法人からのお知らせです。

　桜もすっかり散り、ＧWを迎えた奈良は観光客でにぎわっています。
そんな中、私たちは10 年前の2013年4月に奈良で初めての自立援助ホーム　「あらんの家」を開設してから、10周年を迎えました。10周年の節目に、今年の2月から3月にかけては”11年目に向けてのプロジェクト”として、ホームを巣立った子どもたちが、「ただいま」と帰ってこられる「新しい居場所」を作るために、クラウドファンディングにも挑戦しました。

　そして、クラウドファンディングで皆様から頂いた沢山のご支援のお陰様で、子どもたちが、「ただいま」と帰ってこられる居場所づくりに向け、いよいよ5月8日から工事が始まりました。

　職員や子どもたちの話を反映しながら、一級建築士の方がデザインを図面にして下さり、床材のサンプルが届いたり、とても素敵な場になりそうで職員も楽しみにしています。

　一方で、合同ミーティングでは箱だけがあっても仕方がないと話しになったり、生活していたホームではない場に、どうしたら退居した子どもたちが来やすい場になるのか話し合ったり、理想と”今、自分たちができる事”のギャップなどまだまだ課題は盛りだくさんですが、できることから少しずつ進めて行きたいと思います。