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ホワイトボードを設置する|壁掛けホワイトボードの利点・選び方・おすすめ

自宅教室や自宅サロンで講座を開催するために、ホワイトボードを設置しようか迷っている皆さん、こんにちは。

この記事では主に壁掛け式ホワイトボードのメリットとデメリット、壁掛けホワイトボードの選び方のポイントと設置の際の注意点をお伝えします。

プライベートでリビング・こども部屋などにホワイトボードを設置しようと考えている方にも参考になると思います。

ホワイトボードには自立・壁掛け・貼るタイプ

ホワイトボードは大きく分けると、壁掛け式、自立式、そして壁やガラスに貼るシート式の3種類があります。

自立タイプ:


壁掛けタイプ:


シートタイプ:



壁掛けホワイトボードは薄くて軽くて扱いやすい

自立式のホワイトボードはそれなりのスペースが必要なので、使わない時には邪魔になるのが難点です。

また、本来くつろぎの空間に自立式ホワイトボードを置くと「仕事」「講座」「勉強」「塾」「事務作業」の雰囲気が出てしまい、リラックス感が損なわれてしまいます。うちのスタジオ室にも勇気をもって導入しました。

一方、薄くて軽くてコンパクトな壁掛け式のホワイトボードであれば、不要な時は壁から外して片付けることができます。設置場所をとらず、移動や再設置も楽で扱いやすいメリットがあります。

ガラスや壁に貼るシートタイプのホワイトボードも壁掛け式と同様に便利です。平らな板状の土台が必要となり、取り付け設置には多少のコツが必要です。

軽くて扱いやすい木枠の壁掛けホワイトボード

自宅やサロンなどちょっとした用途でホワイトボードを使う場合におすすめなのが、軽くて扱いやすい木枠の壁掛けホワイトボードです。教室や会議室のようにホワイトボードを常設するのでなければ、取り付け・取り外しも簡単な木枠の壁掛けホワイトボードがおすすめです。

4名程度の少人数の講座やミーティングに使用するのであれば、ナカバヤシのウッドホワイトボード(木枠)が実用的。W900×H600なので細字のマーカーを使うとちょうどよいです。壁に掛ける、ワゴンや机の上に置く、ハンガー掛けに掛ける、など設置も自在です。

縦に2枚並べるとW1200×H900の大きさになります。中央が木枠になりますが、ホワイトボードいっぱいに大きな字を書く用途は少ないと思います。マグネット使用可なので1枚目に付属のマグネットで資料を貼り、もう2枚目は説明のためにマーカーで書く、など使い方を工夫して2枚を活かすことができます。


重量1.67kg。使うときだけ壁に掛けて、使わないときは自宅や自宅サロンのちょっとした隙間に保管できます。軽くてコンパクトなので設置・移動・片付けも楽。1.67kgなのでハンガーラックに吊り下げ紐をかけて設置してもOK。壁のネジに過剰な負担がかかることはありません。

付属品として、ウッドマグネット・ネジ・吊り下げ金具・吊り下げ紐が付いています。大掛かりな組み立ても不要で、マーカーを購入すればすぐに使えます。

DAISOなどの100円ショップでも、赤・青・黒の3色マーカーや、イレーザー(ホワイトボード消し)を売っています。W900×H600のサイズでは細字マーカーが便利です。

木枠のホワイトボードは湿度などの影響で、若干の反りが出てくることがあります。僕が2017年の夏に2枚購入したナカバヤシの壁掛け式ウッドホワイドボードは、2021年現在ほんの少しだけ反りが出ています。床においたり壁に掛けたりすると、完全にフラットではないのが分かります。使用上はほとんど気にならない程度です。

このナカバヤシ製と同じサイズで、見た目も附属品もよく似た木枠のホワイトボードを大手ホームセンターで見つけました。ホームセンターの独自ブランドで値段は安かったので試しに1枚購入してみたところ、数カ月でなかなかの反りが出て板が完全に斜めになってしまいました。Amazonには安い無名ブランドのホワイトボードもありますが、同様のリスクがあるかなと思います。

