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自立式ホワイトボード(脚付き)を組み立てました【商品レビュー】

LaQoo天神橋三丁目のスタジオ室は当初の計画よりも講座利用(施術の講習・練習・体験会や化粧品等の講習会・セミナーなど)の比率がかなり多くなっています。

講座利用の方からは「ホワイトボードは置いていますか?」「(自立式の)ホワイトボードを置いてほしい」という質問やリクエストがしばしばあり、スタジオ室に自立式のホワイトボードを1台設置することにしました。

自立式ホワイトボードの設置には勇気がいる

自立式のホワイトボード(脚付き)はそこそこの保管場所が必要です。また、ホワイトボードを置くことによって空間の雰囲気がどう変わるか、実際に設置してみないと分からないところがあります。

ホワイトボードをまったく使わないインストラクターさんから「やっぱりスペースが狭くなって困る」、「室内に置くとリラックス感が損なわれるので元に戻してほしい」という声がホワイトボード設置後に出てくるのではないかという不安があり、これまで設置を保留していました。

空間に合わないからといってスタジオ室以外にホワイトボードを保管しておく余裕のあるスペースはないですし、メルカリに出品するのも大物は面倒ですし、かといって購入即廃棄というのは避けたいです。

壁掛けホワイトボードの活用も考えた

壁掛けホワイトボードは軽くてコンパクトなので扱いやすいです。もともとW900×H600のホワイトボード(これ↓)を2枚置いているのですが、


少人数の講座であれば十分に役立ちます。縦にして2枚並べると面積はW1200×H900の自立式ホワイトボードと同じになります。

この壁掛け式ホワイトボード2枚をイーゼルに立てることで自立式ホワイトボード的に使う、というアイデアも候補として浮かびました。万一のときは簡単に解体して再利用できます。

が、とにかく今回は自立式ホワイトボードを買ってみようという気持ちの方が強く、いったん導入してみることにしました。

壁掛け式のホワイトボードは便利です。使うときだけ壁に掛ける、ワゴンや机の上に置くなど自在。使わないときはちょっとした隙間に保管できます。設置・移動・片付けも楽。

自立式ホワイトボードの選び方のポイント

自立式のホワイトボードは、3~5万円くらいだろうなと思っていたら、大手メーカー(プラス)でもW1200×H900のサイズで1万円台。意外と手頃なお値段なんですね。

ぼくが購入したのはこちら(ブランド名 Onestep。知らん。)です。

講座利用でお世話になっている先生が探してくださいました。今回は自立式ホワイトボードとして標準的な機能があれば十分なのですが、まさに必要十分という感じのホワイトボード。素敵です。



ちなみに僕が考える自立式ホワイトボードの標準機能はこちら。

<自立式ホワイトボード(脚付き)の標準機能>
①脚付きで自立する
②キャスター付き(ストッパー付き)
③マグネットがくっつく
④表裏の両面に書ける、貼れる
⑤ワンプッシュで回転する

Amazonのレビューは7件と件数が少なかったのですが、どれも違和感のないちゃんとした日本語で(苦笑い)、購入した皆さんの率直な満足感が伝わります。

質問に対する出品者からの回答もスマートな印象でした。★は5つ星のうち4.6で高得点。一応安心して購入できる感じです。カタログを見る限りは環境への配慮もされていて良さそうです。

さらに、付属品として黒・赤・青のマーカーが各2本ずつで計6本、4色のマグネットが各3個ずつ計12個、イレイザー(白板消し)がついています。なんてお買い得なのでしょう。

プラスの自立式ホワイトボード(脚付き)と比較

大手文具・事務用品メーカーのプラス(PLUS)さんからも近いサイズ(W1300×H900)の自立式ホワイトボード(脚付き)が出ているので確認してみました。

無名ブランドよりも高いのは当然です。有名メーカーの安心料です。付属のマーカーは赤黒の2本、マグネットは無しですが、別で購入してもおそらく2千円以内。本体と合わせても15,000円前後です。

環境への配慮(水性塗料・水性接着剤の使用・揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制)もされています。この星の持続可能性を考えた商品いいですね。

が、、、気になったのはこのAmazonレビュー。

ホワイトボードと言えば、会議をしていて、クルッと回転させるのが前提ですよね。この商品は、サイド2ヶ所をネジを回さないと回転させることができません。

え?ネジですか??まさかそんなはずは。仕様を確認してみると、たしかにネジを回して回転させる方式でした。プラスさん、、、何故。。。

というわけで、プラスのホワイトボードについては、ぼくの考える自立式ホワイトボードの標準機能⑤「ワンプッシュで回転する」を満たしておらず、今回はパスすることにしました。

