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ワイはタピオカではなく納豆になりたいのだ

どもども、生まれつき親指だけが普通の人よりも巨大なゆびきゅうです。
ワイの好きな3大インフルエンサーの1人でもある山田研太さん(やまけんさん)の論文の第二弾を読了しましたので、早速感想を書きたいと思います。

やまけんさんの論文と間違えて来てしまった方、どうせなら読んでいってほしいところですが、7300文字くらいになってしまったので、「親指の感想とか知らん!論文が読みたいんじゃ!タイムイズマネー!」という方、やまけんさんの論文はここから読めます↓


そもそも「ゆびきゅう」のことを初めて知る方に簡単に自己紹介を。



・職業:フリーランスライター(2021年5月に開業しました)
・自称サブカル系女子(アニメ・映画・ドラマ・音楽・漫画・読書好き)
・女優さんと同じ顔の作りをしていると言われたことがある
・「可愛い」は言われ慣れてるので、「面白い」と言われると喜ぶ
・顔面の可愛さと持ち前の歌唱力を生かして、地下アイドルしながら正社員3年してた
・地元で音楽ユニットのギターボーカルで活動しながら正社員7年(営業の仕事で年収500万くらい稼ぐ傍、音楽フェス出演・モデル・映画出演・お笑いライブ出演・MC・テレビ・ラジオ出演経験有り)
・去年から本格的にライターの勉強をして、今年2冊の電子書籍出版⇨Amazon1位(現在固定のクライアント5人から継続案件もらってフリーランスライターしてます)
・自分大好き(自己肯定感爆高い)
・オンラインサロンの主催者してる
・ギター弾き語りできる
・好きなアーティスト 
椎名林檎・あいみょん・日食なつこ などカッコいい歌声の女性ボーカルが自分にないものを持っているので惹かれます。
・恋愛経験わりと豊富(付き合った人数14人(男性12:女性2))
・おしゃれ好き(ファッション・コスメ情報は2ちゃんから仕入れる)
・LGBTのパンセクシャル(現在女性パートナーと暮らしてます・子なし)
・Twitterフォロワー1786人(2021年6月現在)


初めてこの自己紹介文読んだ方は、うっわ〜嫌い!無理!ってなるかはぁぁぁ好きっ!!ってなるか分かれるだろうなぁって(笑)。

まぁこれがワイなんで。
ちなみに自分のことは世界で一番大好きです。
今まで人生でどんなヘマしても「可愛いやつだなぁ〜しょうがねぇな俺。でもすきっ!」って思ってここまで来ましたね。

パートナーのNくんからは「ゆびちゃんってやっぱヘンだよね」「幸せな人だね」なんて言われます。「でも、そんなワイがどうしようもなく好きなんだろ?いうてみ?」ってドヤ顔で返しますが。

(答えは言わずもがな)

さて、もっと嫌いになるかもっと好きになったか二極化が激しくなってきたところで。笑
こんなクセツヨなワイが、やまけんさんの「天才系(アート型)ビジネス〜vol.2 表現者シップ〜」を読んだ感想を書いてみたいと思います。


プリントアウトして、気になった箇所に赤線を引きながら読みました。

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人とは違う唯一無二の天才。しかも熱狂的に長く愛される天才はどんな人がいて、どんな性質を持っているのか?について身近な芸人さんや歌手、野球選手などの例を挙げ、説明していたのが前回の論文(vol.1)。(すみません、もっと色々言ってますが語りすぎちゃうのでめっちゃ短くしました)

今回の論文(vol.2)は、表現者として唯一無二の存在になりたかったらこんな土台を持っている(前提としての心構え)といいよという内容でした。(すみません、こんな一言で片付けてはいけないんです。だから7300文字くらいになったわけですが・これでもだいぶ端折った)

この論文の中で、最初から最後まで随時、引用していたのが村上春樹の「職業としての小説家」でした。



ワイは元々村上春樹の書く文章は好きで、ノルウェーに始まり、多崎つくる、1Q84、女のいない男たち、スプートニク、騎士団長らへんを読んでいました。

村上春樹の中でも、主人公がけだるい物事を斜に構えているような男性で且つ、エロい描写がある物語作品が好きなので、「職業としての小説家」はスルーしてしまっていました。(好きの偏り半端ない)

「春樹、ごめんまだ読んでなかった」そう思い、即ポチして今そちらも読んでいます。
ちなみに村上春樹のことが好きな理由としては、春樹の小説を読んでいると自分が丸裸にされているような感覚に陥るから。

