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東商渋沢ミュージアム(東京都千代田区・東京駅)

渋沢ミュージアムという名前が指すように、例の渋沢栄一である。渋沢栄一ブームには大幅に出遅れる形でここ東京駅から近い場所にある東商渋沢ミュージアムへと訪れたわけである。とはいえ渋沢栄一に非常に興味を持っているかどうかといえばそこまででもないので、渋沢ブームの時にこのミュージアムが話題になっていたかは定かではないけれど、好きな人なら必ず訪れているだろうスポット。

東商は東京商工会議所の略で渋沢栄一はその設立者の一人でもあり初代会頭にあたる。欧州の商工会議所を念頭に置き、それまでの国内になかった企業の世論を形成することを目的とした団体として作られた東京商法会議所が法人格となり東京商業会議所、長じて東京商工会議所と名を変えて現在に至っている。資格取得に際しての検定試験などで名前を見かける人も多いかもしれない。

簿記試験とかでも名前を見る商工会議所

ミュージアムは東京商工会議所ビルの6階にある。スーツ姿の人間しかいないビルの中を私服で堂々と歩くのは程よいプレッシャー。さらに6階なので東京商工会議所ビル内にあるエレベータが必要。オフィス内部の関係者と乗り合わせた日には不審者感が丸出しという素敵なロケーションになっている。

行き交うホワイトカラー率は100%

ミュージアム自体はシンプルで15分くらいあれば一通りは見られるボリューム。部屋を左右に区切り、右側のエリアは渋沢を中心としたこれまでの東商の歩み、左側のエリアは歴代の会頭紹介や歴史の動き、それと都内周辺にある渋沢像の紹介がされている。めちゃくちゃ多くて渋沢像は都内周辺に30体くらいある。このビルの1階にもある。

こんだけある渋沢像

ちなみにこのブームの折、大河に出演していた俳優のサインもあるし渋沢印のマスクケースも配布されている。ブーム来てるね。トイレは1階にウォシュレット式。

1階に鎮座する栄一翁


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