その他の自立式ホワイトボード(脚付き)と比較

無名ブランドの自立式ホワイトボードはたくさんあります。ひとつひとつ比較してみると、どれも同じように見えるホワイトボードにも少しずつ個性があるんだなということが分かります。マーケティング努力の結晶に頭が下がります。

お届け先 法人限定の自立式ホワイトボード(脚付き)と比較

レビュー件数200件、平均4.1点となかなかの評価です。僕が購入したホワイトボードと比較して税込みで12円安い(2021年3月の購入時価格)という素敵商品です。法人限定とありますが、届け先に屋号があれば個人事業者でも購入可能。店舗・教室・施設・自治会館のような場所でもOKです。


高さ調節可能な自立式ホワイトボード(脚付き)たちと比較

ホワイトボード専門店なんてあるんですね。在庫たいへんそうです。価格帯が1.5万円前後になると高さ調節(二段階)可能な製品が多いです。もちろんネジを緩めて回転させる方式のホワイトボードはありません。

高さ調節のできるホワイトボードは幼稚園や子供向け教室などでのキッズ用によいかもしれません。


ハイグレードモデルな自立式ホワイトボード(脚付き)と比較

高さ調節に加えて、赤・青・白・黒・茶・橙のカラーバリエーションがあります。幼稚園などでのキッズ用としては喜ばれるかもしれません。倍の値段(2万円超え)になる理由がよく分からなかったハイグレードモデル。


自立式ホワイトボード搬入時のポイント

いろいろなブランドと比較した結果、利用者さんにおすすめしていただいたホワイトボードがベストホワイトボードということが分かり、Amazonさんポチりました。


西濃運輸は当日朝に突然「よっしゃ今から行くで!」のLINEが届く

3/12の深夜にAmazon注文して、翌3/13にAmazon発送完了メールが届きました。

そして、中3日たって3/17の朝9:00過ぎ。

ゆっくりコーヒーを淹れてぼちぼち仕事(在宅)の準備をしていると、突然こんなLINEが届きます。

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西濃運輸とお友だちでなくてもお届け先とLINEに登録された電話番号が一致すると届く仕組みのようです。

個人情報的に微妙な感じがしますが、ぼく的には便利。しかも、10:20-10:40、わずか20分の間にお荷物を届けますってなかなか言えないじゃないですか。素晴らしいロジスティックスです。

しかし、当日1時間前になって急に正確な時間を逆指定してくるこの「よっしゃ今から行くで!」な感じのLINE、毎回あわててバタバタと現地へ駆けつける支度するのは僕だけでしょうか。

「このあと1時間ちょっとで行くから、現地まで来て待っててな!他の用件は全部後回しにして、すぐ支度して!」と言われている気分です。昔の上司を思い出します。

多くの会社さんは現地に誰かいるし、前日に送ると当日朝には忙しくて忘れてしまいそうなので、当日1時間前くらいの予告がベストなんでしょうね。

ただ、オンライン化で僕みたいな仕事スタイル(常に会社の事務所で仕事をしているわけではない)の人も増えてきていると思います。精緻な20分枠すごいと思いつつも、2時間枠でもいいから前日にお知らせしてくれると助かります。

どう考えても僕の方が10:20には間に合わないので、ネットで検索して配達店に直接電話して10:40頃には現地に戻ることを伝えました。

セイノーさんLINEで配送時間の逆指定はしてくれますが、(ヤマト運輸や日本郵便のように)LINEでの時間変更はできないようです。この一方通行な感じが法人向けメインの西濃運輸さんらしくて素敵。(※WEBではできますが登録からしないといけないので面倒なのと、このタイミングではたぶんドライバーさんまで連絡が届かない)

配達店の電話番号はこちらで検索できます。大きなトラックを無駄に往復移動させたくないときにお使いください。ちなみに、西濃運輸(セイノー)とセイノースーパーエクスプレスは同じ支店名でも別の会社さんで電話番号が違うので確認が必要です。

畳一枚分くらいの段ボールが届きました

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届けてくれた西濃運輸さんに「重たいですか?」とたずねると「そこそこ重たいですよ(ニヤリ」と言われたので、腰に力を入れて構えつつ受け取ったのですが、それほど重たくはありませんでした。

梱包時の重量は20kgくらい。スタジオ室のある2階まで運ぶときに階段で落とさないように気をつければ大丈夫そうです。大きなものは階段の天井にぶつけてよろけがちなので慎重に運びます。

ホワイトボード開梱時のポイント

段ボールを立てたままで開梱してもバラバラと小物が落下してくるような梱包ではありません。丁寧に梱包されていて好印象です。段ボールのテープをカッターナイフでカットして弁当箱みたいに開けたところです。かぱっ。