「エロくて実は性格が悪い、剥き出しの君のままでいいんだよ。僕はそんな君も悪くないって思う」そう言われているような気分になるのです。

「なんでワイのこと知ってるの?ワイ好みの文書いてきてさ。絶対ワイのこと知ってるでしょ?」そう言いたくなるような文章なの。うまく言えないけれど。
だから彼には熱狂的なファンがいるのも頷けるのです。

伊坂幸太郎が好きな人よりも、村上春樹が好きな人には無条件で好印象を持ってしまいます。(ちなみにパートナーは残念ながら伊坂幸太郎派)

あっ、すみません脱線しました。戻します。

線を引いた箇所を挙げて親指的コメントを残していくスタイルでいってみたいと思います(途中から四角で囲う技術が使えなくなり、アナログな引用方法になっていることをお許しください)

他とは被らないものを作ろうと思ったら、どうしてもわかりにくくなります。これはどうしようもないことで、なぜなら、わかりやすいとすぐ真似されるからです。ただ一般的にはわかりにくいものを作っていく側としては、最低限自分の中で、思想と確信を強くしていかないといけないと思うんです。他から見てわかりにくても、本人は自分の作品や活動に対してぶれない強さを持っているからこそ、熱量や強さをテコに、伝わらなかったものが徐々に伝わっていくわけです。


これまさにワイが主催者を務めている「妄想ゆびきゅうサロン」のことを言われているようでドキッとしました。
内容はきっと他のサロンと被ってないと思うのですが、絶対わかりにくいだろうなーと。

「妄想」ってついてる時点で「怪しい」っていうイメージきちゃうだろうなぁって思っていましたので。
でも妄想で夢を叶えたいという想いのブレない強さがあれば、徐々に伝わっていくのかなぁ、そう思いました。

〜引用〜
読んだ人の賛否は結構分かれるんじゃないかと思っています。好きな人はすごく好き、好きじゃない人は好きじゃないというのがはっきりするという意味です。
〜引用以上〜

これは今回の論文「表現者シップ」に対して、やまけんさんが思うことの一文なのですが。

これ、まさにこのnoteもそういう状態だなぁって思います。
論文の紹介しつつも、ちょいちょい勝手に自分語りしだすので、うざぁぁぁってなる方はフレームアウトするでしょうし、なになにコイツおもれええってなってくれた方は夢中になって読み進めているでしょう(希望的観測・根拠なき自信)


〜引用〜
長くその活動をやり続けられるためには、「やってるだけで楽しい」という気持ちとのつながり方、その感覚をまずは自分の体に覚え込ませることが、表現活動を始めた初期は特に大事になる
〜引用ここまで〜


ワイの歴史でいうところの地下アイドル➕地元アーティスト時代を思い出しますね。

「やってるだけで楽しい」もうね、これしかありませんでした。


「人前に出てマイクを持って踊りながら歌う」ずっとやりたかったことなので、これが楽しくて仕方がなかったです。もちろん事務所所属アイドルとかマネージャーがいて、とかではないので、ライブのお客さんは少なかったけど、ステージ上の自分が一番自分らしく輝いていたから。



アイドルユニットの相方・冬斗さん(超絶イケメン女性・もはや王子)のことが半分恋愛的に大好きで、自分の中で最上級に推している人の相方としてステージに立てていることが幸せで仕方なかったのです。(コンセプトが宝塚系ユニットで、王子と姫だったので、曲の中の演出でキスシーンとかあった・もちろんフリですが・振り付けもワイが担当)

衣装代・レッスン代、ライブ遠征費用など、物販で少しは儲けもありましたが、全然赤字です。しかし、2人とも正社員で働いているのでお金の心配はありません。

ワイとしては、いくらでもお金を注ぎ込んでいいと思えるくらい大好きな推しと一緒にアイドルをして、全国を回ったり、ワンマンライブを企画したりしていたので、お金が惜しいと思ったことは1ミリもありませんでした。

さらにライブではファンからの写真や握手・プレゼントもありましたので、嬉しい瞬間が何度もありましたし、自己肯定感がどんどん満たされていきます。

相方の冬斗さんは、アイドルを一緒にやる前は2ショット写真を撮るだけでも顔を隠したがる人だったのに、3年後は髪を金髪にそめ、サインを求めてきた女子にウインクするまで変貌しました。(彼女はその後、芸能界を目指し上京しました)

