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【地方移住】移住して変わる車の選び方①

 先日、我が家で掲げていた【車の買い替え】という目標が達成され、達成感に満ちている気持ちのうちに書き留めておこうと思う。

 移住前、東京で使っていた車は2台。夫さんの通勤用にエクストレイル、私が使う車はタント。東京と言っても高尾山に近い車社会的東京なので長女が生まれたタイミングでタントをゲットした。

 免許を取得して以来ノー運転の私が赤ちゃん乗せて車走らせるのか…という不安はあったけれどタントはそんな私を包み込み、どうにか傷もつけず事故にも合わず、ゴールド免許のままタント@東京生活を送ることが出来た。

 夫さんのエクストレイルも走行距離10万キロ超えのタフな環境にも順応し、私、長女、次女とどんどん乗るメンバーが増えても長距離運転や大荷物を買って出てくれる心強い車だった。

 さかのぼること去年の7月末、2台を夜中に高速走らせ東京から長野市まで移住したのだけれど…

 新しい我が家は標高約800メートル。集落に始まりにいろは坂…とは言わないまでもカーブが続く坂を一気に50メートルほど上がらないといけない。加えて家の前に急な坂があって、道幅も狭くていっつもこわごわ上り下りしている坂もある。
 
 そして長野市の中でも山の中で豪雪地帯のこの地域…冬、タントは坂との勝負に負けたのだ。
 
2駆の軽自動車タントは雪の坂を上り切れず坂で立ち往生すること数回…雪の降る中保育園に「車が立ち往生して遅刻します」と電話を入れるのは先生にも心配をかけてしまってなんだか申し訳ない気持ちに。
 
 家の前の坂ももちろん上がり切れないので、雪が少しの日にどうにかタントに坂を上ってもらい、家の前にある坂下の空き家の屋根付き駐車場に停めさせてもらうことにした。でも毎日当時まだ歩けない次女をおんぶひも、長女にはスキーウェアを着せて約200メートル歩いてもらう…今思い出しても大変だった。長女も頑張った。ほぼ毎日雪かきしてから登園、迎えに行く時も雪かき。長野の雪の洗礼を受けたのだと思う。

 子どもとの雪の中の移動が大変なら夫さんの通勤にタントを使って、
4駆のエクストレイルは坂全然大丈夫なら家の前にあるしそれ乗れば少しは楽じゃない?

…という声が聞こえてきそう。これにも課題がありまして。

  1. 夫さんの通勤は山を越えて隣村に行くためタントだと坂に耐えられず山   の中で立ち往生する危険がある。

  2. 私がエクストレイル苦手。顔(ボンネット部分)が長いので雪道をいきなり走るには距離感がつかめない。

どうにか豪雪の時期を超えて(去年より雪が少なくてよかったね、と地域の方々に言われる。うっそー)春になった頃、ほっとしたのは言うまでもない。

 

 



最後まで読んで頂きありがとうございます。夫さんが思う存分農業が楽しめるように私も好きなことでサポートしていきたいと思っています。頂いたサポートは今後の活動に充てていきます!