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イギリス珍道中★ドアがあかない!

2日目の朝、午前11時のアラームで飛び起きる。
えっ?もう11時?というかんじ。

昨夜はイギリス時間の深夜3時にようやく眠ることができた。
体調管理は基本軒なので、8時間は睡眠をとることにして、11時にアラームを設定。
もし、11時にアラームを設定していなかったら、奈良里紗のことだから、翌朝まで眠りこけていたかもしれない。そのぐらい、私はどこにいても、どれだけでも眠るという特技をもっている。

朝、おきて一番に気づいたこと、それは、
「あ、生理きたかも」
ということ。

ナプキンをもってトイレにいくと、やはり。
毎回、フライトが整理初日になることが多かったので今回は到着してからということでまぁよしとしよう。
昨日からひどい頭痛と腰痛があったのはこのため。女性の体はなかなか大変なのだ。

初日から、ステイ先のシーツを血で汚すことにはなっていなかったので一安心。
これから6か月間は生理にふりまわされるのは大変なのと、イギリスの整理用品の品質はよくない、だけでなく、高い!と聞いているので、婦人科でピルを処方してもらった。今夜からこれを3週間同じ時間に飲むミッションをクリアできれば、次の整理からは頭痛や腰痛、腹痛、何より経血の量は少なくなるはずだ。

さて、トイレからリビングへ。
バディに挨拶しようと思ったら
「えっ?扉があかない?!」

まさかの、リビングと私の部屋を隔てた扉がうんともすんともいわないのだ。

イギリスは古い家が多いのでこういうことはよくあるもの。
だけど、このお部屋は地区8年と築浅物件。

扉のむこうからきこえるバディのくぐもった声。

「さっきから、あかないんですよー、そっちに鍵とかありますか?」

ドアノブ周辺をさわるも特に鍵穴のようなものはない。

「カギはないみたいだけど・・・」

両サイドから何度かおしたり、ひいたりするも全く動かない。

いよいよ、焦ってきた私たち。

バディが扉の下からスマホをすべらせ、
「そっちのドアノブの写真をとってもらえますか?」
とのことだったので、かしゃり。

写真をとってから、また、ドアの下のすきまからスマホをバディの部屋へ送り返す。

「うーん、やっぱり、カギはついていないみたいですね」
とバディ。

バディは部屋にドライバーがないかを探し、今度はドアノブをドライバーで外す。

外してみた結果、ドアノブをまわして動く部分は私側についていることがわかる。
さすがに、ドライバーは扉の下のすきまはとおらない。

バディが扉に悪戦苦闘している間、私も自分側に何かないかを探してみる。

そして、私の部屋についている扉のドアノブを動かしてみる。

私たちがかちゃかちゃやっているぐらいの押し下げ方だと、ドアを特区する部分はうまく動かない。
もう少し強い力でドアノブをおしこむと、かちゃりとロックが外れる仕組みになっていることがわかった。

そこで、もしかしてリビングの扉ももう少し強く下におしこめば、あくのでは?と思い、やってみると、

がちゃり。

8時間ぶりのバディとの再会はあまりにも観劇で思わずハグしてしまった私たち。

時間にしてみれば、おそらく、30分ぐらいの出来事だったけれど、数時間にもかんじる出来事。
朝からぐったり。

その後も、日本ならすぐにできるベランダのドアの開け閉め、出窓の開け閉め、1つひとつに悪戦苦闘するのであった。まぁ、これも海外にきたからこそ味わえる味わい深い時間ともいえる。

私の頼もしいバディさんは、なんと、このまま、ドアがひらかなかったら2回のベランダから外にでようと思っていたという。いや、それは危ないからやめてね。笑

イギリス珍道中、次回もお楽しみに。

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