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【メソッド部門】相互試合分析(ユースチーム×トップチーム)

奈良クラブ メソッド部門ではクラブのアイデンティティを強固なものにするため様々な活動を行っております。バルセロナに本拠地を構えるサッカーサービス社が開発したエコノメソッドはサッカーのプレーのみのメソッドと思われている方も多いかもしれませんが、実は少し違っています。

エコノメソッドとは

「エコノメソッド、成功の目に見えない部分」というスローガンを掲げるエコノメソッドは、上記図が表すとおり、サッカーの目に見えない部分を以下の4つの方法でサポートしていくことで、クラブの発展、成功を目指しています。

TALKMADE
奈良クラブのフットボールの文化の構築を、常にクラブのコーチ陣との対話によって行う。
例)トレーニング内容のプランニング、ゲームモデル策定、スカウティング…

SMART-FIELDER
インテリジェンスに溢れ、自ら成長していける選手を育成するプロセスを浸透させる。
例)トレーニング法(どのように教えるのか、どういったタイプのTRメニューを与えるのか)、映像分析、個人戦術向上プログラム…

C0-LEARNING
全員が全員から学ぶ。選手同士での学び、選手&指導者での学び、指導者同士での学び。
例)選手同士の相互分析、年代を通貫したポジション別トレーニング、指導者同士の行動分析…

COMMITTEES
クラブの中で、コーチや選手だけではなく、クラブにかかわるあらゆるスタッフに一貫した教育、行動規範、 価値観、信念を浸透させる。
例)価値教育、チューター制度、オールドブラザー…

EKKONO METHOD, THE INVISIBLE PART OF SUCCESS

【メソッド部門】相互試合分析(ユースチーム×トップチーム)

今回は、クラブ内の選手同士、指導者同士が互いに学び合いレベルアップを図る取り組み、CO-LEARNINGの中から、選手同士がプレーを分析する相互試合分析を紹介。

ユースの選手たちは試合前にポジションごとにテーマを与えられ、それについてトップチームの同じポジションで出ている選手のプレーをリアルタイムで分析し、分析結果をシートに記入していきます。

試合前にテーマの説明を受けるユース選手たち

ポジションごとの分析テーマは以下の通り。

GK:サポート(攻撃)
CB:エリア内のマーク(守備)
SB:1 vs 1の対応(守備)
DMF:サイドチェンジのサポート(攻撃)
OMF:ギャップの管理(守備)、エリアへの侵入(攻撃)
WG:レガテ(攻撃)、デスマルケ(攻撃)
ST:デスマルケ(攻撃)

【まとめ】


TRや試合の際に自分のカテゴリで指導者からフィードバックを受けるといった一般的な学びの形態だけではなく、さまざまな方法で選手に学びの刺激を入れることで、選手の学習はより早く、深いものになります。
今回も、一つのプレーに対して選手たち同士で議論をする様子が見られ、非常に有意義なものになったと感じることができました。
奈良クラブメソッド部門では引き続き、クラブ、選手が発展していく活動をしていきます。


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