思い出すだけで幸せな気持ちが蘇るくらい、毎日幸せだったなと思います。

〜引用〜

自分を楽しませるというのは多くの場合自然とできることではないです。正解を大事にする日本に生まれ育っている時点で、自由に表現するというゲームにおいては、すでに相手チームに何点も点を入れられているというハンディキャップを課された状態でゲームをスタートさせている

〜引用以上〜


「自分を楽しませる」ことって自然とできることではないの?
率直な感想でした。というのは、私の父が自分を楽しませることに関しては天才だからです。

うちの父は元新聞記者で、事件記者をしていました。中学の時にギターを初め、そこからプロミュージシャンにはなれていませんが、新聞社で働きながら精力的に音楽活動をしていました。うちの小学校などでも歌いにきたことがあります。(父が地元ミュージシャンとして全校生徒の前で歌っているという謎の状況です・当時はすごく恥ずかしかった)

そんな父の背中を見てきたので、小さい時から
「そうか、パパは会社も行きながらミュージシャンやってるし、自分の好きなことはどんどんやっていいんだ」そう思えました。

とはいえ、母が現実的・正解を大事にする日本に生まれ育っている母親代表みたいな人なので、進学校・大学・就職しか奨励ルートがありませんでした。

「大学を出て就職したら、アイドルになる道は詰むのか?」


その問いにワイは身をもってNOと言える道を選んだのです。

やはり会社員と音楽活動を同時にやっている父の生き様を見てきたからこそ、「会社員しながら地下アイドルもアリじゃん?やってやれないことはない!」と思えたのでしょう。

村上春樹は、今まで書きたいことがあるのに書けないことが一度もないそうです。それは昔も今もぶれずに「自分のために書く」ということをしているからだそう。誰かのためとかではなく「自分の気持ち」だけに集中して書いているんです。確かに彼自信、賛否両論の「否」にはあまり動じてないように思います。

「僕は僕で楽しく勝手に書いてるだけだから。読みたきゃ勝手に読んでいいけど」

みたいなスタンスだと思うんです。

だから知り合いの話で村上春樹を読んで「よくわからなかったから1冊でやめちゃった」っていう話を何度か聞きましたが、わからない人はわからないままでいいんですよね。

好き嫌いあっていい。人間だもの。

ぶれずに「否」の意見も知らんぷりして、自分が楽しむことだけに集中して書いていった結果、いつの間にかファンがついてきてたって感じだと思います。

このスタンスがワイもかっこいい・好きだなと思っていて。
想像力をかき立ててくれるし、「春樹のあの小説さぁ〜なんであのラストだったんだろうね」って好き者同士であーだこーだ言えるので、誰がなんと言おうと「好き」なのです。

やまけんさんはその村上春樹の仕事へのスタンス(論文中では表現者シップという)を引用することで、よりわかりやすく伝えたいことを伝えてくださったなぁと思いました。

これからの時代は、「有益か無益か」ではなく、「好きか嫌いか」が重要になってくるだろうなと感じています。

すでにインフルエンサーという言葉があるように、「有名人・芸能人が言ってるから」より「推しが言ってるから」という理由づけで人は行動する時代になっていますよね。

月9ドラマを欠かさず見ていた人が、テレビを消して月曜9時〜推しのインスタライブに釘付けになるようなそんな時代。

だからこそ、唯一無二の突き抜けた存在になれたら強いよねっていう。

ワイ自身も「自分をコンテンツ化して、自由になれる人を増やしたい!」という野望があるので、その野望のためにはなくてはならない必読論文だと感じました。

線を引いたところはまだ膨大にありますので、書いているとキリがなくなるということで割愛します。(ほんとはかきたい。自分のアウトプットのためにも書きたい。多分5万文字は超えるであろうw)

WEBで読むのが苦手な方は、プリントアウトして赤線引きながら読むのおすすめですよ!めちゃくちゃ頭の中に入ってきます。
※表裏でプリントしたら30枚くらいでいけます!

やまけんさんは今年書籍を出されるとのことで、そちらも楽しみです。

ワイはやまけんさんのメルマガも取っているのですが、そこ経由だったかな?やまけんさんのオープンチャットで1週間質問し放題という神企画が進行していまして。早速質問しました。(だって絶対得だよ。質問した方が。醜態晒されるけどそんなの関係ねぇ)

