売上をあげられるようになるのか。


月15万円なのか。コアメンの数なのか。

顧客の数なのか。資金調達ができるかどうかなのか。


※この時に超重要なのが、自分の性格を把握していること。

(A)楽観思考なのか。

(B)リスク思考(悲観思考)なのか。


どちらかによって、 Go できるラインは圧倒的に変わります。

ここは本当に圧倒的に変わると思います。


(そこに差が生まれるのは必然なので、

タイプが違う人間の意思決定はヒントにならないこともあります)


楽観思考であれば、

リスクや実現の方法を着実に考えることに注力したらいい。


リスク(悲観)思考なのであれば、

リスクを言語化して、それを実現できるだけのロジックを作ればいい話。


自分のタイプ・特性を理解して、

それに対する対策をすればいい。


②需要を見つける(マーケティング)

次のステップは、マーケティングをすること。

需要を見つけること。


どれだけ頭の中で描いていたとしても、

需要があると確信できないとGo できるはずがない。


逆に考えてみると、

これからやろうとする事業を熱狂的に待っている顧客がいて、

その数が1万人を超えるぐらいの勢いがあれば、

事業をしないという決断は取れるだろうか?


おそらくその事業であれば、

Goする決断をとるであろう。


それと同じで、Go できるかどうかはマーケティングをして、

価値が届くのを待っている顧客に出会えているかどうかである。


覚悟を持てないの理由は、

シンプルにマーケティング不足である可能性がある。


だったらその解決策はマーケティングをするしかない。


③やれることを増やせる環境に身を置く

覚悟を持てない理由として、

「需要があるのはわかったし、やりたいのだけれども、

自分にやれるかどうかわからない」

というのもあるだろう。


その解決策は、

やれることが増える可能性が高まる環境、機会に身を置くことである。

もしくは、

自分が得たいと思う、やれることを持っている人のやり方を見れる機会を掴むことである。


こういう風にすれば、これだけのスキルが身につくはずであろうという経験を計画に入れることである。


実現のために必要なことを洗い出して、

その得たいスキルから逆算して、機会を考えることである。


この部分は少し難しいかもしれないが、

いきなりマネージャースキルや、

マーケティング力、PR力が身につくことはない。


やはりスキル(無形資産)を得るためには、

それなりの時間はかかる。

だからこそ、そこを想定して計画に入れることが大事。


④リスクヘッジをする

これは重要です。

リスクを全く考えずに投資だけしまくる経営者は大したことはないです。


負けない経営をするために、

淡々と必要なことをやり続けられるかが大事。


それと同様に、覚悟を持って Go する際に、

起こりうるリスクは頭に入れた上で、

そのリスクに対するヘッジをし続ける必要があります。


※ここで重要なのは、リスクは自分で考えるしかないということ。


覚悟を持って挑戦したから、

誰かが助けてくれるなんてことはない。


自分の人生だからこそ、

起こりうるリスクは自分で考え、

それに対するヘッジも自分でするしかない。


リスクヘッジとして、僕がよく考えるのが、

市場価値を高めること。

一番のリスクは、

社会の誰からも必要とされないこと。


この状況を回避するためには、

価値を与えるだけの資産をきちんと作っておくこと。


社会に価値を与えられたり、

誰かに必要とされる限り、

再チャレンジはいくらでもできる。


「10年後の同期に圧倒的に勝てるかどうか」

ここさえクリアできていれば、どうにかなる。


⑤自分を信じる

ここまで考えたら、

あとは「自分を信じる」しかない。


自分を信じられるかどうか。

未来の自分を信じられるか。


自分を信じられない限り、覚悟を持って何かをすることはできない。


100%成功するものなんてないので、

行動している限り、リスクはつきもの。


最後にGoできるかどうかは、

信じれるかどうかで決まる。


ここまで考え尽くしたら、あとはやるしかない。


最後に、、、

いきなり覚悟を持ってやれる人の方が少ないと思うので、

地道に仮説検証を繰り返して、徐々に覚悟を深めていく必要はあります。


確証が持てることが、覚悟につながる。

確証が持てないのに、覚悟を持つのは難しい。


だからこそ、決めてとにかくアクションするしかない。


それに加え、、、

メンバーが”覚悟”を持てるぐらいの環境、機会を作ることは、

リーダーの使命だとも思っています。


だからこそ、リーダーとなる人は、高め続けないといけない。


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