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オシャレ脳を鍛えよう!「ユニクロでカッコよくなれる人、なれない人」


プロローグ

 どうもオシャレってものがよく分からない、あるいは最近よく分からなくなってしまった…。

持っている服を着て鏡の前に立っても、何だかパッとしないし、テンションも上がらない…。

選んでいるブランドが悪いのだろうか…もうちょっと「良い服」にステップアップする時期なのだろうか…などと考えてみる。

そんな時にふとインターネットを眺めてみると

「ユニクロでオシャレになれる!」

「(様々なアパレル企業と比較して)むしろユニクロが良いよ?」

などと出てくる。

選んでいるブランドが悪いのかな?もっと「良い洋服」を着るべきなのかな?

などと思っていたところで、「ユニクロが良いよ?」と言われると「えっ!?」となってしまうでしょう。

さて、ここでちょっと立ち止まって考えてみましょう。

世の中の流行りのノウハウというのは共通して「意外性がある」というのが、1つのポイントになっています。

モテるための恋愛ノウハウ、お金儲けのための副業ノウハウ、そしてファッションのための着こなしノウハウなども当然これに含まれます。

このことは、世の中の人は「自分の人生において不満に思っている『何か』を改善したい」と思った時に

「一発逆転の魔法のようなノウハウ」

を求めがちである、とも言えるでしょう。

今までの借金を一気に返済できる、「桃鉄」における「徳政令カード」のようなノウハウです。

そして「ユニクロでオシャレになれるよ?」「むしろユニクロが良いよ」というのはこの意外性を持ったノウハウと言えるでしょう。

だって、一昔前までは「ダサい」の代名詞だったあのユニクロでオシャレが出来るっていうんですから。
さらに「お金も掛からない」となると、意外性は足し算どころか掛け算になっていきます。

これが一概に間違っているとは言いません。

洋服に多大なお金を費やしてきた身からすると、本当に悔しい?ことなのですが、全身ユニクロでカッコよく見せられる人というのはやはりいます。

私も実際何人も見てきています。


 一方で、全身ユニクロではカッコよくなれない人もまた存在します。

 

意外性に溢れたノウハウでも「上手くいった人」と「上手く行かなかった人」に別れます。
こうしたノウハウが広められるとき、取り上げられるのはえてして「上手くいった人」ばかりです。 

一方で「上手く行かなかった人」達の話ばかり聞くと「あのノウハウは偽物だ!インチキだ!」となってしまって、これまた極論に過ぎることになってしまいます。


そのノウハウを正しく評価するためにも、何故上手くいく、いかないが別れてしまうのかを分析していくことが大切です。

「ユニクロでオシャレがイマイチ出来なかった」という方や、「ユニクロでたくさん服を買ったけど、それらのほとんどは今着ていない…」という方に是非読んで頂きたい内容になっています。


また読み物として、洋服に対する理解もさらに深まるような内容にもなっています。

いつも私が運営しているブログ「ナルシストで何が悪い?」のような商品紹介など急いで読む要素は無いので、電車の中などで是非じっくり読んでいただければと思います。


オシャレ脳を鍛えよう!「ユニクロでカッコよくなれる人、なれない人」

目次

1  洋服を形作る要素、「シルエット」「情報量」「イメージ」

2  洋服には「柔」と「剛」がある!?何故Gジャンは誰でもそこそこキマるのか?


3 シルエットを自分で調整する?

ヨコミチ 身長が高い方がファッションには有利だが…

4 「柔」の服が、必ずしも悪いわけではない。「ドレスとカジュアルのバランス」とは実は「柔と剛のバランス」だった?

5 シルエットを自分で作れない人、がユニクロで選んではダメなモノ…イージージャケットは全然イージーじゃない!?

6「シルエットを自分で作れない人」は、洋服にシルエットを作ってもらえ!

7  筋トレで、「シルエットを自分で作れる人」に近づく!

ヨコミチ 女子とイケメンがプチプラでもなんとかなる理由

8  過度なバリエーション志向を止めよう、ユニクロで買うべきものはそんなに多くない

9 「囲い込み」されるな!必ず競合先、選択肢を持とう 

10 インフルエンサー側から見る「ユニクロ」のメリット

あとがき 「ユニクロで良いじゃん?」の呪縛




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