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点数確認です。似たような部品が複数あるので、ちゃんと説明書を見ながら組み立てないと前後や裏表を間違える予感がします。

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必要な工具は全て梱包されています。但し、プラスドライバーは別途自分で用意した方が作業しやすいです。簡易なプラスドライバー(L字工具の長い方がプラスドライバーになってた)はついています。

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ホワイトボード組み立て時のポイント

僕はこれまでに「説明書を読まずに組み立ててしまって後悔する」ということを何度も経験しているので、説明書を読まずに組み立てると手戻りが生じて後悔することを皆さんよりもよく知っています。

組み立て前に必ず説明書は読みましょう。日本語ですし、それほど分かりにくい点はないです。特別に分かりやすくて感動するほどでもないです。

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しかし、説明書を読むというのは常に面倒くさいものです。なので、今回もざっとだけ目を通したら早速組み立て始めます。

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完成するまでは常に間違えている可能性があります。本締めする前であれば、いつでも回復可能です。致命的なミスをしないために大切なことは、いきなり本締めをしないことです。

むしろ、組み立てミスはあなたの経験値を向上させます。同じ作業を何度も反復することでホワイトボード組み立てに熟練できます。人生の中で同じホワイトボードを二度買うことはあまりないかもしれませんが。

僕の失敗から得られたことを3点お伝えします。


①ホワイトボード本体の板の両サイドにでっぱりがあります。

ただの板だと思っていたら、足の甲にささったり床を傷つけたり本体を破損してしまう恐れがあります。うっかりこの部分を足の甲に乗せると地味に痛いです。

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②両端の脚には向きがあります

両端の足に向きは無さそうだと思ったのですが、向きがありました。ちゃんと説明書は読みましょう。向きを間違うとこんなこと(↓)になります。さきほどのでっぱり部分をひっかける溝が外側にあるではありませんか。泣けます。

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足パイプの上端にあるスリットは、ホワイトボードの板本体を差込む溝です。スリットが内側になる(↓)ように組み立てましょう。

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外側にスリットがある(↓)と失敗です。説明書は読みましょう。

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③横パイプにも前後があるようです

これは説明書に書いていないのですが、横パイプにはどうも前後の向きがあるんですよね...仕様通りなのか個体差なのか、溶接(というよりボトル用の穴あけ)の時点でズレてしまっているのか不明なのですが、

奥(写真の上側)が少しだけ幅広くないですか?

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反対側です。写真の右側が少し幅広くないですか?

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本来の設計上ではど真ん中にあるのかもしれないなと思いながら、実際ほんの気持ちだけ幅が違うので、バランス的に幅が広い方に粉受けトレーが向くように付け直しました。

開梱、組み立て、後片付けで約60分の作業

組み立て完了しました。開梱から組み立て、設置、ゴミをまとめて後片付けするまで、多少の手戻りがあっても60分あれば十分に組み立てできます。

一人でも最後まで作業できるレベルだと思いますが、脚裏のキャスターを取り付ける時は全体を横に倒して取り付ける方が安全です。なので、倒す作業の時だけお手伝いしてくれる人がいると良いです。

僕は誰も手伝ってくれなかったので、一人で倒しました。

保護フィルムをはがしましょう

勘違いをしていたら気づかないかもしれない保護フィルムがあります。僕は、この注意書きを読んで、ラミネートされている透明なフィルムのことだと思ったんですよね。開梱時にこのラミネートフィルムをはがしたので、「保護フィルム」はがし済みだと思い込んでいました。

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このラミネートとは別にホワイトボードの板にピタっとくっついている方が保護フィルムです。パッと見わからないです。

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影にしてよく見ると、もう一枚ある。こちらが保護フィルムでした。

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保護フィルムをはがして置いてみました。いい感じ!

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自立式ホワイトボード設置後の皆さんの反応

スタジオ室に自立式ホワイトボードを設置して約1週間がたちました。

若干でもスペースが狭くなることに対して、ほぼ毎週レギュラーでレッスンに利用してくれているインストラクターさん達どういう反応するかな...と若干心配していましたが、これまでのところホワイトボードの設置に反対という声はなさそうです。よかった。

一方、講座で利用する先生の皆さんからは「自立式ホワイトボードがあると助かる!!!」という声を複数いただきました。自立式ホワイトボードの購入には勇気が必要ですが、今のことろ設置してよかったです。

教室や講座を自宅やサロンやスタジオで開催しているけど、本格的な自立式ホワイトボード(脚付き)を導入するかどうか迷っている皆さんの参考になれば幸いです。



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今回購入したホワイトボード


壁掛けホワイトボードも便利です


シートタイプのホワイトボードはガラスや壁に貼れます





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