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ハッピーマタニティライフなんて都市伝説だ!~初期編②~

前回書き忘れていたが、初回診察に、出血止めと子宮が収縮をとめる張り止めが処方され、出血はすぐにとまったが、張りはたまに起こっていた。
その度に胎児は無事なのか不安の日々だった。

▼8月某日
前回の診察から2週間後…
エコーで心臓が動いてるのを確認。胎児は無事に成長していた。卵から成長して心臓が先にできるのか…
この心音が確認できるかできないかが流産の境目だ。だいたい、6~7週目までに確認できないと流産となる。
この初期の大事な時期に無理をして切迫流産になる女性が多い。

私はよかった、本当に良かった!と安堵した。

次の2週間後の診察までに母子手帳もらってきてと言われる。車の運転okの許可が降りた。やっと自分で買い物にいける!外の世界との交流ほど息抜きできることはない。
ただ、本当に胎児は大丈夫なのか、成長するのかと不安で健診日の3日前まで母子手帳交付に行かなかった。
役場へ行き、交付届を記入。「おめでとうございます」と言われ、母子手帳とともに、パンフレット(妊娠中の生活や食事などについて)や母親学級のスケジュールなどをもらった。

母子手帳…母に自分の母子手帳を見せてもらった以来に見たが、いろいろ書き込む項目があり、健診の結果なども書き込むので、赤ちゃんの保険証かわりのようなものなので、妊婦は大概外に出る時は持っている。
まさか、自分が母子手帳を手にするとは…

ちなみに母子手帳交付後が妊婦健診となるので、これまで3回行った診察は実費となる。

自宅安静は解除になったものの、胎児が必ず成長するとは限らない。9週の壁と言われることがあるくらい、この時期は流産しやすい。心音が確認できても、胎児が成長しないこともあるからだ。

9週を超えると、市販で売ってるエンジェルサウンズという機械を使って心音がわかるようになる。結局私は買わなかったが、不安な方は買っていたし、私も買えばよかったと今では思う。

(続く)

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