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ナッツの万馬券倶楽部 #42


先週の大阪杯は珍しく見事に予想が的中しました。

1着▲キタサンブラック
2着△ステファノス
3着△ヤマカツエース

僕の馬券的には◎アンビシャスを軸に流してしまったので残念ではありましたがw

この調子で今週の桜花賞も当てに行きます。




今年の牝馬クラシック戦線はソウルスターリングの一強ムードが強い気がした。
そこに突如、姿を現れたライバル候補のファンディーナ。
フラワーカップ(G3)での勝ちっぷりは、誰もが怪物が現れたと思ったのではないだろうか。

そのファンディーナは桜花賞ではなく、あえての皐月賞に参戦。
牝馬でありながら活躍の期待は高まる。
ここで勝つような事があれば、一躍ヒロインの座はファンディーナのものになるであろう。

だがしかし、桜花賞に参戦の女王ソウルスターリングも怪物であるのは事実。
父が14戦14勝の世界的名馬フランケル。
母が仏オークスを始めとしたG1・6勝馬のスタセリタ。
両親合わせて「16冠」という、世界中を見渡しても指折りの超良血馬ソウルスターリング。
ここまで4戦4勝の2歳女王という成績もその血統に恥じぬものであり、まったく非の打ち所がない。
前走のチューリップ賞(G3)を見る限り、強さが本物であるのは間違いない。

今年の牝馬は豊作と言われながらもなんだかんだで、今回の桜花賞はソウルスターリングの二番手になりそうな相手探しになりそう。



まずは、桜花賞トライアルと優先出走権を手にした馬たちの紹介を。

【チューリップ賞(G3)】
1着 ソウルスターリング
2着 ミスパンテール
3着 リスグラシュー

【アネモネS(OP)】
1着 ライジングリーズン
2着 ディアドラ

【フィリーズレビュー(G3)】
1着 カラクレナイ
2着 レーヌミノル
3着 ゴールドケープ





リスグラシューは、阪神JF(G1)で0秒2差の2着だったが、前走のチューリップ賞で0秒4差の3着で共にソウルスターリングに破れている。
ソウルスターリングに差を広げられている以上、桜花賞での逆転は難しいのではないか。
ただ、3着までに入る可能性は十分にありえる。



チューリップ賞2着だったミスパンテールは、キャリア2戦で桜花賞の切符を手に入れてしまっただけにデータが少なすぎて不気味な存在。
その分だけ面白味もある。
万馬券倶楽部的には魅力的な存在。



フィリーズレビュー(G2)の勝ち馬カラクレナイは、距離不安から人気を落としそう。
今回はデムーロ騎手から田辺騎手に乗り替わり。
これまでの4走は全て1400mでの実績となり、前走の走りぶりからも、桜花賞では距離が1ハロン長いのではないかという不安材料があるというのも確かですが、この時期の牝馬同士のクラシックは、血統の壁というのはあまり関係なさそう。
父ローエングリンは世界的に見ても一流の種牡馬であり、日本でもロゴタイプで皐月賞を制した実績があるので、ちょっとは期待してもいいかも。



フィリーズレビューで2着だったレーヌミノルは重賞レースで惜しいレースが続いて実績はあるのだが、勝ちレースは1200mまで。
阪神JF(1600m)でこそ3着だったが、クイーンC(1600m)では4着に沈み、距離短縮で挑んだフィリーズレビュー(1400m)でも2着止まり。
1400m~1600mのレースで勝ちがないので、1200mまでの馬と見切りをつければ、今回の桜花賞も厳しいのではないだろうか。



アネモネS(OP)を勝って出走権を手にしたライジングリーズンは、年明けのフェアリーS(G3)を勝った重賞馬。
デビューから4戦、全てのレースが1600m。
距離に関しては問題はなさそう。



男勝りの走りを見せるアドマイヤミヤビ。
未勝利→500万下・百日草特別→クイーンC(G3)と3連勝中。
特に、2走前の百日草特別は、皐月賞の有力候補と目されるカデナ(のちに京都2歳S、弥生賞をV)、アウトライアーズ(のちにスプリングCで2着)を退けての勝利だった。
年明け初戦のクイーンCも、メンバー最速となる上がり3ハロン33秒6の末脚で危なげない勝利。
父は大舞台での強さに定評のあるハーツクライ、母系も近親にディープインパクト、ブラックタイドがいるように、文句のつけようがない。
阪神のマイル戦も未勝利戦で勝っており、不安は皆無。
なお、今回はデビュー4戦で手綱を取ったクリストフ・ルメール騎手が、ソウルスターリングとコンビを組むため、昨年のこのレースをジュエラーで勝ったミルコ・デムーロ騎手に乗り替わる。
すでに追い切りで感触をつかんでおり、名手2人の興味深い対決という構図だ。


ミスエルテは朝日杯FS(G1)以来のレースとなるが、2歳時は、ソウルスターリングと共に騒がれ、あえて牡馬戦線の朝日杯FSに挑み、4着では終わってしまったが、まだソウルスターリングとはやりあった事がないだけに魅力はある。
こちらもソウルスターリングと同じで父はフランケル。



穴馬として曲者になりそうなのがアエロリット。
フェアリーS、クイーンCと2レース続けてG3で2着に入っている。
3着までなら可能性ありそう。
万馬券倶楽部的には面白い存在ではある。



アロンザモアは出世馬を多数輩出している紅梅S(OP)を勝ってはいるが、次走のチューリップ賞で7着と負け過ぎている感はある。


前走がアーリントンC(G3)と全くの別路線から参戦しているヴゼットジョリーは気になる存在。
阪神JFで5着だったが、新潟2歳S(G3)を勝っており、アーリントンCでも4着で牡馬と善戦しているだけに3着までの期待はできそう。




【ナッツの予想】
◎ソウルスターリング
◯ミスエルテ
▲アドマイヤミヤビ
△ヴゼットジョリー
△アロエリット
△ミスパンテール
△リスグラシュー





なんだかんだで妥当な予想になってしまっている感がある。

万馬券倶楽部としては成立しない予想w

いよいよ今週は牝馬クラシック第一弾・桜花賞。

馬券以外の所で、フランケル産駒のソウルスターリング、ミスエルテがともに参戦し、ディープインパクト、キングカメハメハの支配が長い日本のクラシック路線に風穴を開けられるかに注目したい。

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