駒沢オリンピック公園は前々回の東京オリンピックの際に会場として使用されたことを記念した公園である。国立競技場に次ぐ第二の会場として多くの競技場が整備されて使われたという経歴を持っている。前回のオリンビックでは練習場として使われたらしく、せっかく作った施設を本番の会場として生かさなかったのは理解に苦しむけれど耐久性の問題とか色々とあるのでしょう。お金がかかりますね。

広大な公園ということもあり移動もそれなりの距離があるのだけれど、オリンピックメモリアルギャラリーは公園の中心にある中央広場、オリンピック記念塔が建つ向かい側にある体育館の階段を下りた地下１階にある。新国立競技場が有料のスタジアムツアーを行なっているのに対してこちらは無料で開放されており、休憩所が隣接しているため休憩がてらフラッと気軽に覗けるというのもハードルが低いかもしれない。

1964年に開催された東京オリンピックの歴史やメダルなどが展示されている他、東京に誘致することになった経緯やオリンピックのこれまでの歴史などもパネル展示されている。決して広くはないものの、オリンピックにさほど興味がなくても興味深い情報を知ることができる。館内は撮影できないけれど、そもそも新国立競技場のように見栄えするような施設というわけでもないのでそこはそれ。ハンマー投げのハンマーを実際に持つことができたり、体験型の展示もいくつかある。
トイレは和式と洋式はウォシュレット式。現在でも体育館として現役で使われているのもあってトイレの数はかなり多い。