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「里山農家の強敵」(イノシシ)

2018年9月17日、隣の農地とウチの農地の境の傾斜地で、くくり罠にイノシシがかかりました。前の日に、「なかなかかかりませんね」と隣の人と話したばかりでした。♀ですが、70㎏くらいもありそうです。こいつに体当たりされたら、脚の骨が砕けそうです。

近づくと、逃げようともしますが、向かって来ようともします。怪力の持ち主なので、くくり罠を外さないとも限りません。以前、くくり罠を外して逃げたのがいました。ワイヤーは、折れやすいカキの木に固定されています。だから、この撮影はおっかなびっくりなのです。

彼女が捕まったのは、サツマイモ畑でした。脚をとらえられてなお、鼻で土をほじくって、サツマイモを貪欲に食べようとしています。

イノシシの被害によって、経済的、時間的損失は少なくないので、理想的に野生動物愛護とはいきません。イノシシに対する殺意は、里山で農業被害にあっている者にしかわからないでしょう。

左後ろ脚をとらえられているのですが、逃げようとして、自ら骨折してしまったように思えます。

(翌日知ったこと)17日のうちに、猟友会の会長が来て、彼女を射殺しました。猟友会の会長は、今年になってすでに100頭のイノシシを殺しているそうです。彼女は、先日自動カメラに写っていたのとは別の個体なので、イノシシ被害がなくなったわけではありません。付近には、他にも相当数のイノシシがいるので、安心はできません。



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