『密偵』(韓国映画)

今日は、午前中は農園。近隣の野菜農家と、ニワトリを放すことに関して、ややトラブル。2時に自動車保険の更新で「損保ジャパン」が来る。5時に「フード・バンク」に行き、卵とニワトリのエサを交換。その後、平林牧師を誘って、あたご劇場で『密偵』を観る。

『密偵』は、日本植民地時代の(日本警察vs義烈団)の爆弾闘争を描いた作品で、銃弾がバン・バン飛び交う。2月1日(金)までやっている。12時、2時半、6時の3回。

1969年にソウルに行ったが、その時、朝鮮総督府の建物がまだ残っていた。(1995年にとり壊された)当時は、まだ日本語を話せる人も多かった。朴正煕大統領の時代で、言論統制は厳しかった。ザックの最底辺に『世界』(岩波の月刊誌)を忍ばせて、持ち込んだ記憶がある。その『世界』には、その雑誌をリクエストした人の論文が載っていたのだ。

1953年(朝鮮戦争休戦)から16年も経過していたのだが、韓国はまだ復興しておらず、街には、焼け跡闇市の気分が濃厚に漂っていた。済州島に向かう船の中で、中国製の万年筆「英雄」(500円)を持っていたので、KCIAの取り調べを受けた。結局、世話になる人へのプレゼントとして持って入った10本の「英雄」はすべて持ち帰った。

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