ナカバヤシ製の木製ホワイトボードも、個体によっては反りが出るのではないかと思います。枠が木製である限りは反りの可能性はあるので、木枠の壁掛け式ホワイトボードを選ぶ際には注意しておきたいポイントです。

スタンダードなアルミ枠のホワイトボード

反りが心配な方はスタンダードなアルミ枠をお勧めします。板面は鋼板が一般的です。もちろんマグネット使用可。国内メーカーの同等サイズ(W1200×H900)で実売5,000円程度、倍サイズのW1200×H900だと1万円前後で販売されています。

各社とも薄型・軽量であることを訴求しています。ホーロータイプに比べればたしかに「軽量」ですが、木枠の壁掛けホワイトボードと比べると約2倍の重さです。倍サイズ(W1200×H900)になると1枚5~8kg程度あり、大きさとともにズッシリした重量感があります。この大きさだと壁面にしっかり固定して設置する方がオススメとなりますが、壁面に重量に耐えるだけの耐荷重があるか確認が必要です。特に壁が石膏ボードの場合は注意してください。

プラス(PLUS)のホワイトボード(W900×H600)は2.14kgで最軽量。マーカーとイレーザー付。

ナカバヤシのホワイトボード(W900×H600)は3.0kg


コクヨのホワイトボード(W900×H600)は3.6kg



ガラス製ホワイトボードは抜群におしゃれ

おしゃれ感でいうと、ガラス製ホワイトボードはいいですよね。ガラス製ホワイトボードに向かってブレインストーミングなどすれば斬新なアイデアが次々と創出される気がします。知的な気分にひたりたい方に最適です。

強化ガラスなので通常の使用であれば、割れたり傷がついたりする心配は要りません。ホワイトボードとしての基本機能は十分で、インテリアとしての見た目の「おしゃれ感」は抜群。

W1200×H900で重量は10.98 Kgあります。上記のコクヨ製アルミ枠ホワイトボードの1.5倍程度の重さです。こちらも簡単に取り外ししたり移設できる重さではありません。会議室に固定して使用するイメージですね。


もうひとつ、ガラス製ホワイトボードの難点は「マグネットが付かない」ことです。探してみると「磁気ありタイプ」も存在するようですが、実用性はあまり期待できそうにありません。

ホワイトボードが醸し出す事務室的な感じがNGな空間、おしゃれ感を重視したい方には、ガラス製ホワイトボードをチェックしてみてください。

壁掛けホワイトボード購入時の注意点

必要な大きさを間違えると大変です。大きすぎては邪魔になり、小さすぎては使い物になりません。ホワイトボードを設置予定の場所のサイズをちゃんと測ってから購入することをおすすめします。

また、ホワイトボードの重さを把握しておくことは大切です。頻繁に取り付け・取り外しをするのであれば軽量のホワイトボードを選ぶほうがよいですし、取り付ける壁面の耐荷重も同時に確認しておくと安心です。

壁掛けホワイトボード搬入時の注意点

W900×H600であれば抱えて電車に乗っても大丈夫なサイズですが、W1200×H900になると、畳1枚弱の大きさがあります。搬入時には自宅内の照明器具やドア枠などを破壊してしまわないようにお気をつけください。また、ホワイトボードを2階に運ぶ場合は、階段などで落下させないようにご注意ください。

壁掛けホワイトボード開梱時の注意点

ホームセンター等で購入する場合は、木枠のホワイトボードは透明なビニールでラッピングしてある程度です。Amazonなどで購入する場合は段ボールに梱包されています。カッターナイフなどで開梱する場合は、板面に傷つけてしまうことがないように確認してください。

壁掛けホワイトボード組み立て時のポイント

壁掛け式ホワイトボードの場合、組み立てはありません。ウッドホワイトボードなど、製品によっては壁掛け用フックの取り付けに付属品のネジとプラスドライバーが必要な場合があります。

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スピーディに設置できる便利な壁掛け式のホワイトボード。自宅や自宅サロンにあると、ちょっとしたミーティング・会議・講座などの場面で役に立つと思います!

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