新しい写真メディアをつくります。なぜ、そう想ったか。(2)〜私が私を生きるためのメディア
アイのポスト(仮) 始めます。
新しい写真のメディアです。
何が新しいって、多分、その仕組みが新しい。
今の既存メディアを支えている構造を、まるっと引っくり返したところに、
幸せなメディアの形があると考えています。
新しいメディアの話は、追い追いするとして。
なぜ、それをやろうと思ったか?ってあたりを、ぼちぼちと言葉にしています。
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1億総写真家 時代の到来。
写真の力を使って、アイだけでできた、メディアをみんなでつくろう!
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「なぜ、やるか?」
昔、働いていた都内の職場に、茨城から通う、元ヤンキーの女の子がいました。
超人気シンガーに憧れ、そのシンガーに一歩でも二歩でも近づくために所属していたレコード会社に入り、髪型やメイクもそのシンガーの真似をして、そのシンガーのニュースがYahoo!ニュースに流れてくるたびに一喜一憂をして、泣いたり笑ったり、大忙しでした。
「30歳になったら、さすがにイタいから、追っかけやめる。」
彼女はそう言っていました。
うすうすだけど「一生、その人気シンガーに、自分はなれない」ということに気づいているようでした。
私としては、
「30歳までの数年間、シンガーの追っかけをしている時間を、自分のために使ってみてはどうだろうか?」
という疑問が思い浮かびました。
そして、また、こういった女の子は、決して特別ではなくて、地方に行けば行くほど、こんな女の子がたくさんいるように思われたのでした。
そうまでして、他人を崇拝させる「メディア」や「広告」って、いったい何だろう。
彼女を茨城から通わせるほどに、「若い子を虜にして、いかにお金を使わせるか」という思考で組み立てられていた会社の事業内容に、納得がいかなくなってしまい、会社に居られなくなってしまいました。
突如「フリーランスになる」という決断。
仕事が決まっていたわけでもない、何をして食べればいいのか分からないまま会社を辞めて、以来「わたしとして生きる」ことのチャレンジをし続けています。
ふり返れば、ふり返るほどに。辞めて本当によかったな。
・・・ところで、こんな風に誰かがつくったメディアの悪口を言ってないで、私は私で新しいメディアをつくりたいのだよね。
その第一歩を。
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