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26歳を終えるこの日に

今日私は26歳を終える。365日26歳として生きて、ついに今日で卒業するのだ。


「幅」という漢字をテーマにしてこの1年生きてきた。人としての幅を大きくしたい、人生の振り子の舞台を変えたい、という誓いともとれる願いを込めて決めた。

この1年いろんなことがあったなあ。私の黄色い振り返りノートにたくさんの日々が詰まっている。たっくさん笑ったし、やるせない怒りもあったし、止まらない涙もあった。1人で抱え込むことも友達と分かち合うこともあって、もはや全部は覚えていないのだろうけど全て愛おしい瞬間になっている。(本当に覚えていないから去年の25歳最後の日に何をしていたかカレンダーを見たら、目黒のkabiというお店に行っていた。ここもまた行きたいなあ。)

いつからか毎年のテーマの漢字を決めて振り返りをするようになっているのだけど、ありがたいことに毎年今年が最高な年だなと胸を張って言える。

26歳に色をつけるとしたら橙色とグレーのグラデーションで、少しだけ透明度がある、そんな年だった。一番大きな変化はキャリアを変えたことだろうか。直感で決断するタイプではあるものの、最終的に踏み出すまで私は遅い。本当に納得いくまで腑に落ちるまで熟考しないと気が済まないのだ。だからこのキャリアを変えるのは私にとってものすごくじっくり決断した大きなことだった。住む場所が変わったのも変化である。毎日吸い込む空気、浴びる光が変わって私という人間を構成する要素が変わったそんな気がする。

鹿児島のど田舎で生まれ育った私にとって未だにこの東京という街は刺激的すぎるけど、ちゃっかりしっかり楽しんでいる。でも20代後半ともなると、これからどこに向かっていくのか漠然とした不安にも駆られる。いくらでも選択肢があって、それを多いとするか少ないとするかは自分次第で、年を重ねれば重なるほど己の度量の大きさを試されている気分になる。


27歳、テーマは『咲』。一つひとつの選択を心から笑顔が咲くものを選びたい。いろいろ生み出して咲かせていきたい。そんな願いを込めて。
お誕生日にはたくさんのお花をいただいた。ぴったりのテーマだなと思いながら1,2週間咲き誇ってもらって素敵なスタートをきれたとおもう。
この1年はどんな年になるのだろう。ひとつ言えるなら間違いなく最高の一年になる。
たくさんお花を愛でて空をぽけっと眺めて本を読んでめいっぱい笑って全力で仕事をしていっぱい楽しもうっと。

26歳の私おつかれさま。全力で一年生きてくれてありがとう。27歳の私も咲いていこうと思うよ。

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