長くなるので質問と回答全文は割愛しますが興奮した部分を抜粋。

オリジナリティを作るときの三段階

一段階目:難しく考えず自由にやって楽しい気持ちになれるか?人からの承認なしで、楽しい気持ちだけ続く状態になる。自給自足型のエネルギーシステムを作ること

二段回目:自己批判力を鍛え、自分独自の「ものさし」を作っていいこと。自分が出すものへの納得度を上げていくこと。これにより自分の軸が強くなり、「批判に強く」なる

ワイはここまではある程度できている、と言われました。

三段回目:自己相対化。周りを見渡し、自分と同じようなことをやっている人が本当にいないかを調べ、ボジションを定め、やっていることの調整をしていくこと。
(ここはほとんどの人が自分1人ではできないそう)
★編集やプロデューサー的な壁打ち相手がいることで初めてできるそう。

・月100万円くらい働かなくてもお金が入る仕組みを作る
・1日15分だけ配信で人前に出て、月1回でのセミナー登壇や交流会を仕切る

・残りの時間は執筆やら映画やら好きな人のワークショップ、セミナーなどに参加
・健康のために何かをする
・興味が向いたところに没頭する

ワイ自身、「こんな生活が自分には合ってるだろうな」ということに対してのフィードバック↓

この部分を見た時に、このままいくとおもしろくなるのは難しそう、せっかくおもしろいことをやってきてるのに「もったいない」っていうのがストレートな感想です(笑)。

はい、上の太字2行は「妄想ゆびきゅうらんど」の部分ですね。
要は、オンラインサロンの会員数が単純に1000人になったらいけそうな夢です。

しかし、敏腕プロデューサーやまけんさんの目からしたら「それじゃもったいない」なのです。(本当はもっと色々やりたいことを見透かされた!)

まだ自分1人では気づいていない部分があるんだろうな、そう思いました。

ゆびきゅうさんの文章を見て思うのは、めちゃ「能力が高い人」ってこと。ずば抜けた行動力と集中力、メンタルの強さがある。
逆のマイナスな印象で言うと、突っ走る系で、「弱い人の気持ちを汲む」って言うのが難しそうっていう感じ。実際どうかは関係なく、「そういう印象」を与えやすいんじゃないかっていう傾向ね

なるほどですね。でもそれは一理あると思います。

でも人生うまくできているな、と思うのが、今まで深く関わってきた人

・地下アイドルの相方・冬斗さん
・ギターボーカルユニットの相方Mちゃん
・現在のパートナーNくん

全員、控えめで謙虚、優しい、人の気持ちを汲むことのできるタイプなのです。
仲良くなる友達にも上記のタイプが圧倒的に多い。。

多分、ワイと全く同じタイプが2人並んだらケインコスギ並みに濃すぎると思うんですよね。うっざい感じになって賛否両論で言う「否!」「否!」「うっせぇ」「うっせぇ」「うっせぇわ」の嵐だったと思うのです。(卑下しすぎ?笑)

だって「自分のことがウザいくらいに好きな人・自己愛の鬼」ってもうそれだけで「暑苦しい!」てなる人はなると思いますもの。

しかしその反面、弱い人・自分に自信が持てないタイプとも磁石みたいにガチッとハマった時、恐るべきパワーを発揮するのだと思います。

ワイが荒削りの暴れ馬だとしたら、それに乗ってうまく操ってくれたら上手くいく的な感じでしょうか。

しかし、このやまけんさんのフィードバックはかなりヒントになりました。

ゆびきゅう=「弱い人の気持ちを汲むのが難しそう」なイメージが横行している前提で、そのイメージを綺麗に裏切ることができた時、より強固な熱狂が生まれるのではないか?ということです。

やまけんさんのメルマガでもあったと思うのですが、

「人は、とある対象物が自分の想像を遥かに超えてきた時に感動する」と話があったと思います。(人気リラクゼーション悟空の気持ちの回だったかと)

その感動が大きければ大きいほど「熱狂」へと変わり、人に勧めたくなるくらいの熱を帯び、その熱は何年経っても持続するという。

その上で、ぽんっと浮かんだ言葉はこれです。再確認にも近い感じ。

ワイはタピオカではなく納豆になりたいのだ

※ちなみにワイの一番好きな食べ物は納豆です。これはぶれずに高校くらいから言い続けてます。あんなに美味しくて安く手に入るのに、毎日食べても飽きなくて、ご飯に乗せて食べた瞬間、めちゃくちゃ幸せな気持ちにさせてくれるから。生卵との相性もいいし。あいつら絶対結婚した方がいい。

色々脱線はしましたが、自分をコンテンツ化していきたい方、ここから個性を活かして何者かになりたいという野望がある方には参考になる部分が多いので、自分に置き換えて読んでみたら面白いと思います。

もう一度貼っておきます。

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